サイボウズは10月22日、中堅・大規模組織向けグループウェア「Garoon(ガルーン)」のパッケージ最新版バージョン「Garoon 4.10」の販売を開始した。

  • デザインが刷新された、最新版「Garoon 4.10」

    デザインが刷新された、最新版「Garoon 4.10」

Garoonは、中堅・大規模組織向けグループウェアで、同社によると国内外4,800社、200万人に導入されているという。

今回リリースされた最新バージョンでは、従来のUIを踏襲しつつより見やすく使いやすい画面デザインへと刷新された。

また、優先度の高い自分宛の情報を素早く確認できる「メンション(宛先追加)」機能が追加された。組織、ロール、個人に対して設定が可能で、メンションをクリックすると所属しているユーザーを確認できる。加えて、複数名を同時にメンションする「全員に返信する」も搭載された。

さらに、スペースの管理者が使用期限を設定することが可能になったほか、システム管理者が期限内/期限切れのスペースを一括で削除できる機能が追加され、カテゴリの設定画面で、期限内/期限切れのスペースを絞り込み、対象のスペースを確認した後に一括削除が可能となった。

そのほか、メッセージにメンション(宛先指定)機能や未読化機能が追加されたのに加え、通知一覧がメンション機能に対応。また、受信メールサイズの最大制限値に100MBが追加され、従来より1通あたりの容量が大きいメールも受信することが可能となる。

また、スケジュールのREST APIが搭載され、Garoon以外のスケジューラーに登録された予定をGaroonにも同時登録するなど、より柔軟なカスタマイズが可能となっている。