ゼブラテクノロジーズは9月28日、「NetEvents Global Press & Analyst Summit Innovation' in 'IoT & Cloud, AI&Security"」の中で、米国で最上位に位置するプロアメリカンフットボールリーグのNFL(National Football League)の公認のサプライヤーであるWilson Sporting Goodsと提携したことを発表した。同イベントは、日本時間の9月28日、29日、30日にアメリカ カリフォルニア州サンノゼで開催されており、グローバルのITサービスプロバイダやアナリスト、関連のメーカーといった35か国の団体が集うテクノロジー・カンファレンス。

米Zebra Technologies バイスプレジデント ジョン・ポラード氏(右)とプロダクトマネジメントリーダー マイク・キング氏(左)

同社は2001年9月にシンガポールに本社を設立し、シリコンバレーにも支社を有する企業。プリンタ、スキャナ、モバイルコンピュータといったハードウェアのアナリティクスの拡張機能といったソリューションを提供している。

今回の提携によって、同社は、2017年のNFLシーズンに各試合のRFIDタグ付きのボール、ユニフォームといった用具を設計し展開する。これによって、選手及びボールのリアルタイムの位置や速度、回転データといったの情報収集が可能になるという。

ユニフォームの肩の部分(白いところ)に埋め込まれたRFIDタグ

同社は、NFLの「公認オン・フィールド・プレーヤー追跡プロバイダ」として、4年の実績を有しており、NFLゲーム中にデータ収集を可能にするために、RFIDタグをプレーヤーが来ているユニフォームやボールに取り付けて、それぞれの動きを追跡・計測する。計測されたフットボールのデータは、NFL.comやインゲームのテレビ放送といったメディアプラットフォームを活用される。

またそれ以外にも、NFL競技委員会が、所属クラブが収集したデータを今後どのように活用できるかを考え、収集したデータを評価しており、選手育成のコーチや選手間のトレードといった選手の価値を客観的に評価するための指標として活用しようと検討している。

社内で様々なツールを活用し、分析・評価をしている。

同社のマイク・キング プロダクトマネジメントリーダーは「NFLのゲームサッカーの仕様に準拠しながら最大限のパフォーマンスを維持するために、タグをボールに埋め込むためのRFIDタグと位置の最適なサイズを決定し検証した」とし、「RFIDタグは、2017シーズンのすべての試合で毎回25回キャプチャされ、場所とパフォーマンスのデータを測定。ボールのデータは、ボールがプレーヤーの2倍以上の速度で移動するため、プレーヤーのトラッキングデータの2倍の速度で収集している」と話す。

また、「2017シーズンのフットボールの計測と追跡に加えて、プレーヤーの肩パッドにRFIDタグを埋め込んで動きを追跡し、プレーヤーのスピード、移動距離、加速度などの情報を提供することで、調整しており、ニューオーリンズのセインツといった、ソリューションを使用しているNFLチームが実際に増えており、実際にタグ付きサッカーが提供する新しい情報がどんな展開を生み出すか楽しみだ」とコメントしている。