蛇口交換はどこに依頼できる?
蛇口交換を依頼できる業者は主に次の4つです。
現在使用している蛇口のメーカーや、蛇口交換の実績豊富な水道業者、またはお買い物ついでに頼めるホームセンター・家電量販店などで蛇口交換を依頼できます。この4つの業者のメリット・デメリットや注意点を交えながら比較していきます。
蛇口のメーカー
TOTOやLIXILなど、現在使っている蛇口のメーカーに交換を依頼できます。蛇口メーカーに頼むメリットやデメリットを確認しておきましょう。
蛇口メーカーに頼むメリット
不具合が気になる蛇口がまだ保証期間内であれば、蛇口メーカーに相談してみましょう。無償で修理交換してもらえる可能性があります。
まずは保証書で保証期間を確認してみましょう。
蛇口メーカーに頼むデメリット
蛇口メーカーに頼むと次のデメリットがあります。
すぐに対応してもらえないケースもある
蛇口メーカーに依頼すると、工事まで数日かかるのが一般的です。緊急性が高くない場合は問題ないでしょうが、できるだけ早く交換してほしくても、すぐに対応してもらえない可能性があります。
すぐに対応してほしいときは、蛇口メーカー以外の業者を検討した方がよいでしょう。即日対応してくれる業者もありますので、急ぐときは迅速な対応が可能な業者に依頼するのがおすすめです。
配管までは見てもらえない
蛇口メーカーに依頼すると蛇口交換はしてもらえますが、配管までは見てもらえません。たとえば水の出が悪いなど、配管に問題がある場合、水道工事業者にも依頼しなくてはいけなくなります。
蛇口メーカーに頼むときの注意点
蛇口メーカーに依頼するときは、次の点に注意しておきましょう。
1.品番を調べてから連絡する
蛇口メーカーに依頼するときは、品番を伝える必要があるため、あらかじめ調べておきましょう。品番は一般的に蛇口本体の根本に刻印されるか、ラベルが貼り付けられています。もし確認できない場合は、取扱説明書で確認しておきましょう。
2.免責事項に該当すれば、有償になる
保証書に記載されている期間内であれば、必ず無償で交換してもらえるというわけではありません。お使いの蛇口がたとえ保証期間内であっても、免責事項に該当すれば有償になります。正しい使い方をしていなければ、保証書があっても無償で修理してもらえません。
蛇口メーカーに頼むのが向いている人
蛇口がせっかく保証期間内であれば、蛇口メーカーに頼んで無償交換してもらうのが一番お得といえます。
ただし、今すぐ取り替えてもらいたい場合は対応してもらえないことが多いため、緊急ではない人に向いています。
水道業者
水道業者は地元密着型が多いため、連絡すれば迅速に対応してくれます。
評判や口コミなどを参考にして、地元の水道業者を選んでみてはいかがでしょうか。
水道業者に頼むメリット
蛇口交換を水道業者に依頼すると次のようなメリットがあります。
最短で即日対応してもらえる
水回りのトラブルは緊急の場合もあるため、「すぐに見に来てほしい」というケースも多いものです。そのようなときに頼りになるのが水道業者です。
24時間365日対応している水道業者なら、夜中や早朝に水道のトラブルが起きたときも迅速に対応してもらえます。深夜や早朝に依頼した場合、深夜・早朝割増料が必要な業者もありますが、割増料なしで対応してくれる業者もありますので確認しておきましょう。
水道業者のホームページを見たら「最短◯分で駆けつけます」との記載がある場合が多いため、迅速に対応してほしいときは、水道業者に依頼するのがおすすめです。
今までと違う蛇口に交換できる
メーカーの保証で交換してもらう場合、今まで使っていた蛇口と同じ蛇口への交換になります。しかし、今の蛇口より高機能な蛇口に交換したいという方もいるのではないでしょうか。水道業者に交換を依頼すれば、現在お使いの蛇口とは違う蛇口に交換することも可能です。
たとえばハンドシャワー付きや浄水器付きなど、便利な機能がついた蛇口への交換もできます。
水道業者に頼むデメリット
水道業者の中には悪質な業者もまぎれていて、トラブルも発生しています。ホームページには格安料金を掲載し、修理後に高額な料金を請求する業者もいるので、安いからといって見積もりもとらずに依頼しないよう注意しておきましょう。
悪質な水道業者に依頼しないためには、最初にきっちりと見積もりを出してもらうことが重要です。後になって追加料金を請求されないためにも、見積書以上の請求をすることはないか確認しておきましょう。
水道業者に頼むときの注意点
水道業者に依頼するときは、次の2つの点に注意しておきましょう。
1.最低3社から相見積もりをとる
水道業者に蛇口交換を依頼するときは、最低でも3社に相見積もりをとることをおすすめします。最初の1社で決めてしまうと、相場がわからないため高い金額を請求されても気づきません。
3社くらい依頼すれば、蛇口交換の相場がわかります。高すぎず安すぎない妥当な金額の業者に依頼できるでしょう。
「わざわざ見積もりを出してもらったのに断りにくい」という思いから、最初の1社で決めてしまう人もいるでしょうが、見積もりの内容を見て断ることは珍しいことではありません。最初に相見積もりをとることを伝えておけば、スムーズに断りやすいでしょう。
信頼できる水道業者を見つけるためにも、ためらわずに相見積もりをとりましょう。
2.出張料や見積料が無料か確認しておく
見積もりを依頼する前に、出張料や見積料が無料か確認しておきましょう。相見積もりをとるだけで出張料や見積料がかかってしまうとコストがかかります。無料で見積もりしてくれる業者は多いので、できるだけ出張料や見積料が無料の業者に依頼した方がよいでしょう。
また、見積もりをとって依頼しなかった場合、キャンセル料が発生する業者もあります。相見積もりを依頼する際はキャンセル料の有無を確認して、できるだけキャンセル料0円の業者に見積もり依頼した方がよいでしょう。
水道業者に頼むのが向いている人
水道業者は24時間365日対応している業者もあり、「即日対応可能」「最短◯分で駆けつけます」と迅速に対応してくれる業者も少なくありません。深夜や早朝でも割増料金なしで対応してくれる水道業者もありますので、「蛇口をすぐに交換したい人」に向いています。
また、せっかく新しい蛇口に取り替えるなら高機能なタイプに取り替えたいという方も多いものでしょう。水道業者に頼めば希望に合う蛇口を提案してくれるので、今の蛇口と違うタイプに交換したい方におすすめです。
水道局指定業者といわれている指定給水装置工事事業者だと安心して依頼することができます。
以下に、水道局指定で見積もり料金無料のおすすめ業者を表にまとめていますので、参考にまずは公式サイトを確認して相見積もりをしてみてくださいね。
業者 | 水道局指定 | 見積もり | 即日対応 | 作業料金 | 公式サイト |
---|---|---|---|---|---|
![]() イースマイル |
◎ | 無料 | 最短20分 | 8,800円~ | 詳細 |
![]() ハウスラボホーム |
◎ | 無料 | 最短20分 | 6,600円~ | 詳細 |
![]() 水110番 |
◎ | 無料 | 最短30分 | 8,800円~ | 詳細 |
各市区町村の水道局から、給水装置工事・排水設備工事を法律法令に基づいてその市区町村内で適正に施工することができる水道業者として認められています。
※水道局指定業者はお住いの市区町村の水道局指定かご確認ください。
※対応エリアは一部市区町村を除く場合があります。詳細は公式サイトでご確認ください。
ホームセンター
蛇口を購入する際に、交換工事を依頼できるホームセンターもあります。普段買い物しているホームセンターであれば、気軽に頼みやすいでしょう。
ホームセンターに依頼するメリット
ホームセンターでは蛇口を直接手にとって見られることや、店員さんから説明を聞くことができます。お買い物ついでに蛇口交換を依頼できて手間がかからないことや、質問したいことをその場で聞けることなどがホームセンターに依頼するメリットといえます。
ホームセンターに依頼するデメリット
お買い物ついでに気軽に相談しやすいホームセンターですが、デメリットもありますので確認しておきましょう。
在庫が少なく取り寄せの場合は定価販売になる
ホームセンターでは蛇口を取り扱っていますが、在庫が豊富なわけではありません。蛇口の機能にこだわりがある方は、希望通りの蛇口が見つからない可能性があります。在庫がなければ取り寄せになりますが、その場合は定価販売になってしまうこともあります。
ホームセンターで購入すれば安いというイメージがあるでしょうが、必ずしもそういうわけではありません。欲しい蛇口が安く買えるとは限らないことがデメリットといえます。
他の店と作業料金の比較ができない
ホームセンターで蛇口交換を依頼する場合、商品の購入と同じタイミングで依頼することになります。そのため、水道業者のように相見積もりをとって比較したりできません。相場がわからないまま依頼することになってしまいます。
ホームセンターに頼むのが向いている人
ホームセンターは、対面でお店の人に相談しながら購入したり、交換工事を頼んだりできます。ネットや電話で依頼するのが好きではない方に向いているでしょう。いつも買い物しているホームセンターであれば、安心感があるかもしれませんね。
関連記事:ホームセンターに蛇口交換を依頼すべき?料金相場や業者選びのポイント
家電量販店
蛇口を販売している家電量販店の中には、蛇口交換を依頼できるところもあります。交換工事費込みの商品が販売されている場合もありますので、費用を抑えて蛇口交換したい方におすすめです。
家電量販店に依頼するメリット
ヨドバシデンキやエディオンなど、家電量販店でも蛇口の取り扱いがあります。蛇口を購入して自分で取り付けたいという方も多いでしょうが、普段利用している家電量販店で購入すれば、ポイントがたまるというメリットがあります。
どの家電量販店でも蛇口交換を頼めるわけではありませんが、たとえばJoshin Webは蛇口交換を下見不要で簡単にネット注文できます。ネットで手軽に依頼したい人にとって便利でしょう。
また、取り付け工事費込みの蛇口を取り扱っている家電量販店もあります。
格安価格で蛇口交換ができて、さらにポイントまでたまるのでお得感があるでしょう。
家電量販店に依頼するデメリット
家電量販店はホームセンターと同じように蛇口の在庫が豊富に揃っているわけではありません。希望する商品は取り寄せになる可能性があるため、手に入るまでに時間がかかります。また、取り寄せの場合は価格が安くならない可能性があるでしょう。
家電量販店に頼むのが向いている人
家電量販店は、ポイントを貯めている人、家電を買い物するついでに蛇口交換も依頼したい人、オンラインショップで購入から取り付けまでまとめて申し込みたい方に向いています。
賃貸の人は確認!賃貸物件はまず大家さんか管理会社に連絡
賃貸物件で蛇口交換したい場合、まずは大家さんか管理会社への相談が必要です。許可がもらえた場合は蛇口交換できる場合があります。
ただし、退去時は元に戻さないといけないため、交換前の蛇口は保管しておきましょう。
水道トラブルは必ず大家さんや管理会社が修理費用を負担するわけではありません。経年劣化であれば大家さんや管理会社負担になりますが、入居者の過失で蛇口トラブルを招いたときの修理費用は入居者の負担になります。
原因によっては費用を負担してもらえる
蛇口には耐用年数がありますので、劣化によって取り替えが必要になることがあります。その場合、賃貸契約の内容などによって貸主と入居者のどちらが業者を手配するか異なりますので、まずは大家さんか管理会社に連絡してください。
劣化が原因の蛇口交換費用は、基本的に貸主の負担になります。しかし、相談せず自分で業者に依頼すれば、蛇口トラブルの原因がはっきりしないため、貸主が負担すべき費用かはっきりわからなくなってしまいます。蛇口トラブルが起こったときは、まず相談しましょう。
提携している水道業者があるかもしれない
大家さんや管理会社には提携している水道業者があるかもしれません。そのため、蛇口トラブルが起きたときは、自分で依頼しないようにしておきましょう。
深夜など緊急時は自分で修理業者に依頼する
蛇口の劣化による修理や交換は、基本的に自分で修理業者に依頼しません。しかし、深夜など緊急時は、自分で修理業者に依頼する必要があります。その場合、蛇口の不具合の原因が劣化によるものか、過失によるものかはっきり証明できるよう修理業者に水漏れなどの理由を書いてもらっておくと安心です。
水漏れがある場合は応急処置しておく
水漏れなどの蛇口のトラブルが起こった場合、階下に迷惑をかけてしまう可能性があります。
まずは止水栓や元栓を閉めて応急処置しておきましょう。
故障以外の理由で蛇口交換したい場合
賃貸物件で「シャワータイプの蛇口にしたい」「エコ水栓にしたい」など、機能的な蛇口に交換したい場合、まずは大家さんか管理会社への相談が必要です。許可がもらえた場合は蛇口交換できる場合があります。
ただし、退去時は元に戻さないといけないため、交換前の蛇口は保管しておきましょう。
関連記事:賃貸の蛇口が壊れた!水漏れ時の対処法や修理費用負担についてを解説
蛇口交換やリフォームを依頼したときの相場
蛇口交換を業者に依頼すると、蛇口本体代の他に作業料金などがかかります。蛇口の種類別に交換する際の作業料金の相場をご紹介します。また、蛇口を交換するついでに洗面台ごとリフォームしたいという方もいるでしょうから、リフォームの相場も合わせてご紹介します。
蛇口の種類 | 料金相場 |
---|---|
単水栓 | 8,000円〜10,000円 |
混合水栓(壁付き・台付) | 10,000円〜15,000円 |
混合水栓(ワンホール) | 10,000円〜15,000円 |
混合水栓(ツーホール) | 10,000円〜15,000円 |
分岐水栓の取り付け | 10,000円〜14,000円 |
この金額は作業にかかる費用なので、別途蛇口本体代や部品代などが必要です。
また、出張費などの費用がかかることもあります。
次にリフォームした場合の費用を見ていきましょう。リフォームの場合は作業料金よりも本体代金による幅があります。
考えている商品シリーズがある場合には伝えて見積もりを依頼してみるのがおすすめです。
リフォームの場所 | 料金相場 |
---|---|
洗面台 | 8万円〜20万円 |
風呂 | 60万円〜120万円 |
キッチン | 50万円〜200万円 |
関連記事:自分でやっても大丈夫?蛇口交換の料金相場と業者選びの注意点
業者選びの際にチェックすべき5つのポイント
蛇口交換を依頼する業者選びに失敗しないためにも、次の5つのポイントをチェックして選びましょう。
1.対応や説明が丁寧であるか
まずはオペレーターや作業スタッフの対応が丁寧かチェックしておきましょう。見積もり後に作業内容を丁寧に説明してくれる業者なら安心です。見積もりが大雑把で詳細が記載されていない場合は、内容を確認しておきましょう。丁寧に説明してくれない場合は信頼できないので、他の業者に依頼した方がよいかもしれません。
2.見積料や出張料、キャンセル料などは無料か
蛇口交換業者の料金体系はさまざまです。見積料、出張料、キャンセル料、深夜・早朝割増料の有無は業者によって異なります。できるだけコストを抑えるためにも作業料以外の費用がかかるか確認しておきましょう。見積もりをとって依頼しなかった場合にキャンセル料がかかることもあるため、キャンセル料の有無は見積もり前に確認しておきましょう。
3.水道局指定事業者であるか
水道局指定事業者とは、法律や法令で定められた基準に基づき、適切に水道工事ができると認められた業者のことです。水道局指定業者に認定されるには、給水装置工事主任技術者の国家資格を保持する者を置かなくてはなりません。
蛇口交換やパッキンの修理などのメンテナンス工事は、水道局指定事業者に認定されていない業者でも可能ですが、配管の工事は水道局指定事業者でなければできません。
水道局指定業者に認定されていなくても蛇口交換できるとはいえ、認定されているということは幅広い知識と経験を持つ証拠なので、安心して依頼できるでしょう。
4.保証は充実しているか
施工後に不具合が発生しないとは限りません。万が一、トラブルが発生したときのために保証やアフターサービスが充実しているか確認しておきましょう。
5.豊富な実績な技術力はあるか
蛇口交換の実績が豊富な業者に依頼すると安心です。経験豊富ということは、それだけ幅広い知識につながります。ホームページに実績や年間の工事件数などが掲載されていることがありますので、確認しておきましょう。
蛇口交換はDIYで可能
蛇口交換は、業者に頼まずDIYでおこなうことも可能です。自分で蛇口交換すれば、業者に支払う作業費が必要ないため、コストを節約できます。その分、グレードが高い蛇口に交換することもできるでしょう。
DIYに慣れている人は、自分で蛇口交換することも検討してみてはいかがでしょうか。
関連記事:蛇口・水栓交換は自分でできる!蛇口の種類ごとの交換方法を詳しく解説!
蛇口の種類を確認する
蛇口交換する際は、基本的に現在使用しているものと同じ種類の蛇口に交換します。まずは蛇口の種類を確認しましょう。主な蛇口の種類をご紹介します。
単水栓
一つの吐水口から水かお湯のどちらかしか出せない蛇口です。現在、家庭用の蛇口は混合水栓が主流になっているので、単水栓は少ない傾向です。
ワンホール混合水栓
ワンホール混合水栓は、取り付け穴が1つ空いた天板に取り付ける蛇口のことです。水とお湯を出すことができます。
ツーホール混合水栓
ツーホール混合水栓は、取り付け穴が2つ空いた天板に取り付ける蛇口のことで、水とお湯を出すことができます。
壁付き混合水栓
壁の2つの穴に取り付ける蛇口のことで、水とお湯を出すことができます。
分岐水栓
食器洗い乾燥機などを購入した際、水やお湯が必要になるため、水栓に取り付けて水の出口を増やします。DIYで取り付け可能です。
蛇口交換に必要な工具
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
- モンキーレンチ
- 水栓取り外しレンチ(壁付き単水栓に使用)
- シールテープ(壁付き混合水栓、壁付き単水栓に使用)
- 歯ブラシ(掃除用)
蛇口の交換手順
ここからは、蛇口の種類別に交換手順をご紹介します。
ワンホール混合水栓の交換手順
ワンホール混合水栓の基本的な交換手順をご説明します。蛇口の種類によっては取り付け方がやや異なるため、取り扱い説明書を確認してから作業をはじめてください。
- ①止水栓を閉めます。
- ②給水栓を接続している左右のナットをレンチで取り外します。
- ③カウンター下の水栓を固定しているナットを取り外します。
- ④カウンターの上から水栓を持ち上げて取り外します。
- ⑤台座が設置されている場合はプラスドライバーを使ってネジを緩めて取り外します。
- ⑥新しい台座をカウンターに設置し、プラスドライバーでネジを取り付けます。
- ⑦シャワー付きの水栓は、取り付ける前にシャワーホースをすべて引き抜いておきます。
- ⑧台座に給水ホース・シャワーホースを通して水栓を設置します。
- ⑨引き抜いたシャワーホースを元に戻します。
- ⑩水栓の根元のネジをプラスドライバーで締めて固定します。
- ⑪カウンター下の2本の給水ホースをアダプターを使って止水栓とつなぎます。
- ⑫シャワーホースをシャワーホースソケットに取り付けます。
- ⑬止水栓を開いて動作確認します。水漏れがないかチェックしておきましょう。
ツーホール混合水栓の交換手順
- ①止水栓を閉めます。
- ②カウンター下の左右の給水栓接続ナットをレンチで外します。
- ③本体を固定している2箇所のナットを取り外します。
- ④蛇口を持ち上げて取り外します。
- ⑤新しい水栓を穴にはめこみます。
- ⑥カウンターの下からパッキンと座金をはめて、ナットを2箇所締めます。
- ⑦給水管をナットで接続します。
- ⑧止水栓を開けて動作確認します。水漏れがないかチェックしておきましょう。
壁付き混合水栓の交換手順
- ①止水栓を閉めます。
- ②水栓を取り付けている左右のナットをレンチで取り外します。
- ③水栓をクランクから取り外します。
- ④左右両方のクランクを反時計回りに回して取り外します。
- ⑤配管内の汚れを歯ブラシで落としておきます。
- ⑥新しいクランクを差し込んで時計回りに回し、何回転で固定できるか確認します。
- ⑦クランクにシールテープを巻き付けます。
- ⑧クランクを先ほど確認した回数より1回転少なく回して設置します。
- ⑨もう片方のクランクは回し切らずに途中でやめて、左右が「へ」の字になるように設置します。
- ⑩への字のままレンチで両側のナットを締めます。
- ⑪クランクが「ハ」の字になるように調節して水栓の向きを水平にします。
- ⑫止水栓を開いて動作確認します。水漏れがないかチェックしておきましょう。
壁付き単水栓の交換手順
- ①止水栓を閉めます。
- ②水栓取り外しレンチをひっかけ、半時計周りに回して取り外します。
- ③配管内の汚れやシールテープの残りを歯ブラシで取り除きます。
- ④蛇口を配管に差し込んで時計回りに回し、何回転でまっすぐ固定できるか確認します。
- ⑤2つ目のネジ山からシールテープを5〜6回巻いて指でなじませます。
- ⑥先ほど覚えた回数になるように時計回りに回します。
- ⑦止水栓を開いて動作確認します。水漏れがないかチェックしておきましょう。
シールテープを巻いたら、逆回しにはできません。回しすぎてしまったときは、シールテープを巻くところからやり直しましょう。
まとめ
ただし、難しいと感じたり、うまく取り付けられるか不安になったときは、無理せずに業者に依頼することをおすすめします。水道業者に依頼するときは、料金やサービス内容を比較するために相見積もりをとると安心です。
まずは無料相談!全国対応&水道局指定のおすすめ業者
※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。
※記事内で紹介した水道業者様は編集部が独自にリサーチを行い、料金や口コミ等、様々な情報を基に
順位付けをしております。