インターネットサイト構築などを行うディバータは21日、国内最大手のSNS「mixi(ミクシィ)」で提供が開始された「mixi OpenID」を利用して、mixiのコミュニティに参加しているメンバー限定の会員制サイトを構築できるサービスの提供を開始したと発表した。

「MixGroup(ミックスグループ) β」のトップページ画面

同サービスの名称は「MixGroup(ミックスグループ) β」。ディバータで開発しているRCMS(リレーショナル・コンテンツ・マネージメント・システム)で構築。運用開始後は自由にサイトの構造・デザイン・機能を変更することができる。

ディバータによれば、mixiには250万近いコミュニティが存在。「コミュニティによっては情報が充実する反面、時系列で情報が管理されてしまっていたり、イベント、アンケート等の機能はあるものの、ある程度情報が溜まってくるとそれらを活用するのが難しい状況にある」(同社)。

同社では、「RCMSをmixi OpenIDに対応して提供することで、mixi内のコミュニティの補完サイトを構築できる」(同)とし、MixGroup βの提供を開始した。

MixGroup βの今後の方向性については、「SaaSで提供している利点を活かし、ユーザーの動向やニーズを汲み上げながら、サービスとしてどのような方向に進めるかを見極めていきたい」(同)としている。

サービスの提供は無料。独自ドメインを利用する場合は、初期費用4万円、月額1万円となっている。