東京地下鉄(東京メトロ)は6月14日、MAMORIOと協力し、6月19日から、飯田橋駅構内の忘れ物総合取扱所、銀座線渋谷駅、丸ノ内線池袋駅および有楽町線新木場駅の4カ所において、お忘れ物自動通知サービスの実証実験を実施すると発表した。

同サービスは、MAMORIOが提供する専用タグと専用アンテナを活用し、持ち主が所持品の位置情報を確認できるもの。専用タグを付けた所持品を紛失した場合、専用タグから発信される位置情報を交通機関や商業施設等に設置された専用アンテナが受信し、その位置情報を持ち主に通知 する。

渋谷駅、池袋駅、新木場駅の駅事務室の専用アンテナは、配備済みの案内用タブレット端末に専用アプリをインストールして利用する。

お忘れ物自動通知サービスのイメージ

専用タグの使用イメージ

忘れ物の持ち主への通知イメージ

今回、忘れ物総合取扱所と忘れ物の取扱いが多い3駅の駅事務室に専用アンテナを設置し、専用タグを付けた忘れ物の情報を乗客に迅速にお知らせし、早期発見・引渡しにつなげることを期待しているという。