彩の国ビジネスアリーナ2013実行委員会事務局は、中小企業の受注確保、販路開拓、技術力向上を促進するために、広域的な企業間連携等による新たなビジネスチャンスの創出の場を提供する「彩の国ビジネスアリーナ2013」を1月30日、31日の2日間さいたまスーパーアリーナで実施した。

同イベントは今回で10回目となるビジネスマッチングのイベント。埼玉県や埼玉県産業振興公社がイベントを支援している。企画展示は次世代自動車や医療福祉、環境エネルギー、宇宙航空といった次世代産業ゾーンのほか、子育てや仕事をがんばる女性を応援する企業が集うウーマノミクスフェア、海外企業出展のグローバルビジネスゾーンといった展示を行った。来場者は30日が8823名が来場した。

同イベントを総括する埼玉県産業振興公社の野中昭夫氏は、「埼玉県の中小企業のビジネスチャンスを増やして、大企業や海外企業とのリレーションを作る商談会の場として活用して欲しい」とイベントへの思いを述べた。

また同会場にて同時開催されていたウーマノミクスフェアは、子育て・仕事をがんばる女性を応援する、というコンセプトで女性、子育て向けの商品、サービスを展示、体験できるコーナーを儲け、女性の就業支援を図るイベント。女性の就業支援を行っているコーディネーターの宮本直美氏は、「専業主婦の95%は働きたいと思っている、その働ける選択肢を広げるためにこういったイベントを今後も開催していきたい」と強調した。