ドメイン名を管理するICANNは6月13日(現地時間)、gTLD(ジェネリック・トップレベルドメイン)において、企業名・団体名、一般名称なども使用できるとする拡張に伴い、1900件を超える申請リストを公開した。新しいgTLDの申請は、今年の1月12日から5月30日まで行われていた。なお、リストは申請を受理した段階のものであるため、同じgTLDに複数の団体が申請を行っている例などが含まれており、引き続き審査が行われる。
日本からは、企業名やサービス名としてCANON、DNP、DOCOMO、GMO、GREE、GOO、NHK、NICOなどが申請されているほか、地理的名称トップレベルドメインとしてはKYOTO、NAGOYA、OKINAWA、OSAKA、RYUKYU、TOKYO、YOKOHAMAが申請されている。
また、ヨドバシカメラが同社のポイントサービスであるGOLDPOINTを、インターリンクがMOE、さくらインターネットがSAKURA、ソニー・コンピュータエンタテインメントがPLAYSTATIONを申請。米国からの申請にはNINJAも含まれている。
既報の通り、GoogleはANDROID、CHROME、GMAIL、GOOGLE、MAP、SEARCH、YOUTUBEなど約100件を申請しているほか、AppleやYahooも申請を行っている。一方で、FacebookやTwitterなどは申請を行っていず、対応が分かれる形となった。