ロールケージ(ロールバー)を取り付けていると、このままで車検に合格出来るか不安ですよね?
ロールケージ(ロールバー)はラリー車など競技車両に取り付けるのが一般的で、フルオープンの車両に標準装備されていたりもします。
最近ではカラフルなロールバーパッドを巻いたり、ペイントするなどドレスアップ系のアイテムとしてより注目されつつありますし、スポーツカーを所有する人が増えてきたこともあり、ロールケージ(ロールバー)のことが気になる方も増えています。
本記事では、ロールケージ(ロールバー)が取り付けられている状態のままでも車検に合格出来るのか、また、公道を走る際の注意点やロールケージ(ロールバー)を取り付けるメリットとデメリットについて解説していきます!
ロールケージ(ロールバー)が付いたままでも車検に通る!
ロールケージ(ロールバー)を取り付けていても基準を満たせば問題なく車検に通ります!
レース等で使用される車両には、パイプの形状や取付方法、材質などが細かく定義されています。
ロールケージ(ロールバー)の装着そのものは違法ではありません!
乗車定員が維持できているか、乗員に必要な空間が維持されているかなどの条件を満たしているか否かが合否の基準となります。
ロールケージ(ロールバー)の保安基準
道路運送車両の保安基準第18条(自動車の車枠および車体の基準)により規定が定められています。
金属が剥き出しになったロールバーは乗員に傷害を与える可能性があるため、そのままにしていては車検は通りませんが、パッド等の衝撃吸収材を装着するなどして乗員を保護する措置が取られていれば、車検は通ります。
ただし、レース等でロールケージ(ロールバー)を取り付ける場合には、それぞれのレース主催者による別の基準が設定されていて、それらの基準に合致しなければなりません。
ですがそれは車検基準とは別の基準になるので注意してください。
>>> 保安基準第18条(自動車の車枠および車体の基準) <<<
ロールケージ(ロールバー)をつけて公道を走る際の2つの注意点
時折一般道で見かける際や、全日本ラリーに参加しているラリーカーを見てわかるように、ロールケージ(ロールバー)が取り付けられた車でも車検に通れば公道を走れます。
ただし、道路運送車両法に違反しないことが前提のため、
- 乗員の周りにあるロールケージ(ロールバー)にはパッドを巻く
- 運転者の視界を妨げないようにする
の2点を守る必要があります!
注意点1. 乗員の周りにあるロールケージ(ロールバー)にはパッドを巻く
乗員の周りにあるロールケージ(ロールバー)は剥き出しの状態ではなく、ロールパッドを巻いていなければなりません。
交通事故時で頭をロールケージ(ロールバー)にぶつけたら危険なので、その対策として専用のパッドを巻いて緩衝するようにしておく必要があります。
注意点2. 運転者の視界を妨げないようにする
平成28年11月1日以降の新型車、及び平成30年11月1日以降の継続生産車にロールケージ(ロールバー)を装着する場合、「自動車の運転に必要な直接視界に係る協定規則(第125号)」に違反しないよう注意する必要があります。
簡単に言えば、運転席から前方の一定範囲に視界を妨げる物を置かないということです。
該当する車にロールケージ(ロールバー)を取り付ける際には注意が必要です!
>>> 自動車の運転に必要な直接視界に係る協定規則(第125号) <<<
ロールケージ(ロールバー)を取り付ける2つのメリット
ロールケージ(ロールバー)を取り付けることのメリットには、
- ボディ剛性が上がる
- モータースポーツらしいデザインになる
の2つが挙げられます!
メリット1. ボディ剛性が上がる
ロールケージ(ロールバー)を取り付けることでボディ剛性が上がるので、サスペンション本来の性能を発揮するために効果的です。
ボディそのものが経年劣化や度重なる修理や金属疲労などで劣化した車両にロールバーを取り付けて、ボディ剛性を高める方法もあります。
メリット2. モータースポーツらしいデザインになる
見た目がレーシングカーやラリーカーのようになり、モータースポーツらしいデザインでかっこよさが倍増します!
自分でドレスアップすることで、組み上げるのにも一手間かかるので、手間をかけた分だけ達成感が味わえるのも人気の要因と言えます!
ロールケージ(ロールバー)を取り付ける2つのデメリット
メリットがある一方で、デメリットもあります。
- 乗り降りが不便になる
- 車体フロア部分への穴あけ加工が必要
詳しく見ていきましょう。
デメリット1. 乗り降りが不便になる
ロールケージ(ロールバー)が邪魔して乗り降りが不便になります。
パイプの数が増えるほど車内空間も狭くなり、日常生活における快適性や利便性からかけ離れていきます。
デメリット2. 車体フロア部分への穴あけ加工が必要
ロールケージ(ロールバー)の取り付けは、溶接よりも難易度の低いボルトオンタイプでも、車体フロア部分への穴あけ加工が必須となります。
これをすると中古車として出す際に、査定価格が安くなってしまいます。
結論
ロールケージ(ロールバー)を取り付けた車であっても、保安基準を満たしていれば問題なく車検に合格出来ます!
公道を走る一般車両においても同じで、乗員の保護を考慮したタイプのロールケージ(ロールバー)を選び、的確に装着すれば大丈夫です。
ロールケージ(ロールバー)を取り付けることでメリットもありますが、反対にデメリットの部分もあるので、これから取り付けを考えている場合はしっかりと考えてから決めることをおすすめします!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本記事では、ロールケージ(ロールバー)が取り付けられている状態のままでも車検に合格出来るのか、また、公道を走る際の注意点やロールケージ(ロールバー)を取り付けるメリットとデメリットについて解説解説させて頂きました!
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