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Adobe Systemsが、Flash Player 11.1を最後にモバイルプラットフォーム向けのFlash Playerを出荷しないと発表したことを受け、Flexチームから今後のFlexの動向が発表された。開発やサポートは継続するものの、開発の運営は外部のオープンソース組織に委ねる形に変更していくようだ。

説明によれば、Adobe SystemsはFlexの開発は継続し、またサポートも継続するとしている。ただし、Flex SDKに関してはオープンソース関連の組織へ寄贈する形を取り、今後はFlex SDKエンジニアリングチームから何名か割り当てて開発を継続。Adobeとしては成果物をFlex SDKとしてリリースしていくスタイルに変えていきたいという。

最終的に開発の主体はHTML5技術をベースとしたものへ移行させる意向があるようで、Flex SDK関連のエンジニアも徐々にそちらへシフトさせていくようだ。当面は11月29日(米国時間)における「Flex 4.6 SDK」のリリース作業に取り組むという。その後のFlex SDKの方向性については、Flex 4.6 SDKが公開された後のAdobeからの正式な発表を待つ必要がありそうだ。