米Googleは1月13日(現地時間)、ドメイン登録サービス「Google Domains (Beta)」の一般提供を米国で開始した。同社は昨年6月から招待制で規模を制限しながら試験的に同サービスを提供していたが、米国の居住者 (Google Walletに登録してあるクレジットカードの請求住所で判別)なら誰でも利用できるようになった。料金は年間12ドルから。

Google Domainsでは、ドメインの検索、購入、移管、管理などを行える。基本サービスには、Whois情報から個人情報が漏れないようにするプライベート登録、ドメインフォワーディング/サブドメインフォワーディング、メールフォワーディング(最大100個のメールエイリアス)、サポート(メール、チャット、電話)が含まれる。「.company」「.florist」「 .coffee」などを含む60以上のトップレベルドメインに対応。Dynamic DNS、リソースレコード、ネームサーバ、TTL、ドメインロックなどをシンプルに管理できるマネージメントツールが用意されている。Bloggerが統合されており、ユーザーのドメインを使ったブログを簡単に作成可能。またShopify、Squarespace、Weebly、WixといったWebサイトビルダーと連係し、プランや機能の比較、テーマ探しなどを行える。

GoogleはGoogle Domainsを米国以外の地域にも拡大する計画で、サービス開始の情報をメールで受け取るための登録ページを用意している。