蛇口トラブルの際に連絡すべきなのは水まわり修理業者
蛇口トラブルが起き、自分では対応できないと思った場合、業者に連絡することになります。
蛇口トラブルの際に連絡できる業者は4つです。それぞれの業者の特徴を詳しく解説します。
蛇口トラブルに対応してくれる4つの業者
蛇口トラブルの際に連絡できる業者は4つです。
- 水まわり修理業者
- 蛇口メーカー
- ホームセンター
- 水道局
それぞれの業者によって特徴があるので詳しく見ていきましょう。
水まわり修理業者
水まわり修理業者は私道や宅地内の水道トラブルの相談にのってくれます。蛇口のトラブルから、さまざま水まわりのトラブルまで、対応してくれます。
蛇口の故障だと思って業者に依頼したら、蛇口以外が原因で水トラブルが発生していたということもあるでしょう。そんな時に蛇口の修理だけしかできない業者であれば、水トラブルが解消できない可能性があります。
しかし、水まわり修理業者で必要な資格保持していれば、蛇口だけでなく配管工事や給湯器工事などもおこなうことができるので、水トラブルの際に一番頼りになるのは水まわり修理業者だと言えるでしょう。
どの業者に連絡しようか迷っている場合には、水まわり修理業者に連絡すれば間違いはありません。
蛇口メーカー
有名な蛇口メーカーはTOTOやKVK、LIXIL(INAX)などがあります。自分で蛇口の修理をする際、蛇口メーカーに問い合わせれば希望の部品を購入することができます。
メーカーごとに、メーカー保証やカスタマーサポートなどのサービスがあるので、蛇口のみの修理や交換には対応してくれることはありますが、蛇口以外の水まわりの修理工事はできません。
ホームセンター
ホームセンターには日用品からDIYをするための材料など、さまざまなものが売られています。自分で蛇口の修理をする際、ホームセンターで部品や工具など必要なものを購入することができます。ホームセンターでは修理依頼も受け付けています。蛇口の簡単な修理などは対応してくれます。
ただし、水まわりの難しい修理などは対応できないことも多いので、近隣のホームセンターではどのような修理に対応しているのか問い合わせた方が良いでしょう。
また、ホームセンターに修理を依頼する場合、ホームセンターの営業時間内でないと連絡が付きません。
水道局
水道局の場合、家庭の蛇口の修理は受け付けていません。公共の水道トラブルの対応はできます。
例えば、私道の水道管が破裂した、公園内の水道にトラブルが生じたなど、公共の水道トラブルに対して対処を行う業者です。そのため、家庭内の蛇口や水まわりのトラブルがあっても駆けつけて修理をしてくれることはありません。
関連記事:蛇口交換はどこに依頼すべき?信頼できる業者の選び方もご紹介
蛇口のメンテナンス方法
蛇口には耐久性や寿命があります。(蛇口の耐用年数は10年程度)蛇口のタイプや構造、家族構成や使用頻度によって部品の耐久性は大幅に変わります。
蛇口を適切なタイミングで、適切なメンテナンスを行うことで、長く安心して使用することができるのです。蛇口のトラブルを防止するための、具体的なメンテナンス方法についてご紹介します。
消耗品のお手入れ方法
蛇口の先端に付いている水はね防止のキャップの中には、水道水中に含まれる不純物を取り除くために整流網(フィルター)が入っています。
整流網(フィルター)にゴミがつまると水の出が悪くなります。定期的にお掃除が必要です。
- 1.キャップを手で左に回して整流口を取り外します。
- 2.キャップの中に入っている整流網を歯ブラシなどでこすり、ごみを除きます。
- 3.整流網をキャップに戻して、水栓の先端に右回しで取り付けます。
上記のようにシンプルな構造の蛇口であれば、消耗品のお手入れを定期的に行うことで長く安心して使用することができます。
カートリッジ等の交換方法
【カートリッジ交換に用意するもの】
- 新しいバルブカートリッジ
- マイナスドライバー
- 竹串
- ラジオペンチ
- 1.止水栓を時計回りに回して閉める。
作業時に水が溢れないように、⽌⽔栓を忘れずに閉めます。 - 2.レバー部分を上に引き抜き分解する。
レバー部分は蓋になっていて少し⼒をいれて上に引き抜くことで、簡単に外すせます。 - 3.内部の部品を止めバネ→スペーサー→ストッパーの順にマイナスドライバーを使って取り外す。
- 4.カートリッジ押さえを左に回して緩めて外す。
- 5.マイナスドライバーを差し込んで、古いカートリッジをてこの原理で取り外す。
- 6.中のフレアパッキンとバネをラジオペンチで取り外す。(欠損したパーツがないか確認する。)
混合栓の中にある残留物(カートリッジの折れた部品など)が沈んでいる場合があるので、よくみてきれいに取り除く。 - 7.新しいバネとフレアパッキンを竹串に通し、穴にはめ込み指で強く押し込む。
- 8.新しいバルブカートリッジをはめ込む。
カートリッジの前後に注意する。 - 9.取り外した部品を外した時と逆順に取り付ける。
ストッパーをぴったり合わせるため、カートリッジ押さえの溝は抑え側を少しだけゆるめておく。 - 10.止水栓を開け、水漏れがないか確認する。
交換直後は汚れた⽔が出るので、きれいな水が出るまで出しっぱなしにする。