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UbuntuやFedoraなど人気のある最新のディストリビューションはインストールから利用、アップデートまでよく組まれており、ターミナルが使えなくても問題なく利用できることが多い。しかし、ある程度慣れてきたらGUIを使うよりもCUIを使う方が作業効率がいいことがあることもまた事実。また、サーバとして運用している場合にはCUIで利用するしたり、遠隔ログインしてCUIベースのターミナルで作業することも多い。
50 Most Frequently Used UNIX / Linux Commands (With Examples)において、UNIXやLinuxでよく使われるコマンドが50個紹介されている。ビギナーユーザにはコマンドの参照リストとして、中級者以上のユーザには知らないコマンドのチェック用として参考になる。
- tar(1) - ファイル・ディレクトリ一括化・展開コマンド
- grep(1) - テキストパターンマッチングコマンド
- find(1) - ファイル・ディレクトリ検索コマンド
- ssh(1) - OpenSSHクライアント(リモートログインコマンド)
- sed(1) - ストリーム型テキスト処理コマンド
- awk(1) - テキスト処理コマンド
- vim(1) - 高性能Viエディタ
- diff(1) - ファイル差分チェックコマンド
- sort(1) - 整列コマンド
- export - 環境変数設定・閲覧用シェル組み込みコマンド
- xargs(1) - 標準入力を引数としてコマンドを実行するコマンド
- ls(1) - ファイル・ディレクトリ情報一覧表示コマンド
- pwd(1) - カレントディレクトリ表示コマンド
- cd - カレントディレクトリ変更シェル組み込みコマンド
- gzip(1) - ファイル圧縮・伸展コマンド
- bzip2(1) - ファイル圧縮・伸展コマンド
- unzip(1) - ZIPファイル伸展・展開コマンド
- shutdown(8) - システムシャットダウンコマンド
- ftp(1) - FTPクライアント(ファイル転送コマンド)
- crontab(1) - スケジュール指定コマンド実行編集コマンド
- service(8) - システムサービス管理コマンド
- ps(1) - プロセス情報表示コマンド
- free(1) - メモリ・スワップ容量使用状況表示コマンド
- top(1) - プロセス情報逐次表示コマンド
- df(1) - ディスク容量使用状況表示コマンド
- kill(1) - プロセス終了コマンド
- rm(1) - ファイル・ディレクトリ削除コマンド
- cp(1) - ファイル・ディレクトリコピーコマンド
- mv(1) - ファイル・ディレクトリ移動コマンド
- cat(1) - ファイル閲覧・結合コマンド
- mount(8) - ファイルシステムマウントコマンド
- chmod(1) - ファイル・ディレクトリパーミッション変更コマンド
- chown(1) - ファイル・ディレクトリオーナ情報変更コマンド
- passwd(1) - パスワード変更コマンド
- mkdir(1) - ディレクトリ作成コマンド
- ifconfig(8) - ネットワークインタフェース設定コマンド
- uname(1) - システム情報表示コマンド
- whereis(1) - コマンドパス・マニュアルファイルパス表示コマンド
- whatis(1) - マニュアル要約表示コマンド
- locate(1) - 名前一致によるパス表示コマンド
- man(1) - マニュアル表示コマンド
- tail(1) - ファイル末尾表示コマンド
- less(1) - テキストファイル閲覧コマンド
- su(8) - ユーザID変更・スーパーユーザへ変更コマンド
- mysql(1) - MySQLコマンドラインツール
- yum(8) - YUMパッケージマネージャ
- rpm(8) - RPMパッケージマネージャ
- ping(8) - ICMP ECHO_REQUEST送信コマンド
- date(1) - 日付表示・日付設定コマンド
- wget(1) - ファイルダウンロードコマンド
UNIX / Linuxのコマンドは使っていくうちに数多く覚えるようになる。50のコマンドとなると多いように思えるかもしれないが、50 Most Frequently Used UNIX / Linux Commands (With Examples)に掲載されているコマンドはどれも基本的でよく使われるコマンドであり、すでにすべて活用しているというユーザも多いだろう。