AOSデータとカプセルウェアは1月19日、法人向けクラウドバックアップサービス「AOSBOX Business」と「CAPSULE-WARE」を連携し、重要情報保護ソリューションとして「CAPSULE-WARE for AOSBOX」を提供開始した。

CAPSULE-WARE for AOSBOX

「CAPSULE-WARE for AOSBOX」は、「AOSBOX Business」がバックアップ対象先としてPC上に設定される同期用フォルダ内情報保護やマルウェアなどの不正プログラムの実行を防御するサービス。

「AOSBOX」の強固なクラウドセキュリティ技術とAOSのエンドポイントセキュリティ技術を連携させることで、システム全体として情報漏洩しない「AOSBOX」利用環境を実現するという。

主な機能として、同期用フォルダ外へのファイルの持出し禁止や同期用ファイル内での不正プログラムの実行防止する。また、カプセルスペース間でのファイル共有が行える。

ファイル共有時の伝送ファイルの自動暗号化では、暗号ファイルはカプセルスペース内でのみ展開を可能にして情報を保護する。送信先ファイル展開時の設定では、期限が経過するとファイルを自動的に削除する機能も備える。

なお提供価格は、1PCあたりの年間使用ライセンスが税別1万5000円から。動作環境はWindows 7/8/10。標準で実行可能なアプリケーションは、Word/Excel/PowerPoint/Adobe Acrobat/メモ帳となっており、それ以外のアプリケーションを実行する場合は、別途有料オプションが必要となる。