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蛇口スパウトの交換方法を徹底解説|水漏れ原因からDIY修理・費用まで

2025.04.08
2025.04.08
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「蛇口の先から水がポタポタ…」「キッチンの蛇口まわりから水が漏れて困る!」そんなトラブルが起きても、業者に頼む前に自分で直せるか気になりますよね。実は、蛇口のスパウト(吐水口)からの水漏れは、初心者の方でもDIYで修理できるケースが多いんです。

本記事では蛇口スパウトの交換にフォーカスし、水漏れの原因や修理の手順、費用の目安までやさしい言葉で詳しく解説します。専門的なポイントも押さえているので、一般家庭の主婦の方でも安心してチャレンジできる内容になっています。水漏れトラブルを放置すると悪化する恐れもあるため、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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寺田 有志
監修者

水道設備業者 水道水栓設備主任

寺田 有志 (株式会社プログレス)

株式会社プログレス 入社平成23年5月 暮らしの中で必要なレスキューサービスを提供する株式会社プログレスにて水道水栓設備主任を担当。水回り業務に7年従事し、累計2000件以上の水道水栓関連のトラブルを解決。多くのお客様に信頼される「水道水栓」のスペシャリスト。

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蛇口のスパウトとは

蛇口のスパウトとは、蛇口本体から伸びて水が出てくるパイプ部分(吐水口)のことです。

キッチンや洗面台の蛇口を見ると、本体に曲線状の管が取り付けられており、水を出す先端部分にある管が「スパウト」と呼ばれる部品です。

スパウトの場所

スパウトは左右に回してシンクの好きな位置に水を出せる自在水栓の吐水パイプで、多くの場合取り外しや交換が可能な構造になっています。普段あまり意識しない部分かもしれませんが、水漏れや経年劣化の症状が出やすい箇所でもあります。

一般的な蛇口では、スパウトと蛇口本体の接続部分にゴム製のパッキン(Oリング)が入っており、水が漏れないよう密閉する役割を果たしています。

また、スパウト先端には泡沫(ほうまつ)キャップや整流器と呼ばれる網状の部品(通称:蛇口フィルター)がついており、水の流れをまっすぐ整える仕組みになっています。スパウトはこうした部品と合わせて蛇口の吐水をコントロールする重要なパーツです。

蛇口のスパウトに起こる水漏れ原因

スパウトまわりから水漏れしてしまう原因はいくつか考えられます。以下では、主な原因を3つに分けて解説します。

蛇口のスパウトに起こる水漏れ原因
  • パッキンの劣化・破損
  • スパウトの締め付け部分の劣化
  • 蛇口本体とスパウトの接続部分の劣化

水漏れ箇所や症状に心当たりがないか、チェックしながら読んでみましょう。

パッキンの劣化・破損

蛇口のスパウト付け根に使われているパッキン(ゴム製シール部品)の劣化・破損は、水漏れのもっとも一般的な原因です。

長年使った蛇口では、内部のゴムパッキンが徐々に硬くなったりひび割れたりして、密閉性が低下してしまいます。パッキンが劣化すると、蛇口本体とスパウトのすき間を完全にふさげなくなり、水がにじみ出たりポタポタ漏れたりします。

パッキンの劣化によって水漏れが起こる

また、パッキンが欠けたり変形したりすると、一気に水漏れがひどくなることもあります。ゴム素材は経年劣化しやすいため、10年前後使っている蛇口ならパッキン不良を疑ってみましょう。

なお、パッキンそのものが問題でなくても、パッキン周辺に水垢(みずあか)や砂粒などのゴミが挟まることで密閉不良を起こし、水漏れするケースもあります。

こうした異物の混入による水漏れなら、部品が無事であれば清掃するだけで直る可能性もあります。

スパウトの締め付け部分の劣化

スパウトを蛇口本体に固定している締め付けナット(留め具)部分の劣化も、水漏れの原因になります。

スパウト付け根にはナット(キャップ状の金具)やねじ込み式のリングがあり、これを締め付けてスパウトと蛇口本体を接続しています。

長年使ううちにこのナットがゆるんできたり、内部のねじ山が摩耗して十分に締まらなくなることがあります。ナットのゆるみや摩耗によってパッキンがきちんと押さえ付けられなくなると、隙間から水が漏れてしまいます。

また、古い蛇口ではナット自体が金属疲労やサビで劣化し、ひび割れたり変形してしまう場合もあります。例えば樹脂製(プラスチック製)の締め付け部品を使っている蛇口だと、経年劣化で樹脂が割れ、水漏れに繋がるケースも見られます。

締め付け部分の劣化は見落としがちですが、水漏れ時にはナットの緩み具合も必ず確認しましょう。ゆるんでいるだけならレンチで締め直すことで症状が改善することがあります。

蛇口本体とスパウトの接続部分の劣化

スパウト側ではなく蛇口本体側の受け口部分に問題があるケースもあります。

蛇口本体とスパウトの接続部(金属同士がかみ合う部分)が長年の使用で摩耗したりサビついたりすると、新しいパッキンに交換しても完全に水をせき止められないことがあります。

例えば、蛇口本体側の内側に傷やザラつきができてしまうと、そこからじわじわと水が漏れてしまうのです。このような接続部位そのものの劣化は、部品交換だけでは解決が難しい場合があります。

また、蛇口自体が耐用年数を迎えている可能性も考えられます。一般的に水栓金具の寿命は10〜15年程度と言われますが、それを超えると内部の金属やシールテープ部分が劣化して各所で不具合が出やすくなります。

スパウト付近の水漏れが直らない場合、蛇口全体の老朽化が原因であることも念頭に置きましょう。

蛇口のスパウトの水漏れ修理方法

スパウトからの水漏れであれば、多くの場合はパッキンの交換やナットの締め直しといった修理で直すことが可能です。

ここでは、初心者の方でも取り組みやすいスパウト水漏れ修理の方法を、必要な道具と合わせて説明します。安全に作業するために、手順は一つひとつゆっくり落ち着いて行いましょう。

必要な道具

まず、DIYで蛇口スパウトの水漏れ修理・交換を行う際に揃えておきたい道具をリストアップします。特別な機械は必要ありませんが、以下の道具を準備しておきましょう。

必要な道具
  • モンキーレンチ(またはスパナ、ウォーターポンププライヤー):スパウトを固定しているナットを緩めたり締めたりするのに使います。サイズは蛇口のナットに合うものを用意しましょう。
  • ドライバー類:蛇口によっては飾りカバーや固定ねじを外すのにプラス/マイナスドライバーが必要な場合があります。念のため用意してください。
  • 新しいパッキン(Oリング):交換用のゴムパッキンです。ホームセンターで蛇口の型番に合ったものを購入しましょう。サイズが合わないと水漏れが直らないので注意してください。最近は「Uパッキンセット」「パッキンアソート」など名前で販売されています。
  • 新品のスパウト(必要に応じて):パッキン交換で直らない場合やスパウト自体を取り替える場合は、対応する新品スパウトを用意します。メーカーや蛇口の種類により形状が異なるため、適合品を選びましょう。
  • その他の用品:作業用手袋、雑巾やタオル(作業中に漏れた水を拭くため)、バケツ(残った水を受けるため)なども準備しておくと安心です。ナットが固着している場合は緩め油(潤滑スプレー)を使うこともありますが、基本的には不要でしょう。

これらの道具はホームセンターやAmazonや楽天などのECサイトでも購入することができますので、必要な道具があればあらかじめ用意しておきましょう。

水漏れ修理手順

それでは、実際に蛇口スパウトの水漏れを修理する手順を、ステップごとに見ていきます。

スパウトの水漏れ修理手順
  1. 水の元栓を閉める
  2. スパウト固定ナットを緩める
  3. スパウトを引き抜く
  4. 古いパッキンを取り外す
  5. 新しいパッキンを取り付ける
  6. スパウトを元通り取り付ける
  7. ナットを締め直す
  8. 通水テストをする

以上が蛇口スパウトからの水漏れをDIYで修理する基本手順です。初めての作業で不安もあるかもしれませんが、一つひとつの工程は難しくないので落ち着いて取り組めば大丈夫です。作業途中でわからなくなったら無理せず中断し、後述する業者に相談する方法も検討してください。

水の元栓を閉める

作業前に必ず水道の元栓(メーター付近のバルブ)か各蛇口の止水栓を閉めて、水の供給を止めます。

これを忘れると作業中に水が噴き出して大変危険です。元栓を閉めたら、蛇口をひねって残っている水を出し切り、水圧を抜いておきます。

スパウト固定ナットを緩める

蛇口本体とスパウトの接続部にあるナット(スパウトの根元の丸い留め具)にモンキーレンチを掛け、左に回してゆっくり緩めます。

最初は固く締まっている場合がありますが、無理に力を入れすぎないよう注意しましょう。ナットが回り始めたら、あとは手でくるくる回して外せます。

もしもレンチを使う際は金属部分に布を当て、メッキに傷を付けないようにしてください。

スパウトを引き抜く

ナットを十分にゆるめたら、スパウト(吐水パイプ)本体を蛇口から引き抜きます。

ゆっくり真っ直ぐ上または横に引けば外れますが、固着している場合は左右に軽く回しながら引くと外しやすいです。

スパウトを外すと、接続部に古いパッキンが現れます。蛇口本体側に黒いゴムリングがはまっているか、外したスパウトの先端側に付いているはずなので確認しましょう。

古いパッキンがちぎれていたり変形している場合、残りが蛇口側に貼り付いていることもあります。

古いパッキンを取り外す

古いパッキンを指やマイナスドライバーの先端、竹串などを使って丁寧に取り除きます。

ゴムが硬化していて取りにくい場合もありますが、蛇口本体の内側に傷を付けないように注意しながら外してください。

取り外したパッキンの破片や汚れは、雑巾で拭くか綿棒で掃除し、接続部を清潔にしておきます。パッキンのカスやゴミが残っていると、新しいパッキンを入れても再び水漏れする原因になるため、ここでしっかり清掃することがポイントです。

新しいパッキンを取り付ける

用意した新品のパッキンを、先ほど取り外した箇所に取り付けます。

蛇口本体側の溝にはめ込むタイプの場合は、パッキンの向き(上下)が決まっていることがあるので説明書きを確認しましょう(一般的には溝がある方を下向き、平らな面を上向きにセットします)。

スパウトの先端側にOリングをはめ込むタイプなら、スパウト側に新しいリングをしっかりと取り付けます。どちらの場合も、古いものと同じ位置・同じ向きになるよう取り付けるのがコツです。

指で軽く押し込んで、確実に正しい位置に収まっていることを確認しましょう。

スパウトを元通り取り付ける

新しいパッキンをセットできたら、スパウト本体を元の穴に差し込みます。

ゆっくりまっすぐ差し込んで、蛇口本体とスパウトがしっかり奥までかみ合うようにしてください。

スパウトがきちんと差し込めたら、手でナットを回して仮締めします。ねじ山を傷めないよう、最初は手でゆっくり確実にねじ込み、途中で引っかからずスムーズに回ることを確認してください。

ナットを締め直す

スパウトが所定の位置に収まったら、レンチでナットを右方向に締めて固定します。締めすぎに注意しつつ、水漏れしない程度にしっかりと締め付けるのがポイントです。

目安としては、手で回らなくなったところからレンチでさらに1/4〜1/2回転ほど締める程度に留めましょう。

ナットを強く締めすぎると、新しいパッキンが潰れて動きが渋くなったり、スパウトの回転が固くなる場合があります。適度な固さでスパウトが回るか確認しながら調整してください。

通水テストをする

べての部品を元通りに取り付け終わったら、閉めていた元栓(止水栓)をゆっくり開け、水を流してみます。蛇口を開閉してみて、スパウトの付け根から水が漏れないか確認しましょう。

しっかり修理できていれば、水漏れは止まっているはずです。スパウトを左右に振ってみて、動きがスムーズであることも確認します。

もしまだ水漏れが残っている場合は、ナットの締め不足がないか再度チェックし、それでも改善しなければパッキン以外の原因が考えられます。その際はスパウト自体の交換や蛇口本体の交換、専門業者への相談を検討しましょう。

蛇口のスパウトを交換する目安

パッキン交換やナットの締め直しだけでなく、スパウトそのものを新品に交換すべきタイミングについても把握しておきましょう。次のような症状が見られる場合は、スパウト部品の寿命が近い可能性があります。

スパウトを交換する目安
  • 水が飛び散るようになった
  • スパウト自体の破損や不具合

水が飛び散るようになった

蛇口をひねったとき、勢いよく水が出るのは良いのですが、水流がまとまらず四方に飛び散ってしまうようになったら要注意です。

通常、スパウト先端の泡沫キャップ(整流器)が水をまっすぐな流れに整えてくれますが、経年劣化や目詰まりで機能しなくなると、水がばらけて飛び散ることがあります。

まずはキャップ部分を外して掃除してみると良いですが、それでも改善しない場合はスパウト内部が錆びていたり亀裂が入っている可能性があります。

また、水が飛び散るほどではなくても水の出方が明らかにおかしい(斜めに噴く、弱々しい等)場合も、スパウトの不具合が疑われます。

こうした症状が出たときは、パッキンだけでなくスパウトそのものの交換を検討する目安と言えるでしょう。

スパウト自体の破損や不具合

スパウト本体に目に見える破損がある場合も、早めの交換をおすすめします。

例えば、スパウトにヒビや穴が開いてしまっている、明らかにサビで腐食して薄くなっている、といった状態は放置すると突然破裂して水が噴き出す危険もあります。幸い金属製のスパウトは頑丈ですが、長年の使用や物理的な衝撃でダメージを受けることもゼロではありません。

また、破損とまではいかなくてもスパウトの動きに異常が出てきたら注意しましょう。具体的には、スパウトを左右に回すと引っかかる感じがある、グラグラと不安定に揺れる、あるいは逆に固着して回らない、といった不具合です。

これらは内部のパッキン摩耗だけでなく、スパウトや接続部の摩耗・変形が進んでいるサインかもしれません。パッキン交換をしても改善しないようであれば、スパウト全体を新しいものに取り替えるのが確実です。

蛇口のスパウト交換にかかる費用

スパウト周辺の水漏れを修理・交換するにあたり、「自分で直す場合」と「業者に依頼する場合」で費用感が大きく変わります。それぞれどのくらいの費用がかかるのか、目安を押さえておきましょう。

自分で交換した場合

DIYで蛇口スパウトの修理や交換を行う場合、部品代と道具代のみで済むため、費用を安く抑えられるのがメリットです。費用は高くても数千円程度に収まる場合がほとんどです。業者に依頼する場合と比べると格段に安く済みます。

ただし、自分で作業する手間や時間はかかりますし、万一作業中に部品を破損させてしまうリスクもあります。「費用をとにかく抑えたい」「自分で直せるところは直してみたい」という方はDIYにチャレンジしてみる価値があります。

パッキン交換のみの場合

ゴムパッキン自体は安価で、ホームセンターでは数十円〜数百円程度で購入できます。

パッキンセット(数種類のサイズがまとまったもの)でも数百円程度です。既にレンチなど道具をお持ちなら、この程度の出費で水漏れを止められる可能性があります。

スパウト部品を交換する場合

スパウト(吐水パイプ)そのものを購入する必要がありますが、一般的な台所用の自在パイプなら1,000〜5,000円程度が相場です​。

メーカー純正品か汎用品か、またステンレス製か樹脂製かなどで価格は変わりますが、大抵は数千円以内で入手可能です。お使いの蛇口のメーカー(TOTO、LIXIL、KVKなど)に対応したスパウトを選びましょう。

道具代

モンキーレンチやプライヤーなど基本的な工具は、既に家にある場合は追加費用ゼロです。

もし新たに購入するとしても1本1,000〜2,000円程度で、DIYをされる方なら持っておいて損はないでしょう。ドライバーや雑巾、バケツなどは日用品で代用できます。

業者に修理を依頼した場合

水漏れ修理やスパウト交換を専門の水道修理業者に依頼すると、その分の作業料金や出張費が発生します。

費用相場の一例として、蛇口スパウトの交換のみなら1〜1.6万円程度、蛇口本体ごと交換する場合は2〜6万円程度が一般的です。

れは部品代・作業代込みの目安ですが、実際の料金は業者や地域、蛇口の種類によって前後します。夜間や緊急対応では割増料金がかかる場合もあります。

以下におおよその費用内訳を示します(業者や作業内容により異なります)。

項目 費用の目安
出張費・基本料金 3,000円~(出張・見積もり無料業者もあり)
スパウト交換作業料 5,500円~16,500円
スパウト部品代 1,100円~5,500円
合計 約1,1000円~17,600円

スパウト交換のみで1万円前後、蛇口全交換なら数万円規模と考えておくと良いでしょう。

自分で直す場合と比べると費用は高くなりますが、プロに任せれば確実で安心というメリットがあります。特に、水回り修理の経験がなく不安な方や、工具を持っていない方、作業してみたけど直らなかったという場合は、無理せず業者に依頼することをおすすめします。

業者選びのポイントとしては、信頼できる水道修理業者を選ぶことが大切です。

水道局指定業者といわれている指定給水装置工事事業者だと安心して依頼することができます。

以下に、水道局指定で見積もり料金無料のおすすめ業者を表にまとめていますので、参考にまずは公式サイトを確認して相見積もりをしてみてくださいね。

水道局指定とは「指定給水装置工事事業者」「指定排水設備工事事業者」の通称です。
各市区町村の水道局から、給水装置工事・排水設備工事を法律法令に基づいてその市区町村内で適正に施工することができる水道業者として認められています。

※水道局指定業者はお住いの市区町村の水道局指定かご確認ください。
※対応エリアは一部市区町村を除く場合があります。詳細は公式サイトでご確認ください。

スパウト交換ができない場合は蛇口本体を交換

スパウトのパッキン交換やスパウト自体の交換を試みても水漏れが直らない場合、蛇口本体の交換を検討する必要があります。特に蛇口本体側の経年劣化が進んでいるケースでは、いくらスパウト周りを修理しても根本的な解決にならないことがあります。

例えば、以下のような場合は蛇口本体ごと新調したほうが良いでしょう。

蛇口本体を交換したほうが良い場合
  • スパウト取り付け部(蛇口本体側)がひどく摩耗・腐食しており、新しいパッキンを入れても密着しない。
  • 蛇口の別の箇所(ハンドルやバルブ部分)からも水漏れや不具合が発生している。複数箇所にトラブルがある。
  • 蛇口自体が古く、メーカーの補修部品の供給が終了している(必要なスパウト部品やパッキンが入手できない)。
  • そもそもスパウトが取り外せない構造の蛇口である(特殊なデザインや一体型水栓など)。

蛇口本体の交換作業はスパウト交換よりも難易度が上がります。台所シンク下の配管や、壁付け水栓の場合は壁内の給水管との接続作業が発生するため、DIY初心者にはハードルが高いでしょう。

無理に行うと水漏れを悪化させたり、配管を破損して水が止まらなくなる恐れもあります。そのため、スパウト交換で対処できない場合は、無理せずプロの水道業者に蛇口交換を依頼することをおすすめします。

新しい蛇口への交換費用は前述の通り数万円程度かかりますが、逆に言えば新品の蛇口になることで今後しばらく水漏れの心配がなくなるメリットがあります。また、省エネ型の蛇口や便利な機能付きの蛇口にリフォームする良い機会にもなります。

ちなみに蛇口交換の業者選びに関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますので参考にしてください。

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スパウトからの水漏れ修理が難しい場合はプロに相談を

蛇口のスパウトからの水漏れトラブルは、パッキンの劣化やナットのゆるみといった原因で起こることが多く、今回ご紹介した方法で初心者の方でも比較的簡単に修理できる可能性が高いです。

重要なのは、水漏れを放置しないことです。少しの水漏れでも時間とともに悪化し、水道代が無駄にかかったり、周囲の木部を腐らせてしまうこともあります。

今回解説したように原因を切り分け、適切な対処をすれば改善できますので、まずは落ち着いてチェックしてみてください。

自分で修理するのが不安な場合や、試したけれど直らなかった場合は、無理せずプロに頼りましょう。イースマイルやハウスラボホームなど信頼できる水道修理サービスなら、初心者の相談でも親切に対応してくれます。

マイナビニュース水まわりのレスキューガイドでは地域ごとにおすすめの蛇口修理業者もご紹介していますので、そちらもぜひ参考にしてください。

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