アシストは5日、営業支援システム「ウェブハロー」のSaaS/ASP版「ウェブハロー・アストラ」のリニューアルを発表した。今回のリニューアルはウェブハローの最新版をベースとし、機能を拡充したもの。19日よりサービス開始、月額利用料金は1ユーザーにつき8,500円。

ウェブハロー・アストラは、「安心(ア)・すぐに(ス)・トータルに(ト)、ラクラク(ラ)」をコンセプトとするSaaS/ASP型のサービス。最新バージョンのウェブハローを基盤にレポートエンジン「WebFOCUS」、および自由検索ツール「DataSurfing」を搭載するとともに、セキュリティを強化した。

既存ユーザーから要望があった情報抽出や二次加工に関する機能を拡充し、また携帯電話からオフラインで利用できる「ウェブハロー・テノール」をオプション(月額利用料金は1ユーザーあたり1,000円)で提供する。

営業支援機能としては、ウェブハローの最上位版「ウェブハロー・セールスCRM」を利用できる。スケジューラーを起点に営業活動報告/商談管理/顧客管理などの機能を提供、営業現場での定着率が高く営業活動のPDCAサイクルの改善を可能にするという。営業部門に加えて営業活動に関連する技術部門やサービス部門など、部門を越えた情報共有や顧客対応力の強化にも寄与するとしている。

ウェブハローに蓄積した営業情報を集計・分析できる、レポート機能を装備。業種別の案件集計表や顧客レベル別の訪問件数集計表など標準装備のテンプレートを利用し、営業状況を可視化できる。

セキュリティ機能としては、ベリサインが発行するクライアント証明書を同梱。利用ユーザーを特定できるため、高いセキュリティ環境で利用可能という。 同社はウェブハロー・アストラの初年度の販売目標を、1億円に設定している。