Tecmint.comは11月20日(米国時間)、「4 Ways to Find Out What Ports Are Listening in Linux」において、Linuxで使われているポートに関する情報を出力するコマンドについて伝えた。使われているポートを調べることにより、どのようなサービスが動作しているのかを知ることなどが可能。
紹介されているコマンドの主な使い方は次のとおり。
コマンド | 内容 |
---|---|
netstat -l | リッスンポートを一覧表示する |
ss -lntu | リッスンポートを一覧表示する |
sudo nmap -n -PN -sT -sU -p- localhost | リッスンポートを一覧表示する |
sudo lsof -i | 使われているネットワークファルを一覧表示 |
netstatコマンドは多くのオペレーティングシステムでデフォルトのコマンドとして用意されている。-lといったオプションは共通であることが多いが、それ以外のオプションはオペレーティングシステムごとに異なっており、利用時は注意が必要。
nmapコマンドは調査には時間がかかるが、強力なツールであり、利用しているポートを調べる方法としてよく使われている。lsofは使われているファイルを調べるためのコマンドだが、UNIX系オペレーティングシステムではネットワークに関してもファイルシステムを通じて抽象化されているため、lsofコマンドを使ってポートの状況を調べることができる。