ネットギアジャパンは9月20日、ホーム向けNAS「ReadyNAS」Duo v2及びNV+v2の最新ファームフェア「RAIDiator 5.3.6」を、9月12日にリリースしたと発表した。

「ReadyNAS DUOv2」

「ReadyNAS NV+v2」

「RAIDiator 5.3.6」には、「ReadyDROP」サービスが追加され、これにより、ドラッグアンドドロップでファイルをクラウド上にバックアップ・同期することが可能となった。「ReadyNAS」に格納されたデータはPC、Mac、iOS、およびAndroid端末などの設定されたデバイスに自動的に同期され、ユーザーは、インターネットに接続されたモバイル環境から自宅のストレージに格納されているファイルを開く・保存することができる。

また、Mac OSのTime Machineのリモートバックアップに対応しており、インターネットを介してリモート環境から接続されているデバイスに対して自宅のNASにバックアップを行うことができる。

バックアップについては、以前はローカルのみバックアップが可能で、クラウドベースのリモートバックアップは課金サービスに加入する必要があったが、同ファームウェアではこれらの機能が無料で利用できる。

また、今回追加された「ReadyDLNA」では、ReadyNASからリモートのモバイルデバイスに対して直接メディアストリーミングを行うことが可能になり、「ReadyNAS Replicate」では、クラウド上でセキュアにReadyNASのミラーリングが可能で、災害時のリカバリーソリューションとして利用できる。

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