サイバーエージェントは4月15日、2013年夏に実施される参院選からインターネットによる選挙運動が解禁されることを受け、同社の運営サービスである「Ameba」において、政党や政治家によるインターネットを活用した情報発信や、インターネットユーザーとのコミュニケーションを支援する取り組みを実施すると発表した。

ネット選挙支援の取り組みとして予定されているのは、「Ameba政治家ブログ」でのオフィシャルブログ開設の支援、ライブ動画配信サービス「AmebaStudio」での政治をテーマにした新レギュラー番組の配信、「アメーバピグ」でのアンケート調査や政治座談会の開催、政党によるインターネットプロモーションの支援の4つとなっている。

また、同社はAmebaユーザーを対象に、ネット選挙に関するアンケートを実施している。

アンケートによると、選挙の際、投票判断するためにインターネットで政党や候補者の情報を調べたことがある人は51.3%で、「ネット選挙解禁によってインターネットユーザーの政治への関心・理解が高まると思う」と回答した人は約71.7%となっている。

なお、2012年12月の衆議院選挙で投票していない人のうち59.8%は、「ネット選挙解禁により関心・理解が高まれば選挙にいく」と回答。

政党や政治家が発信する情報をどのソーシャルメディアで見たいかを尋ねた質問では、「ブログ」の選択率が最も多い。また、全体の74.7%の人が「政党や政治家によるブログでの発信があれば、政策を知る機会が増えると思う」と回答している。

アンケート結果(発表資料より)

アンケート結果は同社のWebサイトからダウンロードできる。