蛇口が故障する原因とは?
水道の蛇口が故障する原因は、蛇口の症状によってさまざまです。
蛇口の異常を発見したら、まずは原因を明らかにすることが必要になります。
蛇口の故障の原因と調べ方について解説します。
蛇口から異音がする原因
蛇口を開けたときに異音や振動音がする場合は、蛇口内の部品の劣化や損傷が原因です。
ケレップ(コマ)という部品が摩耗や損傷していると、水を出しているときに部品が振動して変な音が鳴ります。
ケレップ(コマ)とは、水の出入りを調整している部品のことです。
ケレップ(コマ)を放置しておくと、水漏れのトラブルに繋がるので注意してください。
また、蛇口を閉めたときに衝撃音がする場合は、水道管の異常である恐れがあります。
放っておくと水道管が壊れる可能性があるので、注意が必要です。
蛇口が空回りする原因
蛇口が空回りする場合は、ハンドルまたはハンドル内の部品の故障が原因です。
蛇口が空回りしてハンドルの操作がうまくいかない場合は、下記の4つの原因が考えられます。
- スピンドルの摩耗
- コマパッキンの劣化
- ハンドルの故障
- 蛇口本体の故障や寿命
1. スピンドルの摩耗
スピンドルが摩耗して溝がすり減ることが原因で、ハンドルを回しても部品がうまく連動せず、蛇口が空回りします。
スピンドルとは、ハンドルタイプの蛇口の中に入っているネジのような部品のことです。
ハンドルを動かすとスピンドルが連動し、蛇口の水量を調節する役割があります。
スピンドル摩耗して削れている場合は、新品のスピンドルに交換することで改善します。
2. コマパッキン(ケレップ)の劣化
コマパッキン(ケレップ)が経年劣化などで変形や破損することが原因で、スピンドルとうまく連動できなくなり空回りします。
コマパッキン(ケレップ)は、蛇口を閉めているときは水が流れないように栓をする役割の部品です。スピンドルの動きに合わせて栓を開け閉めしています。
コマパッキン(ケレップ)のゴムが固かったり破れている場合は、新品のコマパッキンに交換することで改善します。
3. ハンドルの故障
ハンドルの摩耗や破損が原因で、蛇口が空回りします。
ハンドルには、大きく分けて「三角形タイプ」と「握り玉タイプ」の2種類があり、内部の部品と同様に単体で交換することが可能です。
ハンドルを強く締めすぎると、ハンドルや内部のスピンドルが摩耗しやすくなったり、別箇所の故障の原因になるので注意してください。
4. 蛇口本体の故障・寿命
蛇口本体の故障や寿命が原因で、蛇口が空回りします。
蛇口(水栓)の寿命は、およそ10年~20年程度です。
蛇口本体が故障しているときは、部品交換では症状が改善しないため本体交換になります。
蛇口が固くて回らない原因
蛇口を捻ろうとしても、固くて開けられないという場合は、下記の4つの原因が考えられます。
- パッキンのグリス切れ
- ゴムパッキン本体の劣化
- 蛇口のサビ
- 袋ナットの締めすぎ
1. パッキンのグリス切れ
パッキンには、グリス(滑りをよくする潤滑油)が塗られています。
グリスが切れることで、蛇口の動きが悪くなって固くて回らなくなるのです。
パッキンのグリス切れの場合は、新しいグリスを塗ると改善します。
2. ゴムパッキン本体の劣化
ゴムパッキン本体の劣化が原因で、蛇口が固くなります。
ゴムパッキンは消耗品で、時間が経過するたびに劣化して固くなっていくのです。
パッキンが固くなっている場合は、新品のパッキンに交換すると改善します。
3. 蛇口のサビ
蛇口のネジ部分が錆びてしまうことが原因で、蛇口が固くなります。
蛇口は錆びにくい素材で作られていますが、金属なのでどうしても錆びるのです。
蛇口が錆びてしまった場合は、新品の蛇口に交換することで改善します。
4. 袋ナットの締めすぎ
蛇口を固定している袋ナットを強く締めすぎることが原因で、蛇口も強く固定されて動きづらくなります。
蛇口が固い場合は、袋ナットを少し緩めてみることで改善します。
蛇口から水漏れがする原因
蛇口からの水漏れの場合、下記の2つの原因が考えられます。
- 蛇口のパッキンの劣化
- 蛇口のケレップ(コマ)の劣化や破損
蛇口のパッキンの劣化による水漏れは、非常に多いトラブルです。
しかし、パッキン以外にもケレップ(コマ)の劣化や破損が原因の可能性もあります。
どの部品が水漏れの原因なのか、簡単な見分け方があります。
蛇口(ハンドル)のナットの下から水が漏れている場合は、ゴムパッキンの劣化です。
吐水口(蛇口の水が出るところ)から水が漏れている場合は、ケレップ(コマ)の劣化や破損だと考えられます。
パッキンもケレップ(コマ)も、新品に交換することで水漏れを改善できます。
蛇口の故障時の自分でできる応急処置のやり方
水道の蛇口から水漏れが起こったら、まずは水道メーターボックス内にある止水栓を閉めましょう。
止水栓の場所がわからない場合は、水道の元栓を閉めて家全体の水を止めましょう。
止水栓を閉め忘れたまま作業をしてしまうと、作業中に水があふれ出てしまうので注意してください。
また、キッチンの蛇口から大量に水が漏れている場合は、シンク下の流し台から出ている配管部分についているレバーを回して水を止めましょう。
レバーはハンドル形になっており、右に回すと水を止めることができます。
ハンドルやレバーがついていないタイプのキッチンの場合は、家全体の止水栓を閉めてください。
蛇口の修理を自分でする際に必要な工具と部品の交換手順
自分で蛇口の修理をする場合、専用の工具が必要になります。
蛇口の修理に必要な工具の種類と使い方、部品の交換手順について紹介します。
必要な工具
蛇口の修理に必要な工具は下記の4つです。
- モンキーレンチ
- 水栓用レンチ
- プラスドライバー、マイナスドライバー
- シールテープ
1. モンキーレンチ
モンキーレンチは、ナットやボルト(ネジ)を回すのに使います。
モンキーレンチの特徴は、下あごを動かすことでサイズをある程度自由に調整できることです。
2. 水栓用レンチ
水栓用レンチは、特定の部品や特殊な形状のナットの取り付けや取り外しに使います。
先端が直角に曲がっており、縦向きにして使う立水栓締め付けのレンチ。
普通のレンチやプライヤーを差し込めない狭い場所のナットを回すのに便利です。
フックのような形をしている水栓取り外しレンチ。
水栓に引っ掛けて本体を回したり、水栓の根本を押さえておくのに便利です。
L字型の短い方を部品に空いている穴に差し込み、長い方を握って動かすことで取り付けや取り外しを行う六角レンチ。
ネジなめしにくい特長があり、丸い形状のメガネレンチ。ナットにはめ込んで使うのに便利です。
3. プラスドライバー・マイナスドライバー
プラスドライバーやマイナスドライバーは、蛇口の部品を固定するネジを回すのに使います。
蛇口交換の場合、「止水栓のネジを回す」「ハンドルのネジを取り外す」などの作業を行うときに必要です。
4. シールテープ
シールテープとは、配管の接続部分にできる隙間を埋めるために必要な工具です。
蛇口と配管の接続部分にあるネジ山に巻きつけて使用します。
部品の交換手順
蛇口の吐水口のパッキン交換
- ハンドル下のナットをモンキーレンチ、もしくはプライヤーを使って外す。
- 蛇口の内部にあるコマという部分をピンセットでつまんで取り外す。
- コマに付いているナットを外し、パッキンを新しいものに交換。
(節水コマやエスコマは使い捨てなので、コマそのものを交換する) - コマをハンドル部分に差し込み、本体に戻す。外したときと逆の手順で本体に固定していく。
蛇口パイプの付け根のパッキン交換
- モンキーレンチやプライヤーを使って、パイプの付け根部分のナットがきちんと締まっているかを確認する
- ナットが締まっているのに水が漏れている場合は、ナット部分のパッキンを交換する。モンキーレンチやプライヤーでパイプの付け根部分のナットを緩めてパイプを外す
- パイプについているナットをずらして、リングとUパッキンを取り外し、新品に交換する
- 新しいUパッキンの溝を本体に向け、接続部にはめ込む。そのあとに新しいリングとナットを通したパイプを、取り外した工程と逆の順で取り付ける(ナットの締めすぎに注意する)
蛇口ハンドル下ナット内部のパッキン交換
- ハンドルを全開に開き、モンキーレンチやライヤーを使用してハンドル下のナットを緩め、ハンドルを外す
- ハンドルを分解し、パッキンを押さえている三角パッキンを新しいものと交換する。ハンドルの部品を組み立てて外した行程と逆の手順で、ハンドルをもとの状態に戻す
蛇口の取り付け部分のシールテープ巻きつけ
- 水栓レンチを蛇口本体に引っかけて、蛇口本体そのものを回転させていき取り外す。(水栓レンチは手で蛇口本体を回せるくらいの硬さになるまで使用する)
- 外した蛇口本体の根元にある古いシールテープやパッキンを取り外して、新しいものに交換する。(新しいシールテープは根元から巻きつけていく)蛇口本体を取り付け、傾きがないかを確認する(傾きがある場合はシールテープを巻きつけ調整する)
キッチンの蛇口修理を自分でする方法
キッチンの蛇口を修理する際は、まず取り付けられている蛇口の種類を確認しましょう。
一般的な家庭のキッチンで使用されている水道の蛇口は「シングルレバー混合水栓」か「ハンドル混合水栓」の2種類です。
2種類の蛇口とも内部の構造はとてもシンプルになっています。内部構造と作業手順さえ分かっていれば、自分で修理するのは簡単です。
「シングルレバー混合水栓」と「ハンドル混合水栓」2種類の蛇口の、部品の交換手順について解説します。
シングルレバー混合水栓のバルブカートリッジの交換方法
シングルレバー混合水栓の水漏れの原因として多いのが、バルブカートリッジの故障や消耗です。
バルブカートリッジを素人が修理するのは難しいので、新品に交換するのが最も良いでしょう。バルブカートリッジの交換方法を解説します。
- 交換するバルブカートリッジを購入する(メーカーから取り寄せるかホームセンターで購入する)
- 止水栓を時計回りに回して閉める(止水栓の場所はシンクの下)
- レバー部分を上に引き抜き分解する
- 内部の部品を止めバネ→スペーサー→ストッパーの順にマイナスドライバーを使って取り外す
- カートリッジ押さえを左に回して外す
- マイナスドライバーを使って、古いカートリッジをてこの原理で取り外す
- 中のフレアパッキンとバネをラジオペンチで取り外す(欠損したパーツがないか確認する)
- 新しいバネとフレアパッキンを竹串に通し、穴にはめ込む
- 新しいバルブカートリッジをはめ込む
- . 取り外した部品を外した時と逆順に取り付ける
- . 止水栓を開け、水漏れがないか確認する
シングルレバー混合水栓の水漏れは、バルブカートリッジを交換すれば大抵直ります。
ハンドル混合水栓のパッキンの交換
ハンドル混合栓のパッキン交換方法は以下の通りです。
- ハンドル下部を緩める(モンキーレンチか六角レンチを使用)
- ハンドルを引き抜く
- カバーナットを取り外す(溜まっている水があふれ出ないよう雑巾やタオルで拭く)
- シングルレバー混合栓ならバルブカートリッジ、2ハンドル混合栓ならスピンドルを外す
- スパウトを引き抜く
- 古いパッキンを外す(ピンセットか竹串などを使用)
- 新しいパッキンを設置する(シングルレバー混合栓の場合、パッキン2つ交換する)
- 混合栓を元に戻し、動作確認する
交換作業時に工具で、蛇口内部の金具を傷つけてしまわないよう注意してください。
蛇口内部の金具の傷が原因で、別の水漏れが起きてしまう可能性があります。
風呂の蛇口交換を自分でする方法
お風呂の蛇口を交換する際は、まず取り付けられている蛇口の種類を確認しましょう。
一般的な家庭のお風呂で使用されている水道の蛇口は「壁付きタイプ」か「台付き(デッキ)タイプ」の2種類です。
自分で交換をする場合は、部品を購入する際にそれぞれの蛇口に対応するものかどうか確認してください。
特に台付き(デッキ)タイプは、水とお湯の2本のハンドル間の長さによって取り付けられる蛇口の種類が異なるので注意が必要です。
「壁付きタイプ」か「台付き(デッキ)タイプ」2種類の蛇口の、交換手順について解説します。
壁付きタイプの蛇口の交換方法
壁付きタイプの蛇口の交換方法は以下の通りです。
- ナットをまわし取付脚から水栓本体を外す
- 壁から取付脚を外す(壁の中の配管を破損させないように注意)
- 接続部分のサビや汚れをキレイに掃除する
- 新しい水栓の取付脚にシールテープを時計回りに6回〜9回程度巻く(取り付ける接続口の状態によりシールテープを巻く量を調整する)
- 取付脚を時計回しに壁に取り付ける(少しでも反時計回しにしてしまったらシールテープは巻き直しする)
- 水栓本体を水平になるように調整しながら取付脚に取り付ける(ナットをしっかり締めたら水漏れを確認する)
- シャワーホースを本体に取り付ける(ナットをしっかり締めたら水漏れを確認する)
水栓が固くて回らない場合は、無理をすると壁の中の配管を破損させてしまう恐れがあります。
壁の中から変な音がしたり、力を入れても回らない時は水道業者に依頼しましょう。
台付きタイプの蛇口の交換方法
台付きタイプの蛇口の交換方法は以下の通りです。
- 点検口のカバーを外し、水とお湯の接続がフレキ管であれば、ナットを緩めフレキ管を本体から外す(樹脂管以外の配管が直接水栓本体に接続されている場合は工事が必要になる可能性もある)
- 水栓の裏側(点検口内)にある本体を固定しているナットを外して水栓を外す
- 接続部分のサビや汚れをキレイに掃除する
- 新しい水栓を穴にはめ、水栓を裏側(点検口内)からナットで固定する
- 水栓とフレキ管を繋ぎ水漏れを確認する(フレキ管も新品に交換する)
- 吐水部とシャワーホースを接続し、水漏れをチェックする。問題なければ点検口カバーを閉める
台付きの水栓は、水栓の裏側のナットを外すために特殊な工具が必要です。
作業する場所が狭く、無理をすると破損することもあります。工具が用意できない時や作業の手順が判断できず自信がない場合は、水道業者に相談しましょう。
蛇口の修理を業者に依頼したときの費用と相場
蛇口の修理を業者に依頼した場合、費用はどのくらいかかるのでしょうか。
水栓や蛇口の種類ごとに、交換の費用相場について紹介します。
水栓・蛇口の種類 | 費用相場(部品代除く) |
---|---|
水栓・蛇口の部品交換 (パッキンやバルブカートリッジなど) |
10,000~15,000円 |
単水栓(壁付き/台付き)交換 | 10,000~15,000円 |
混合水栓(壁付き/台付き)交換 | 10,000~15,000円 |
混合水栓(ワンホール)交換 | 10,000~15,000円 |
混合水栓(ツーホール)交換 | 10,000~15,000円 |
分岐水栓の取り付け | 10,000~14,000円 |
上記の金額は、蛇口の交換にかかる作業料金や基本料金のみです。
この金額に蛇口本体の部品代や出張料、夜間料金などが加わるため実際の料金はもっと高くなります。
業者によっては、廃材諸経費やキャンセル料などが発生することがあります。
見積もり依頼をする際は、事前に見積もりが無料かどうかを確認してください。
水道局指定業者といわれている指定給水装置工事事業者だと安心して依頼することができます。
以下に、水道局指定で見積もり料金無料のおすすめ業者を表にまとめていますので、参考にまずは公式サイトを確認して相見積もりをしてみてくださいね。
業者 | 水道局指定 | 見積もり | 即日対応 | 作業料金 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
イースマイル |
◎ | 無料 | 最短20分 | 8,800円~ | 詳細 |
ハウスラボホーム |
◎ | 無料 | 最短20分 | 6,600円~ | 詳細 |
水110番 |
◎ | 無料 | 最短30分 | 8,800円~ | 詳細 |
各市区町村の水道局から、給水装置工事・排水設備工事を法律法令に基づいてその市区町村内で適正に施工することができる水道業者として認められています。
※水道局指定業者はお住いの市区町村の水道局指定かご確認ください。
※対応エリアは一部市区町村を除く場合があります。詳細は公式サイトでご確認ください。
賃貸住宅で蛇口の水漏れが発生した場合の対処法
賃貸住宅で蛇口の水漏れが起きたら、迅速に対応することが大切です。
水漏れを放置しておくと悪化してひどくなる恐れがあるため、まずは管理会社や大家さんへ連絡しましょう。
費用負担を管理会社か入居者どちらがするのかという話し合いも進めるためです。
費用の負担者は契約内容や水漏れが発生した原因によって異なるため、まずは契約書を確認してみましょう。
契約書に水漏れの修繕代をどちらが負担するのかが記載されているはずです。
はっきりしない場合は、管理会社や大家さんに確認してみてください。
賃貸住宅は水道も含め、家全体が大家さんの持ち物です。蛇口の部品の劣化により水漏れが発生した場合は、大家さんが修繕料金を負担してくれるのが一般的です。
ただし賃貸物件の契約内容によっては、「小修繕は自己負担」となっていることもあります。水道内部のパッキンは、この小修繕に含まれることがあるのです。
パッキンの寿命は約10年なので、長期間住んでいる賃貸物件なら、寿命を迎えてもおかしくありません。
また、蛇口のホースが外れていることが原因で水漏れを起こしてしまったなどの場合も、自分で修理費用を負担しなければなりません。
自分で修理する自信がない場合は、水道業者に依頼するのがおすすめです。
もし夜中に水漏れが起き、管理会社や大家さんと連絡がとれない場合は、すぐに水道業者へ連絡をしてください。
修理後に水道業者から、領収書や水漏れの原因が記載された診断書をもらうようにしましょう。(費用の話し合いで使用する場合があります)
水道業者が到着するまでに被害が広がりそうな場合は、自分で応急処置をしてください。
応急処置の具体的な方法は、水漏れしている部分にタオルをしっかり巻いて結び、垂れてくる水滴をバケツなどで受けるように準備します。(バケツの下にはビニールシートを敷いておく)
壁や床に浸水してしまうと、さらに修繕が必要になる恐れもあるので注意してください。
もし水漏れに気付くのが遅れて下の階の住人にまで被害が及んでしまうと、賠償責任が発生してしまいます。
被害を拡大させないように、応急処置をきちんと行いましょう。
蛇口の修理をDIYでできるかどうかの判断基準とは?
蛇口の修理をDIYでできるならやってみたい、という人は多いのではないでしょうか。
しかし、蛇口構造もなにもわからない素人が簡単にできるのだろうかという場合の、判断基準について解説します。
蛇口の水漏れの勢いが弱い場合
蛇口の水がポタポタとしずくが垂れる程度の場合は、水漏れの度合いがまだ弱くDIYで直せる可能性があります。
もしも水漏れの勢いが強く、大量に吹き出している場合はすぐに水道業者に依頼してください。
故障部分や各パーツ部品が取り外せる場合
水漏れの勢いが強くなく、故障した部分や各パーツ部品の取り外しが可能な場合は、DIYで直せる可能性があります。
部品が固くてパーツの一部を取り外そうとしても難しい場合や、修理する自信がない場合は水道業者に依頼してください。
水漏れの原因が特定できている場合
水漏れの原因がはっきりと分かっている場合は、DIYで直せる可能性があります。
どうしても原因や修理方法が分からない場合は、水道業者に依頼してください。
蛇口交換をどこに依頼するのがよいかについては、以下の記事で詳しく解説しています。
まとめ
水道の蛇口から水漏れする原因と応急処置のやり方、蛇口の修理を業者に依頼したときの費用相場について詳しく解説しました。
また、蛇口の修理をDIYでできるかどうかの判断基準についても解説しています。
自分で修理する場合は、被害を悪化させるリスクもあるということがわかったのではないでしょうか。
水漏れの勢いが強かったり、修理する自信がない場合は、迷わず水道業者に依頼することをおすすめします。
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まずは無料相談!全国対応&水道局指定のおすすめ業者
※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
※記事内で紹介した水道業者様は編集部が独自にリサーチを行い、料金や口コミ等、様々な情報を基に
順位付けをしております。