LINEとジェイアール東日本企画は共同で、LINEが運営するコミュニケーションアプリ「LINE」および「LINE」関連サービスを対象とした運用型広告配信プラットフォーム「LINE Ads Platform」において、「LINE」と電車内広告の連携に関する実証実験を開始した。

実証実験では、山手線の車両内に設置した「LINE Beacon」を活用し、中づり広告やまど上チャンネル等に表示される動画広告と、乗客の「LINE」とを連携する施策を実施。

「LINE Beacon」を利用中の乗客の「LINE」上に表示される「LINE Beacon」のバナー通知から、近くにある車内広告に関連したキャンペーン情報やクーポンを配信することが可能になり、「LINEリサーチ」の調査メニューを組み合わせることで各施策の効果測定を行える。

さらに実証期間内において機能拡張を進め、2020年1月以降、当該バナーからLINE公式アカウントの友だち追加を促すほか、ユーザーを外部のWebページに遷移させて商品購入や来店予約などを促すことも可能になる予定だという。

また、LINE公式アカウントやLINE Ads Platformと共に活用することで、電車内でのバナー通知の開封有無をもとに、興味を持ったユーザーに対する降車後の「LINE」を通じた継続的な情報配信にも対応する。

これにより、ウェブ検索などを行うことなく、普段利用している「LINE」上でリアルタイムかつシームレスに情報を受け取ることが可能な、電車内における新たなユーザー体験の実現を目指す。