大日本印刷(DNP)とブイキューブ、およびブイキューブ子会社のパイオニアVCの3社は、各社のシステムを連携させて企業の業務効率化を支援するサービスを提供するための業務提携を行い、DNPが提供するデジタルサイネージ用コンテンツ配信システム「SmartSignage」と、ブイキューブとパイオニアVCが提供するビジュアルコミュニケーションサービスをセットにして販売すると発表した。

DNPが提供するデジタルサイネージとデジタルサイネージ用コンテンツ配信システムと、ブイキューブとパイオニアVCが提供するインターネット上で遠隔間を結び、会議等を実現するビジュアルコミュニケーションサービスをセットにして販売する。

今回の提携によって、通常はデジタルサイネージとして活用しているディスプレイを、遠隔会議開催時のコミュニケーションインフラとして使用することができ、災害発生時などでは、緊急情報の配信・情報共有から対策会議までを迅速に行える。

デジタルサイネージ用コンテンツ配信システムと、ビジュアルコミュニケーションサービスをセットにして販売

これにより、企業内の情報伝達や点検・管理業務、緊急時の対応、製造業の企画・設計・製造等の業務プロセスごとの進行管理など多様な場合において、効率性や利便性を向上させることが可能になる。

10カ所にシステムを導入した場合の販売価格は、初期システム導入費が64万5,000円~、月額利用料が15万9,900円~となる(いずれも税別)。3社は、3年間で約150社への販売導入を目指す。