Ora Time and Expense』は、プロジェクトやタスク単位に費やした時間(稼働時間)を計算し、タイムシートを作成してくれるAIRアプリケーションです。通常、タイムシートは用意されたフォーマットに直接入力したり、タイムカードなどを参照して数値を割り出しますが、「Ora Time and Expense」はアプリを起動すると時間を計ってくれるうえ上、定められたフォーマットでタイムシートを自動的に作成してくれるので、稼働時間の管理が非常に楽になります。

タスクの一覧表。たとえばタスクやプロジェクト毎に分類し、各項目の時間を測定することが可能だ

タスクの追加はもちろん任意でできる。日付や分類するプロジェクトを設定するなど、細かな設定が可能だ

「New Excense」ボタンから、プロジェクトの追加が出来る。各案件ごとに適切なプロジェクト名を設定しよう

データからタイムシートを作成する場合は、「Ora Time and Expense」起動画面の「Reports」ボタンを押し、レポート対象の日付範囲を指定します。データはCSV/ HTML/ XLS/ XML形式から選択できるので、タイムシートをそのままWebページにアップロードしても問題はありません。効率的にタイムシートを作成できるので、"時間管理の確認のために時間が取られてしまう"ということもなくなります。あらゆる業務でPCが必須な現在、PCさえあればタイムシートが作成できてしまう「Ora Time and Expense」を使った時間管理に取り組んでみてはいかがでしょう。

(森さおり/デジカル)

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