グローバル調査会社のAPCO Insightは10月11日、「世界で最も愛されている企業トップ100社」の調査結果を発表した。日本からは4位にランクインしたソニーをはじめ10社がランクインしている。

このランキングは、世界の大手企業ブランド600種類以上を対象として、15カ国7万人にアンケート調査を10年間に渡って行ったもの。企業評価のベースには同社独自のEmotional Linkingを利用しており、8つの観点から消費者のブランドに対する愛着を測定しているという。

トップ25ランキング

日本企業では、ソニーが4位と唯一トップ10にランクイン。16位にシャープ、27位にパナソニックとトップ50に電機メーカー3社が並んだ。57位にはソフトバンクが通信事業者として唯一ランクイン。64位は日立製作所。

66位にブリヂストン、67位にトヨタが入り、自動車産業では、ほかに日産が98位にランクインしている。また、77位にANAが航空産業として唯一ランクインしたほか、キヤノンが90位に入るなど、計10社がランクインを果たした。

なお、トップ3は1位がThe Walt Disney、2位がYahoo!、3位にGoogleとなっている。近年、事業が好調なAppleやAmazon、Facebookについては、10年という調査期間の影響か、Appleが9位、Amazonが22位、Facebookが81位にとどまっている。

主要IT企業ではほかに、Microsoftが11位、DELLが15位、HPが19位、htcが30位、Samsungが35位、LGが36位、Intelが37位、IBMが46位などとなっている。

トップ100ランキング