伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は6月12日、SAPジャパンの協同開発検証センター「CO-Innovation Lab(略称:COIL)Tokyo」で基幹系特化型クラウドサービス「CUVICmc2」を用いた検証サービスを開始すると発表した。

「CUVICmc2」は基幹系システムに特化したIaaSで、米Virtustreamの独自技術を活用してパフォーマンスに対する保証、高セキュリティ、実使用量の従量課金を実現している。

「CUVICmc2」では、インメモリデータベース「SAP HANA」を仮想化した環境でのパフォーマンス測定、クラウドでSAPソリューションを使用した予測分析や既存システムからIaaS環境への移行についての検証などを可能としている。

両社はパートナー企業と共同で、COIL Tokyoを活用してSAP Business Suite powered by SAP HANAのインフラにフォーカスした最新技術の検証を進めている。

加えて、「COIL TokyoとCUVICmc2を連携させたIoTデモシステムの構築」と「COIL Tokyoを通した、グローバルでのクラウドソリューションの開発」も進めている。

「CO-Innovation La」のインフラストラクチャ