リバーベッドテクノロジー(以下、リバーベッド)は2月19日、データセンター間のデータレプリケーション特有のニーズに対応できる新たな専用アプライアンスRiverbed Steelhead WAN最適化製品ファミリーの新モデル「Steelhead DX Edition 8000シリーズ」のリリースを発表した。

「Steelhead DX」機能概要

同社では、WANパフォーマンスを最大60倍高速化し、帯域幅を最大99%削減できるとしている。

Steelhead DX Edition 8000シリーズは、データセンター間通信専用に最適化されたソフトウェアおよびハードウェアを備え、最適化WANスループットとして最大2Gbps、および最適化LANスループットとして最大10Gbpsをサポートすると同時に、最大10,000という対規模なTCP/UDPアプリケーションフローの最適化を行う。

また、長距離にわたるデータ転送を高速化する高機能性を備え、さらに、NetApp SnapMirrorやEMC Symmetrix Remote Data Facility(SRDF)など、独自のデータレプリケーション・アプリケーションに対して最適化を提供し、高水準のパフォーマンス、可視性の向上、およびWAN上でのデータレプリケーション処理において、きめ細かなエンドツーエンド制御を実現する。