米Microsoftは3月5日 (現地時間)、Microsoft Storeのアプリ開発者契約「Microsoft Store App Developer Agreement (ADA)」を改定した。新しい収益分配率モデルが含まれ、アプリ開発者への支払いが最大95%に引き上げられた。

5日にアップデートされたADAは、新しいStoreの手数料と収益配分を反映するように「6 (b). Storeの手数料」が更新されている。新しいストア手数料の対象は、Windows 10 PC、Windows Mixed Reality、Windows 10 Mobile、Surface HubのMicrosoft Storeで購入されたコンシューマー向けアプリ、アプリ内購入など。ゲームおよびXboxコンソールからの購入は対象外だ。

これまでStore手数料はアプリが純収益の30%、アプリ内課金が15%だった。更新後は、Microsoft StoreコレクションやMicrosoft Storeの検索、またはMicrosoftによる働きかけからの購入が全て15% (開発者の取り分: 85%)になる。そうした推薦購入に付くCIDまたはOCIDがWeb検索のインスタンスに付いていない購入、例えば開発者が提供するディープリンク (開発者のWebサイトからなど) を通じて獲得した場合などは5% (開発者の取り分: 95%)になる。