デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)と、技研商事インターナショナル(GSI)は11月21日、DMP「AudienceOne」のデータ提供モデル「AudienceOne Discovery」に、オンラインの興味・関心オーディエンスデータを活用したエリアマーケティング用の統計データを拡充し、広告主および広告会社向けに提供開始すると発表した。

データ連携のイメージ

DACは、独自アルゴリズムを活用した郵便番号単位の居住者判定技術と、ユーザーのオンライン行動データを解析した興味・関心データを組み合わせ、データ量と更新性を担保した興味・関心統計データを開発。この統計データとGSIの商圏分析ツール「MarketAnalyzer」を連携させることで、「MarketAnalyzer」の保有する全ての統計データとオンライン行動で捉えられるユーザー嗜好性のデータを組み合わせた詳細な分析など、エリアの特徴を捉えたエリアプロファイリングデータの拡充ができるようになる。

これにより、新聞折込広告や無宛名ダイレクトメールなどオフラインメディアを扱っていた広告主や広告会社は、オンラインユーザー行動を起点として、より効果的なエリアマーケティング活動を行うことができるとしている。