12月3日より24日まで、東京・銀座のギンザ・グラフィック・ギャラリーにて創刊から30年にわたる雑誌『広告批評』の軌跡を紹介する「広告批評展 <ひとつの時代の終わりと始まり>」が開催される。

同展は、1979年に創刊してから30年にわたり「大衆の視点」で広告を追いながら、時代を読み解いてきた雑誌『広告批評』の軌跡を紹介するギンザ・グラフィック・ギャラリーの第282回企画展。

これまでに同誌を彩った100余人の「人」に焦点を当てたもの、数年ごとにアートディレクション(AD)が大きく変わるロゴと表紙、初代編集長・天野祐吉氏が選ぶ、この30年の時代を代表するCMや新聞広告などの展示を通して、マス広告の全盛期をかけぬけた同誌の意義を問いなおし、Webとの連携時代を迎えたこれからの「広告批評」のあり方を考えるというもの。

なお、展示のアートディレクションはグルーヴィジョンズが担当。会期中には、2回にわたるギャラリートークも行われる予定。期日などの詳細はWebサイトにて後日告知されるとのこと。

『広告批評』の表紙デザイン

1979年4月創刊準備号(0号):天野祐吉+広重昌彦

1979年5月創刊号:天野祐吉+広重昌彦

1983年12月 55号:横尾忠則+横尾美美

1985年6月 73号:横尾忠則+横尾美美

1990年1月 133号:天野祐吉+かとうゆめこ

表紙デザイン+アートディレクション

1998年7・8月 218号:佐藤可士和

2005年2・3月 290号:グルーヴィジョンズ

2006年1月 300号:グルーヴィジョンズ

(C)広告批評

広告批評展

会期 2009年12月3日(木)から12月24日(木)
会場 ギンザ・グラフィック・ギャラリー
開場 11時から19時まで(土曜日は18時まで)
休館 日曜・祝日
入場料 無料