総務省は6月26日、ICT分野のベンチャー企業を支援する仕組みとして「ICTベンチャー技術支援プラットフォーム」を整備し、ベンチャー企業からの技術・サービス等の相談について、技術面からの評価を行う技術評価制度を開始すると発表した。

「ICTベンチャー技術支援プラットフォーム」概要

総務省はこれまで、ICT分野のベンチャー企業を支援する取組として「事業計画作成とベンチャー経営の手引き」等の作成や税制による支援を行う他、独立行政法人情報通信研究機構において、学生や若手を対象としたビジネスコンテストや、ベンチャーキャピタル等の専門家による起業支援を通じて、ベンチャー企業による新事業創出の促進に取り組んできた。

今回、十分な知見を持つ専門家がICT分野の技術の新規性等を評価する仕組みを整備することにより、当該ベンチャー企業が、自ら保有する技術の有効性等について第三者に適切に示すことができるようになること等を目的とした新たな取組を開始する。