京セラコミュニケーションシステムは、サイバートラストと連携して、スマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスから社内ネットワーク・システムへの安全な接続を可能にするスマートデバイス端末認証サービスを、8月1日から提供開始すると発表した。価格は別途相談。

このサービスは、サイバートラストの「サイバートラスト デバイスID」との連携により、許可された端末のみを社内に接続させるリモートアクセス環境を提供。

iPhone/iPadの端末識別情報(IMEIなど)を元に端末認証を行い、システム管理者が許可した端末だけに、コピー不可の状態でデバイス証明書を登録する。デバイス証明書の登録は、メールで通知されるURLへ無線LANや3Gネットワークでアクセスするだけで可能なため、端末の回収、登録、配布を必要とせず、証明書の登録と同時に、セキュリティ設定やWi-Fi設定などデバイス管理情報をまとめて適用することも可能。

サービスイメージ

VPNアクセス時は、端末に登録されたデバイス証明書とVPNゲートウェイにインストールされたサーバ証明書の相互チェック、およびID/パスワードによるユーザ認証の二要素認証を行う。

動作確認済みの端末は、iPhone 3G/3GS/4、iPad/iPad2(iOS 3.0以上)で、Cisco社製VPNゲートウェイへのアクセス環境提供するが、順次Android端末や他VPNゲートウェイ機器へと対応環境を拡張する予定だという。