蛇口トラブルの際に連絡すべきなのは水まわり修理業者
蛇口のトラブルが発生して、何を基準に業者を選べばいいか分からずに困っている方もいらっしゃると思います。さまざまな業者が修理に対応してくれるので、どこが総合的に優れているのか迷ってしまうでしょう。
そこで今回は、蛇口のトラブルに対応してくれる業者と、業者を選ぶ際のポイントを紹介していきます。これらから、総合的におすすめできる業者も紹介するので参考にしてください。
蛇口トラブルに対応可能な業者
蛇口のトラブルが発生した場合、以下の業者がトラブルに対応してくれます。
- 水まわり修理業者(私道や宅地内の水道トラブルの相談)
- 蛇口メーカー
- ホームセンター
- 水道事業者(公共の水道トラブルの相談)
安心できる修理業者を選ぶポイント
- どの段階の工事まで対応が可能か(上水道・下水道の両方に対応しているか)
- 工事の内容や費用内訳、工期などの説明がしっかりしているか
- 使用する部品についても説明してくれるか
- 休日・夜間対応の追加料金はあるか
- 施工後の保証期間が設定されているか(アフターフォローがあるか)
- 対応スピードが早いか
おすすめは水まわり修理業者
本節までで、蛇口トラブルに対応可能な業者、安心できる修理業者を選ぶポイントを紹介してきました。これらをふまえて、総合的におすすめできるのは、水まわり修理業者です。安心できるすべてのポイントを満たせる可能性があり、紹介した業者の中で対応スピードが最も早い傾向にあります。
蛇口メーカーは部品に対する知識が豊富ですが、トラブルの内容によっては対応不可なこともあります。ホームセンターは、実際に商品を目の前にして説明を受けることができますが、店頭の商品数が少なく、店頭にもない場合は、取り寄せとなり修理までに時間がかかってしまうかもしれません。
水道事業者は、市町村の公共機関から認定を受けた工事店を紹介してくれるので、安心感は高いですが、依頼数と工事店の数の関係から混雑してしまう可能性があります。
水まわり修理業者にも、ちゃんと業者を選定しないとぼったくり被害に遭うというデメリットがありますが、そこさえクリアすればトラブル時にも安心して依頼できるため、おすすめとさせていただきます。
蛇口のトラブル時に連絡すべき業者について、安心できる修理業者を選ぶポイントを挙げて解説してきました。
水まわり修理業者に依頼すると一番メリットを享受できるので、ぜひトラブル時にはご依頼ください。最初の選定が大変ですが、悪徳業者に依頼してしまわないようにも慎重に選定していきましょう。
関連記事:蛇口交換はどこに依頼すべき?信頼できる業者の選び方もご紹介
蛇口トラブルの際にやっておくべき応急処置方法
蛇口トラブルが発生した際、まずはやっておくべき応急処置があります。持ち家の場合と賃貸の場合とで処置方法は異なります。ここでは、応急処置について詳しく解説します。
持ち家の場合
持ち家の場合、蛇口トラブルが発生したらまずは止水栓を閉めましょう。止水栓を閉めれば、水は止まります。水漏れが起きている場合、止水栓を閉めれば水が漏れ出すのを防げます。
トイレ
トイレの止水栓は、壁や床から出ている給水管との接続部分付近にあります。トイレによってはパネルの内側にあるものも。トイレの止水栓はドライバーで回す場合と専用の開閉工具で回すタイプがあります。
キッチンや洗面所
キッチンや洗面所の場合は、シンクや洗面ボウル下の扉を開けると止水栓が見えます。
洗濯機の場合には、止水栓はありません。この場合、水道の元栓を閉めましょう。また止水栓が見つかっても固すぎて閉められない場合もあります。止水栓が閉められないのであれば、水道の元栓を閉めましょう。
賃貸の場合
賃貸の場合は、まずは管理会社や大家さんに連絡しましょう。自分自身の過失によって水道トラブルを起こした場合でも、経年劣化が原因で水道トラブルに合ってしまった場合もまずは、管理会社や大家さんに連絡します。
管理会社や大家さんに連絡をして状況を説明します。水道を出しっぱなしにしていた場合は、借主の責任です。個人で保険(個人賠償責任保険)に加入していればその保険が使えるでしょう。
水を出しっぱなしにしていたことで階下にも水漏れ被害が出た場合、階下の修理費用も請求されます。
蛇口の部品などが経年劣化によって水道トラブルが生じた場合、これは借主の責任ではありません。管理会社や大家さんに責任があります。
ただし、管理会社の中には経年劣化による被害であっても責任転嫁をしてきたり、修理費の支払いをスムーズにしてくれないところもあります。トラブルを避けるためにも、被害にあった場合写真に撮っておきましょう。
修理や交換をすれば水道トラブルが解消されると思って借主が勝手に判断しないようにしましょう。
自分ですぐに修理をおこないたいときは、簡単なことでもまずは管理会社や大家さんに連絡します。管理会社や大家さんの判断を仰ぎ「修理をすれば修理代を後で支払う」と事前に確認がとれてから、修理をおこないましょう。
自分ではどうやっても修理ができない場合には、業者に修理を依頼します。この場合も管理会社や大家さんに確認を取ってから業者に依頼すると良いです。