Mozilla Foundationは18日(米国時間)、WebブラウザFirefoxの最新版「Firefox 2.0.0.7」をリリースした。重大な脆弱性の修正が目的のセキュリティ対策版であり、Mozillaはユーザに対し早急なアップデートを呼び掛けている。

今回のリリースで修正された脆弱性は1件。QuickTimeメディアリンクファイルの仕様を悪用し、あるオプションを指定してFirefoxを起動すると、カレントユーザの権限で任意のスクリプトを実行できてしまうというもの(MFSA 2007-28)。Mozilla Foundationセキュリティアドバイザリによれば、MFSA 2007-28は重要度が最高ランクの「Critical」に分類されている。