全国農業協同組合連合会(JA全農)の子会社となるJA全農青果センターと、大日本印刷(DNP)の子会社DNPメディアクリエイト(DMC)は共同で、スーパーなどにて販売される青果物のパッケージを媒体として、他の商品の広告や商品を使ったレシピの掲載、試供品の添付などを行う新しい広告サービス「フレッシュアド」の本格運用を開始すると発表した。

「フレッシュアド」概要

同サービスは、青果物のパッケージにその食材を用いたレシピや、調味料・調理用品などの広告を掲載するもの。

DMCは、その広告と連動した店頭プロモーション企画や、店頭広告の制作・設置、試食・実演販売、効果分析、雑誌のレシピや記事との連動企画などを提供し、青果物を軸とするクロスMDをトータルに支援する。

今後DMCは、JAグループが持つ青果物以外の食材へ「フレッシュアド」を展開し、DNPとともに、多様な食材を組み合わせたクロスMDの広告サービスを広く展開する予定。同サービスに関連して、2015年度までに累計で3億円の売上を目指す。