Googleは4月26日、「Googleウェブマスター向け公式ブログ」において、ネット選挙に関する注意喚起の記事を公開した。同記事は配布用としてPDF版も公開されている。

記事は、ネット選挙開始にあたり、集客や認知度の向上を目的として検索エンジンの検索結果を人為的に操作する不正な施策を行わないように注意を呼びかける内容。このような施策はGoogleが推奨するウェブマスター向けガイドラインに抵触し、同社はガイドライン違反に対して、検索結果で該当Webサイトの掲載順位を下げる、または検索結果から削除するといった対応を行う可能性があるとしている。

不正な施策は、Webサイトの管理者自身が行う場合だけではなく、作業を委託した業者が行うケースもある。委託業者が実施した悪質な施策により、逆にWebサイトが検索結果に表示されにくくなってしまう事態が発生していることが確認されているという。

同ブログでは、そのような事態に陥らないために知っておくべきことや注意すべきことをまとめた記事「サイトの制作や集客を外注しているサイト オーナーのみなさまへ」も公開している。

また、ウェブマスター向けガイドラインも、Webサイトから閲覧できる。