freeeは10月13日、freeeが提供する「クラウド給与計算ソフト freee」とネオレックスが提供するiPad向け勤怠管理アプリ「タブレット タイムレコーダー」とのデータ連携を発表した。

クラウド給与計算ソフト freeeは、入社時の各種手続きから日々の給与計算やマイナンバー管理まで、同一サービス内で対応できるソフトウェア。クラウドサービスであるため、毎年変更される各種の税率や保険料率などの法改正などにも自動で対応し、1クリックで給与額・税金・保険料の計算・給与明細の発行などを行える。

タブレット タイムレコーダーは、iPadをタイムレコーダーにする勤怠管理アプリ。3ライセンスまでは無料で、10ライセンスごとに1万800円のライセンス買取方式となるため、月額費用などは一切不要。勤務実績の集計を自動化できるなどの性能を備えつつ、毎日の写真撮影や各種のグラフ、ビデオメッセージ、天気予報などの機能を備えている。

今回の連携により、タブレット タイムレコーダーで記録・自動集計した勤務実績のデータをfreeeに取り込み、そこから1クリックで給与計算を行うことが可能になった。freeeはこれまで、さまざまな勤怠管理サービスと連携してきたが、タブレット専用の買い切り型のアプリとの連携はこれが初となる。従業員全員に端末を配布していない業態のスモールビジネスにおいては、同社によると、タブレットに最適化された勤怠管理サービスは高いユーザー価値を発揮できるとしている。