蛇口トラブルの際に連絡すべきなのは水まわり修理業者
蛇口の先端からポタポタ水漏れなど、水漏れが起きた際はいち早く修理を行い、普段の状態に戻したいですよね。そんな時に依頼できる業者は一体どこなのでしょうか。
今回は、いざという時に連絡できるよう、連絡すべき業者を4つ紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
水まわり修理業者
特におすすめするのが、水まわり修理業者に依頼することです。メリットは大きく4つです。
まず1つ目に、専門知識を持った人が行うため安全に確実に修理ができることです。自分で修理を行うよりも、資格を持つスタッフや水道局指定業者に依頼すれば、プロが作業することになりますので、安心して依頼できると言えます。
2つ目に、工事中の不測の事態にも対処可能できることです。別の場所でトラブルが起きたり、新たな問題が発見された場合にも、プロであれば即対処ができます。
3つ目に、部品の購入ミスや取り付けミスの可能性が少ないことです。自分で部品を購入して取り付ける場合は、どれが正しい部品なのか理解できず、ミスをしてしまうことが多いです。
水まわり修理業者に依頼すれば、プロの目線で確認し、しっかりと取り付けてくれるため、再びトラブルが起きることも少なくなります。
4つ目に、作業が速いことです。水まわりの修理の専門業者であるため、早ければ20分~30分程度で作業を終えることができます。
蛇口メーカー
蛇口のメーカーとは、「TOTO」や「KVK」といった業者のこと。このようなメーカーは販売・設置後のアフターサポートとして修理を受け付けていることが多いです。
メーカーに依頼する際、蛇口購入時の保証期間内であれば無償で修理できる可能性があるので、保証書を確認しておきましょう。連絡してから数日後に工事ということがほとんどですので、迅速な修理が必要な場合は注意が必要です。
ホームセンター
ホームセンターでは蛇口を購入したり、修理工事を依頼したりすることができます。店員と相談しながら、蛇口を選択することがメリットです。
一方で、ホームセンターでの修理工事依頼は特別低価格なわけではありません。また、迅速に対応してくれるかどうかも、ホームセンターによりますので、注意が必要です。
水道事業者(各公共機関)
水道事業者とは、認可を受けて水道事業を経営する者を言います。主に公共の場の水道を工事することが多く、時に個人宅地内の水道を工事する場合もあります。
依頼する際は、お住まいの地域の水道事業者を検索しましょう。
関連記事:蛇口交換はどこに依頼すべき?信頼できる業者の選び方もご紹介
蛇口のメンテナンス方法
蛇口のトラブルが起こると困るため、できるだけ予防したいですね。定期的なメンテナンスをして蛇口のトラブルを防ぎましょう。
蛇口の消耗品は5年を目安に交換
蛇口の耐用年数は約10年ですが、消耗品は5年を目安に交換しておくことをおすすめします。定期的にメンテナンスしておくことで、蛇口のトラブルを防ぐことができます。蛇口のパーツには、パッキンやカートリッジがあります。
パッキンはどのタイプの蛇口にも使われていますが、蛇口の種類によって種類が異なるため、今使っているパッキンを確認してから取り替えましょう。カートリッジはシングルレバー混合水栓で使用されています。
シングルレバーはカートリッジの交換が必要
キッチンや洗面所などに多いシングルレバータイプの蛇口には、カートリッジが入っています。カートリッジは消耗品なので、蛇口のトラブルが起こる前に交換しておきましょう。カートリッジはメーカーによって型番が異なるため、取り扱い説明書などを見て確認してください。
カートリッジの交換手順
カートリッジの取り替え手順をご紹介します。
- 1.止水栓を閉めます
- 2.レバーハンドルのネジを外し、ハンドルを取り外します。
- 3.カートリッジカバーを取り外します
- 4.カートリッジを取り出し、新しいカートリッジを付けます
- 5.1〜3を逆の手順で元通りに取り付けます
- 6.止水栓を開きます
関連記事:蛇口トラブルの原因と修理方法!ゆるみ解消・ケレップの交換方法なども解説
パッキンは劣化する前に交換を
蛇口の中には水漏れを防ぐパッキンが入っていますが、長く使っていると劣化してきます。蛇口のハンドル部分や水を出したり止めたりする部分に取り付けられるため、蛇口本体より早く劣化するのです。劣化したパッキンは見た目や触った感触で判断できます。
ひび割れたり、隙間ができているのは劣化している証拠です。また、触ってみて弾力がなかったり、黒い汚れが手についたりする場合も劣化しているため、そのままにしておくと水漏れなどの原因になります。5年を目安に交換しておきましょう。
また、パッキンを交換するときは現在使っているものと同じ種類・同じサイズを用意してください。蛇口のメーカーと品番がわかれば確認できますが、わからない場合は取り出してからパッキンの種類やサイズを確認して購入しましょう。
パッキンの交換手順
パッキンは水道業者に取り替えてもらうこともできますが、DIYに慣れている人なら自分でできるかもしれません。比較的難易度が低い2ハンドルタイプのパッキン交換手順をご紹介します。
- 1.止水栓を閉めます
- 2.ハンドルのカラービスを外し、ビスをゆるめてハンドルを取り外します
- 3.古いパッキンを新しいパッキンに交換します
- 4.これまでと逆の順番で取り外したものを取り付けます
- 5.止水栓を開きます