洗濯機に使える蛇口の種類
洗濯機に使える蛇口は大きく分けて以下の3種類があります。
- 万能ホーム水栓
- 洗濯機用ワンタッチ水栓
- 洗濯機用ストッパー付き水栓
洗濯機に使える上記の3つの蛇口には、それぞれの特徴や金額に違いがあります。それぞれの蛇口の種類について詳しく解説していきます。
万能ホーム水栓

万能ホーム水栓とは、吐水口であるスパウトの向きを変えられる単水栓です。
新しい住宅では設置することが少なくなりましたが、古い住宅や学校ではよく使われています。水を飲む際にはスパウトを上向きにして使用できます。
ホームセンターで購入する場合、安いものであれば1,000円程度、高額なものだと15,000円程度で購入が可能です。
スパウトに洗濯機の給水ホースを設置する場合、ビスを使ってジョイントの設置をしなければならないため、ビスの締めが甘く、ジョイントが緩んでいると水漏れの原因になります。
洗濯機用ワンタッチ水栓

洗濯機用ワンタッチ水栓は、洗濯機の給水ホースをそのままカチッと繋げられるタイプの水栓です。ビスやアタッチメントを使わなくてもワンタッチで設置できるようになっています。
ホームセンターで購入すると、5,000円〜30,000円程度で購入が可能です。
ワンタッチで洗濯機の給水ホースを簡単に接続できる便利さはあります。しかし、その分地震などの衝撃を受けるとホースが外れる可能性もあるため注意が必要です。
洗濯機を使用しない時や洗濯機を使い終わるたびに毎回水を止める習慣を身につけておくと、万が一の際に水が漏れてしまう心配もありません。
洗濯機用ストッパー付き水栓

洗濯機用ストッパー付き水栓とは、洗濯機用ワンタッチ水栓と同様、洗濯機の給水ホースを繋げて使用する水栓です。
このタイプの水栓は、万が一給水ホースが外れてしまっても自動的に水が止まる仕組みになっています。ワンタッチで手軽に給水ホースをつけられるだけでなく、水漏れの心配もありません。
ホームセンターで購入する場合、5,000円〜30,000円程度で購入が可能です。
洗濯機と蛇口の位置によっておすすめの蛇口は変わる
どんな蛇口がおすすめかは、洗濯機と蛇口の位置関係によって変わり、具体的には以下のような場合に変わります。
- 洗濯機と蛇口の距離が離れている
- 洗濯機の裏に蛇口が隠れている
- 洗濯機の上に蛇口がある
上記のように、洗濯機の大きさや蛇口の位置によって適切な蛇口のタイプがあります。ここではそれぞれの位置関係について詳しく解説していきます。
洗濯機と蛇口の距離が離れている
洗濯機と蛇口との距離が適度に離れている場合、給水ホースが邪魔になるなどのリスクは発生しません。そのため、どんな蛇口でも問題なく給水ホースの設置が可能です。
ただし、洗濯機の種類によっては洗濯機を受ける防水パンに給水口が設置されている場合もあり、このタイプの洗濯機だと、給水口と蛇口の距離が離れており、給水ホースの長さが足りなくなる可能性があります。
この場合は、延長ホースを購入するなどの対策が必要です。
また、洗濯機と蛇口の位置を近づけるために洗濯機をかさ上げする方もいるでしょう。この場合、ドラム式洗濯機のように重量がある洗濯機の場合、無理に自分でかさ上げを行うと事故のリスクが上がります。
また、指定以外の部品でかさ上げをした場合、メーカー保証対象外になってしまう可能性も高いです。心配な場合は無理に自分で対処せずに水道修理業者に依頼することをおすすめします。
新しい洗濯機を設置する場合は、排水口の位置や防水パンと洗濯機の間の幅などを事前に確認し、無理なく給水ホースを取り付けられるかどうかをみておくことで、取り付けできないなどのトラブルを回避できます。
洗濯機の裏に蛇口が隠れている
洗濯機用の水栓は一般的に床から1,250mm〜1,350mm程度の位置にあります。しかし、この高さではドラム式洗濯機などの大きな洗濯機を設置すると洗濯機の裏に蛇口が隠れてしまい、蛇口と給水ホースを接続しにくいというデメリットがあります。
このような場合は、壁ピタ水栓を使うことでスムーズに蛇口と給水ホースの接続が可能です。
壁ピタ水栓とは、洗濯機の裏側に蛇口が隠れてしまったり、洗濯機と蛇口が干渉したりする際に蛇口の高さを挙げられる部品のことです。
この水栓を設置することで、水栓の位置を約10〜15cmほど高さを上げることができ、とても便利な部品ですが、自分で取り付けるには難易度が高く、取り付けに失敗すると水漏れする危険性があります。
また、賃貸では勝手に蛇口の交換をすると賃貸契約の違反になります。勝手に取り付けはせずに大家さんや管理会社に取り付けても良いかを確認してから壁ピタ水栓を取り付けましょう。
もし大家さんや管理会社の許可が取れない場合は、蛇口の交換をしたい旨を相談し、どのように対処すれば良いかを相談してください。
洗濯機の上に蛇口がある
水栓の位置が低くて洗濯機の真上に蛇口がある場合、給水ホースの設置が難しくなります。
とくにかさ上げタイプの防水パンを設置していると、かさ上げしたことで、洗濯機の真上に蛇口が来てしまうことがあります。
この場合、吐水口が動かせるタイプを選しましょう。吐水口を動かせる蛇口なら、洗濯機の位置関係に合わせて蛇口の方向を変えることができ、給水ホースが設置しやすくなります。
洗濯機に使える蛇口の交換方法
既存の蛇口から洗濯機に使える蛇口への交換は、業者に依頼しなくても自分で行うことができます。
ただ、蛇口の交換に失敗すると水漏れが発生する可能性あるため、自分で交換する自信がない方は、無理せず水道修理業者に依頼して蛇口の交換をしましょう。
必要な道具
まずは蛇口の交換に必要な道具を用意しましょう。蛇口交換に必要な道具には以下のようなものがあります。
必要な道具 | 使用方法 | 通販やホームセンターでの販売金額 |
---|---|---|
蛇口 | 新たに設置する蛇口 | 1,300円〜10.000円程度で購入可能 |
モンキーレンチ | 蛇口を取り外すときに使う | 1,000円以下から3,000円程度で購入可能 |
シールテープ | ネジを巻いたり止水栓に使う | 1,000円以下で購入可能 |
歯ブラシ | 取り付け穴を掃除する | 1,000円以下で購入可能 |
雑巾 | 濡れた時に使う | 1,000円以下で購入可能 |
カッター | シールテープをカットする | 1,000円以下で購入可能 |
金属配管用シール材 | 漏水の防止性能を高められる | 2,000円程度で購入可能 |
養生シート | 床や壁を保護する | 1,000円〜で購入可能 |
モンキーレンチは、蛇口を取り外すのが難しい場合に使える道具です。シールテープは水漏れを防ぐために使える便利なテープです。これらの道具が揃ったら蛇口の交換に取り掛かりましょう。
洗濯機の蛇口を選ぶ際は、同じ種類の蛇口を選びましょう。ただし、昔から使われている万能ホーム水栓の場合、そのまま洗濯機と接続することはできず、洗濯機と接続するためのビスや洗濯機用のニップルを取り付ける必要があるため注意しましょう。
蛇口はメーカーやモデルによって様々な機能が備わっているものもあります。「緊急止水機能」などの機能を持った水栓を購入すれば、万が一給水ホースが外れても水漏れの心配がありません。
他にも洗濯機の位置などを確認し、給水ホースと無理なく接続できる蛇口を選ぶことも重要です。
交換手順
道具が準備できたら、交換作業に入る前に下準備を行います。まずは、洗濯機を置いている部屋の床に傷や汚れがつかないように養生シートを敷きましょう。
次に作業スペースを確保します。洗濯機や洗濯ラックなど、蛇口の周辺にある道具は撤去して作業がしやすいようにスペースを作りましょう。
必要な道具が全て揃っていることを確認したら準備完了ですので、以下の手順で蛇口の交換作業を行いましょう。
- 水道メーターの元栓を閉めて水を止める|屋外にある水道メーターの元栓を時計回りにまわして家の中への水道供給を止める。
- 既設の古い蛇口本体をモンキーレンチで取り外す|取り外したときに配管から水が出てくるので雑巾などで受け止める。
- 配管内のゴムやシールテープを歯ブラシで取り除く|接続部分に水垢などがついている場合は中性洗剤などで汚れを落とす。
- 新しい蛇口の接続部にシールテープを巻く|ネジ山にシールを馴染ませる。
- 金属配管用シール材を塗る|漏水防止用にシールテープの上に塗る。
- 時計回りにまわして新しい洗濯機用蛇口を取り付ける|まわし過ぎた場合は一度取り外してシールテープの巻き直しからやり直す。逆回転で戻すと水漏れの原因になるので、絶対にやらないこと。
- 元栓を開けて水を通し、蛇口からの水漏れがなければ交換完了
上記で蛇口の交換は完了です。終わったら養生シートを取り外し、撤去していた洗濯機や洗濯ラックを戻しましょう。
なお、洗濯機の蛇口を交換する前は必ず水道の元栓を閉めるのを忘れないでください。元栓を開けっ放しで蛇口の交換をした場合、蛇口を取り外したときに水が出てしまいます。
また、元栓を閉めているときは洗濯機の水栓だけでなくキッチンの水栓や風呂・トイレも使えなくなりますので、蛇口交換をする際は、一緒に住む家族と話し合い、水道を止めても問題ないタイミングで作業を行いましょう。
自分で洗濯機の蛇口を交換する際の注意点
ご自身で洗濯機の蛇口を交換する場合は以下の点に注意してください。
- 水漏れが起きる可能性がある
- 必ず蛇口に付属している説明書を読む
- 部品・部材は余ることを前提に購入する
- 賃貸物件の場合は賃貸契約書を読み、大家さんや管理会社に連絡する
ご自身で作業を行う場合、水漏れなどのリスクがあります。そのため慎重に行うことが重要です。具体的にどのような点に注意すれば良いのか詳しく解説していきます。
水漏れが起きる可能性がある
洗濯機用の蛇口の交換は、比較的難易度が低い作業です。しかし、慣れていない人が交換作業を行うと漏水・水漏れが発生する危険性があります。
例えば、力任せに無理やり設置したり、説明書通りに作業しなかったりすると水漏れのリスクが高まりますので、無理な作業や自己流での作業は絶対にしないようにしましょう。
蛇口設置後にすぐに水漏れしていることに気づければ、すぐに対処が可能ですが、水漏れや漏水はすぐに気づけず、家具や床が水浸しになって初めて蛇口からの水漏れ・漏水に気づくこともあります。
発見が遅れると家の柱や土台などの家の構造躯体や基礎コンクリートが水によって傷んでしまいます。水漏れによって家の修繕をしなければならなくなり、修繕費用も負担しなければなりません。また、集合住宅だと階下層の方の部屋に浸水被害が発生して多額の損害賠償を請求される恐れもあります。
火災保険の保証内容によっては水漏れが補償されるケースもあります。しかし、自分の過失の場合は補償されなかったり全額保証してもらえない可能性も高いです。自分で蛇口を交換した場合、このような様々なリスクがあることは頭に入れておきましょう。
このようにリスクを知ったうえで、「自分で交換するのは難しそう」と感じる場合は、修理業者に蛇口の交換を相談してください。
必ず蛇口に付属している説明書を読む
必ず蛇口に付属している説明書を確認したうえで交換作業を行いましょう。
説明書には部品の説明や名称、取り付ける順番や安全上の注意点などが細かく記載されています。説明書を見ないで作業を行うと、水漏れや動作不良などのトラブルに発展する恐れがあります。
蛇口の機種によっては施工説明書がインターネット上に掲載されていることもあるので、必ず説明書を確認して作業を行なってください。
部品・部材は余ることを前提に購入する
部品・部材は余ることを前提に購入しましょう。
洗濯機用の蛇口の交換には、シールテープや金属配管用シール材などの道具を購入しなければなりません。シールテープやシール材は1,000円以下でも購入可能です。
しかし、これらの道具は1度の蛇口交換で使い切ってしまうことはなく、たくさん余ることが予想されます。
フッ素樹脂でできているシールテープは、劣化することがほとんどないので今後蛇口や配管修理・交換を行う場合に備えて保管しておくことをおすすめします。
なお、金属配管用シール材は商品によっては1〜2年程度で劣化しますので、保管して数年経過したら処分するようにしましょう。
賃貸物件の場合は大家さんや管理会社に連絡する
契約内容にもよりますが、大抵の場合は無断で蛇口の修理・交換すると契約違反になるため、交換作業に取り掛かる前に賃貸契約書を読み、大家さんや管理会社に連絡してください。
なぜなら、賃貸物件は大家さんや貸主の所有物にあたり、賃借人が勝手に手を加えることができないためです。
蛇口の交換をしたい場合、経年劣化による故障が原因であれば設備の所有者である賃貸人が修繕費を負担しなければなりません。しかし、もし自分で勝手に蛇口の交換をした場合、交換にかかった費用を実費で支払うことになったり、弁償したりしなければならない可能性があります。
そのため、水漏れなどさまざまな理由によって蛇口の交換が必要の場合、自分で手を加える前に大家さんや管理会社に交換したい旨を伝えましょう。物件によっては提携している水道修理業者を紹介してくれる場合もあります。
大家さんや管理会社に相談して自分で交換する許可をもらえた場合でも、必ずどのような手順で行うかなどを相談することが大切です。
洗濯機の蛇口交換にかかる費用
洗濯機の蛇口交換は、自分で交換する場合と水道修理業者に交換を依頼した場合で費用が異なります。ここでは、それぞれの場合でどのくらい費用の違いが発生するのかを解説していきます。
自分で交換する場合にかかる費用
自分で蛇口の交換をする場合、蛇口本体価格と工具や材料費用のみの出費で収まります。それぞれの費用に関して、以下にまとめてみました。
必要な道具 | 通販やホームセンターでの販売金額 |
---|---|
蛇口 | 1,300円〜10,000円程度 |
モンキーレンチ | 1,000円〜3,000円程度 |
シールテープ | 1,000円以下 |
歯ブラシ | 1,000円以下 |
雑巾 | 1,000円以下 |
カッター | 1,000円以下 |
金属配管用シール材 | 2,000円程度 |
上記を合計しても、20,000円程度で抑えられます。
水道修理業者に交換を依頼した場合にかかる費用
水道修理業者に交換を依頼した場合、蛇口本体価格と施工費用に加え、出張費や見積もり費用・深夜早朝割増料金などが発生します。実際に水道修理業者に交換した場合の費用相場を以下にまとめてみました。
業者 | 作業料金 | 備考 |
---|---|---|
A社 | 8,800円〜(別途材料費) | 見積もり費用・深夜早朝割増・キャンセル料金:0円。WEB限定:3,000円割引。 |
B社 | 11,000円〜(別途材料費) | 見積もり費用・出張費用・キャンセル料金:0円 |
C社 | 現地見積もり(基本料金5,500円〜、別途材料費) | 見積もり費用・出張費用・キャンセル料金:0円。WEB限定:3,000円割引。 |
修理業者によって料金に差があります。また、業者によってはWEB限定での特別割引が発生することもあるため、実際に問い合わせして見積もり金額を比較したうえで蛇口交換を相談するのも良いでしょう。
失敗しない水道修理業者の選び方
失敗しない水道修理業者を選ぶためには以下のポイントに注目して業者を選びましょう。
- 水漏れが起きる可能性がある
- 必ず蛇口に付属している説明書を読む/li>
- 部品・部材は余ることを前提に購入する
- 賃貸物件の場合は賃貸契約書を読み、大家さんや管理会社に連絡する
水道修理業者の中には高額請求を行ったり、手抜き工事を行ったりする悪質な業者も存在します。そのため、水道修理業者を選ぶ際は、しっかりと下調べを行い、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
水道局指定工事店か
水道局の指定工事店(指定給水装置工事事業者)であるかどうかを確認しましょう。
水道局指定工事店とは、給水・排水装置工事が適切に行える業者であると、各自治体の水道局により指定を受けた工事店のことで、新しく給水管の新設や交換をしたり、宅地の下水を公共下水道へ流したりする工事を行う場合、一定の条件をクリアした業者であると各自治体の水道局から指定を受けなければなりません。
水道局指定工事店に認定されている水道修理業者は、各自治体の水道局から一定の資格を持っており、適切な水道工事ができることを認められた業者であるということです。交換を依頼したい候補の水道修理業者がいたら、まずは業者のホームページや会社概要を探し、水道局指定工事店であるかどうかを確かめましょう。

各自治体の水道局のホームページを検索すれば、「指定給水装置工事事業者」の一覧が掲載されています。この中に、候補の水道修理業者の名前が記載されているかを確認することもできます。
ただし、水道局指定工事店だからといって、100%安心できるというわけではありません。なぜなら、水道局指定工事店は、要件を満たせば指定業者になれるためです。
そのため、たとえ水道局指定工事店だとしても悪徳業者が混ざっている可能性があります。水道局指定工事店はあくまでも業者を選ぶ最低限のラインであることは覚えておきましょう。
施工実績は豊富か
候補の水道修理業者を選べたら、施工実績を確認しましょう。
施工実績は水道修理業者のホームページに掲載されています。どのくらいの施工実績があるのか、何年創業で何年間水道修理の施工を行ってきたのか、どんな施工を行ってきたのかを確認しましょう。
施工実績で工事内容や費用が確認できれば、候補の水道修理業者の比較ができます。今回ご自分が依頼したい施工と似たような事例があれば、安心して施工をお願いすることもできるでしょう。
また、たくさんの実績があるということは、それだけ多くのお客様から依頼されており、信頼されているという証拠でもあります。安心して蛇口交換を依頼できる判断材料になるでしょう。
もし、実際に水道業者に蛇口交換などの修理を依頼したことがある知人や友人がいれば、その業者の評判を聞いてみましょう。場合によっては紹介してくれることもあります。また、SNSや口コミサイトを活用して実際に利用した方がスタッフや職人の対応にどのように感じたのかなどを確認するのもおすすめです。
ただし、ネット上の情報は正確でない場合も多いです。依頼した方の主観的な意見も多いため、あくまでも業者選びの際の参考程度にとどめておきましょう。
費用が相場とかけ離れていないか
水道修理業者に提示された費用が相場とかけ離れていないかを確認することも大切です。
水道修理業者の中には不当に高額な費用を請求する悪徳業者も存在し、そのような業者と契約しないためにも、業者が提示する見積もりが本当に適正価格かどうかを見定めなければなりません。
そのためにも、複数の水道修理業者に見積もりを依頼しましょう。同じ条件で複数の業者に見積もりを依頼することで、ご自宅の蛇口交換にどのくらいの費用がかかるのか相場感が分かり、さらに、より安い水道修理業者を探しやすくなります。
ただし、相場よりも高額な業者はもちろんのこと、安すぎる見積もりを提示してくる業者にも注意しなければなりません。業者の中には電話での問い合わせ時に安い価格を提示し、「とりあえず現場へ向かう」という業者もいます。ホームページに掲載されている料金はあくまでも最低料金なので、訪問後に料金が大きく変わってしまうケースもあります。
また、「格安で行います」などのセールストークでお客様を獲得し、後から高額請求をするような業者も多いです。「当社は格安で行っています」といったセールストークをする業者も選ばない方が良いでしょう。
このように、提示される費用によっては悪徳業者と契約する恐れがあります。相場とかけ離れていないかを確認するためにも複数業者に見積もりを依頼して比較・検討することが大切です。
自分で交換ができない場合はすぐに業者に連絡を
洗濯機の蛇口交換は、必要な道具を揃えて適切な手順で作業を行えば、ご自分で交換することも可能です。しかし、DIYに慣れていない方や初めて行う方だと失敗する恐れもあります。作業に失敗する水漏れによって床が水浸しになったり、集合住宅だと下階層の方に迷惑をかけたりといったトラブルにつながる可能性もあるでしょう。
自分で交換ができない・自信がないという方は、無理に交換をせずに水道修理業者に相談するようにしましょう。また、水道局指定工事店の業者を選んだり実績や費用相場をしっかりと確認したうえで、信頼できる水道修理業者に依頼することも大切です。
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