Tecmint.comは10月29日(米国時間)、「Bat - A Cat Clone with Syntax Highlighting and Git Integration」において、シンタックスハイライト機能を持ったcatコマンドクローンであるbatコマンドの使い方を紹介した。batコマンドを使用することでソースコードなどのデータをシンタックスハイライトした状態で閲覧することができる。

紹介されているbatコマンドの主な使い方は次のとおり。

コマンド 内容
bat ファイルパス シンタックスハイライト表示
bat --line-range 開始:終了 ファイルパス 表示行範囲指定シンタックスハイライト表示
bat --list-languages ファイルパス シンタックスハイライトサポート言語一覧表示
bat -l 言語名 言語指定シンタックスハイライト表示
bat --list-themes サポートテーマ一覧表示
bat --theme=Github ファイルパス テーマ指定シンタックスハイライト表示
  • batコマンドの実行サンプル

    batコマンドの実行サンプル

  • batコマンドの実行サンプル 表示行範囲指定

    batコマンドの実行サンプル 表示行範囲指定

  • batコマンドの実行サンプル サポート言語一覧表示

    batコマンドの実行サンプル サポート言語一覧表示

  • batコマンドの実行サンプル 言語指定表示

    batコマンドの実行サンプル 言語指定表示

batコマンドはデフォルトではページャとしてlessコマンドを使うようになっている。しかし、--pagingオプションで利用するページャコマンドを指定することができるほか、環境変数PAGERまたはBAT_PAGERでページャを指定しておくこともできる。PAGERとBAT_PAGERが双方ともに設定されていた場合はBAT_PAGERが使われる。lessの代替としてbatを使う場合は、--style=plainを指定するなどしてlessコマンドと似た出力をするようにすると違和感を抑えられる。