NTTソフトウェアは10月14日、社内外のビジネスコミュニケーションをタイムリーに行う新製品「ProgOffice Enterprise(プログオフィス エンタープライズ)」を12月より販売すると発表した。

「ProgOffice Enterprise」画面イメージ

同製品では、ビジネス活用の多いクラウドサービスとコミュニケーションツールを連携させる。「電話」「メール」「チャット」などの連絡手段を、Sansanの「名刺管理」、セールスフォース・ドットコムの「営業管理」などのさまざまなクラウドサービスと連携し、同じ画面上に表示する。

社外への連絡時には、名刺情報と営業情報を連携して、よく連絡する人や営業状況に応じて顧客一覧の表示順序や状況表示を更新する。また、Salesforce.comの日報情報に応じて、最適な連絡手段を名刺情報と連動してナビゲート。トラブル対応時であれば「電話」を表示し、「メール」をグレーアウトするといった動作も可能となる。一方で社内への連絡では、相手が会議中のステータスであれば電話をグレーアウトするなど、相手のスケジュール状況に応じた連絡手段を表示できる。

現在利用しているクラウドサービスがあれば、およそ10分で連携し利用できるようになるという。また、NTTドコモのオフィスリンクとの連携により、通話料コストも削減できるとしている。価格は1ライセンスが月額500円(税別)で、年間契約、100ライセンスからの提供となる。