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Googleは7月21日(米国時間)、「Google Cloud Platform Blog: Kubernetes V1 Released - Cloud Native Computing Foundation to Drive Container Innovation」において、Kubernetesが初のメジャーバージョンとなる「Kubernetes V1」に到達したと発表した。コンテナ・ツールセットのビルドなどにおいてまだ開発作業が残っているものの、すでにプロダクションユースレベルまで仕上がっていると説明がある。

Kubernetesはオープンソース・ソフトウェアとして開発が進められているコンテナ・オーケストレーション・システム。コンテナなどの仮想化技術を使ったクラスタ・システムの管理をより容易にすることを目的としたソフトウェアで、1年以上前からGoogleが取り組みを進めていた。今回、その成果が発表されたことになる。

Googleは同時に、開発の主軸をGoogleからLinux Foundation傘下のCloud Native Computing Foundation(CNCF)へ委譲すると発表。Googleは積極的な開発を継続するとしながらも、主体を第三者機関にすることでより多くのパートナー企業がKubernetesの活動に参加することを期待しているようだ。

コンテナ技術をベースとしたクラウド・プラットフォームの活用はこの1、2年で大きく成長したため、まだ業界標準と言える仕様が固まっていない状態にあり、標準化を進める取り組みもさまざまなレベルで複数の組織やプロジェクトが活動している。GoogleはKubernetesをオープンソース・ソフトウェアとして公開し、さらに主権を第三者機関に委譲することで、Kubernetesがより広く普及することを狙ったと見られる。