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蛇口のパッキンを交換したのに水漏れが直らないときの原因と対処法

2024.09.10
2022.03.24
パッキン
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「蛇口のパッキンを交換したのに、水漏れが止まらない」そんなトラブルを抱えていませんか?最近では、DIYが流行していることにより、水漏れを自分で修理を行う人が多いことでしょう。しかし、パッキンを交換するだけでは、水漏れが解決しないことがあります。

この記事では、パッキンを交換しても水漏れが治らない時の原因や水漏れ時の修理方法を解説します。水漏れはすぐにでも直したいもの。この記事を読んで、しっかりと修理をしていきましょう。
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目次 
寺田 有志
監修者

水道設備業者 水道水栓設備主任

寺田 有志 (株式会社プログレス)

株式会社プログレス 入社平成23年5月 暮らしの中で必要なレスキューサービスを提供する株式会社プログレスにて水道水栓設備主任を担当。水回り業務に7年従事し、累計2000件以上の水道水栓関連のトラブルを解決。多くのお客様に信頼される「水道水栓」のスペシャリスト。

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パッキンを交換しても水漏れが直らない原因

パッキンを交換しても、水漏れが止まらない場合があります。それは、ケレップのサイズが異なったり、カートリッジやシールテープの劣化・老朽化があったり、蛇口本体の故障が起こっている可能性があります。

この章では、水漏れの原因や対処法をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

原因1.ケレップ(コマパッキン)のサイズが違う

蛇口を修理する時によく起きる失敗が、パッキン・ケレップのサイズを間違えてしまうことです。

蛇口にさまざまな種類があるように、パッキン・ケレップにもさまざまな種類があります。

自分でパッキン・ケレップを交換する際は、蛇口に合ったパッキン・ケレップをしっかり調べてから購入するようにしましょう。

そもそもパッキンの役割は、水道のパーツの隙間から水が漏れないように密封することです。

断面が三角になっており、蛇口のハンドルの下のナットに合わせる形状である『三角パッキン』や、断面が見るとU型であり、蛇口の水が出る部分につけられている『Uパッキン』などがあります。

次に、ケレップの役割は、水が出るのをせき止めることです。コマパッキンとも呼ばれています。

使い捨てタイプの『エスコマ』や、節水タイプの『節水エスコマ』『節水コマ』などがあります。

では、修理方法の手順をパッキン・ケレップの種類ごとにご紹介しましょう。

対処法1.混合栓の蛇口パッキンの交換

手順
  1. ハンドル下部を緩める
  2. ハンドルを引き抜く
  3. カバーナットを取り外す
  4. シングルレバー混合栓ならバルブカートリッジ、2ハンドル混合栓ならスピンドルを外す
  5. スパウトを引き抜く
  6. 古いパッキンを外す
  7. 新しいパッキンを設置
  8. 混合栓を元に戻し、動作確認

対処法2.ツーハンドル混合栓の蛇口 ケレップの交換

手順
  1. 元栓を閉める
  2. ハンドルのキャップを取り外し、下にあるネジをドライバーでゆるめてから外す
  3. ハンドルを反時計回りに回して取り外す
  4. キャップナットをプライヤーでゆるめて取り外す
  5. 三角パッキンを取り外す
    ※手で外せないときは、隙間にマイナスドライバーなどを差し込んで抜き取る
  6. スピンドル上部のネジをプライヤーでゆるめる
  7. 水栓本体から、座金とスピンドルを取り外す
  8. 本体の中に入っているコマパッキンを取り外し、新しいものを入れる
  9. 逆の手順で取り付ける
  10. 元に戻せば動作確認

対処法3.ツーハンドル混合栓の蛇口 三角パッキンの交換

手順
  1. ハンドルを外す
  2. カバーナットを緩めて取り外す
  3. 古い三角パッキンを外す
  4. 新しい三角パッキンを設置
  5. 元に戻して動作確認

対処法4.ツーハンドル混合栓の蛇口 Uパッキンの交換

手順
  1. 吐水口パイプのナットを緩める
  2. パイプに付いているUパッキンを外す
  3. 新しいパッキンを設置
  4. 元に戻して動作確認

ぜひ参考にして、修理をしてみてください。

原因2.サビやゴミが溜まり汚れている

パッキンのまわりにゴミなどがつまっていると、隙間ができます。すると水漏れが起き、内部が錆びてしまいます。

その錆びがパッキンにひっかかるなど、正しく部品が設置されていない状態になりがちです。

水漏れをしている蛇口が錆びていないか、パッキン周辺が汚れていないか、ゴミが絡まっていないかをよく確認しましょう。

もし蛇口の汚れが確認できた場合は、パッキンの交換を行う前に掃除を行うことをおすすめします。

対処法1.蛇口吐水口の掃除

蛇口の吐水口の汚れが気になる場合に用意する掃除用具は以下の通りです。

掃除用具
  • 重曹
  • クエン酸
  • 歯ブラシ

掃除用具が用意できれば、以下の手順で掃除を行いましょう。

手順
  1. 重曹で汚れをこする
  2. クエン酸水をお皿などにつくり、吐水口を浸かる状態にする
    ※クエン酸水=クエン酸小さじ1と水200ml
  3. 歯ブラシでこする
  4. すすぐ

対処法2.蛇口の汚れ掃除

蛇口の汚れが気になる場合に用意する掃除道具は以下の通りです。

掃除道具
  • クエン酸
  • キッチンペーパー
  • 輪ゴム
  • 清潔な雑巾

掃除用具が用意できれば、以下の手順で掃除を行いましょう。

手順
  1. クエン酸水をつくる
  2. 汚れにクエン酸水に浸したキッチンペーパーを貼り付ける
  3. 輪ゴムをキッチンペーパーに巻き付けて固定する
  4. 2時間ほど放置する
  5. こすり落とす
  6. よくすすぎ、乾拭きする

以上のように、汚れが気になった際は掃除をこまめに行うようにしましょう。

原因3.カートリッジやシールテープの劣化・老朽化

水の出し止めを行うカートリッジや、配管同士を密着させるシールテープの劣化・老朽化により、水漏れが起こることがあります。

対処法1.カートリッジ劣化で交換

吐水口からの水漏れや蛇口胴体部からの水漏れは、カートリッジの劣化を疑いましょう。
カートリッジの交換の手順は以下の通りです。

手順
  1. 止水栓または元栓を占める
  2. レバーハンドルを外す
  3. カートリッジガイドを外す
    ※台付ワンホールシングルレバー混合水栓の場合本体を必ず固定しながら行います。
    専用の工具が使えない時、プライヤーやパイプレンチなどを使うと蛇口に傷がつきますので注意してください。
    決して無理はせず、自分での修理が難しい場合は業者を呼びましょう。
  4. カートリッジを外す
    ※※カートリッジを取り付ける時のために向きを確認しておきましょう。
  5. 新しいカートリッジを取り付ける
  6. カートリッジガイドを取り付ける
  7. レバーハンドルを取り付ける
  8. 止水栓を開けて水漏れの確認をする

対処法2.シールテープ劣化でまき直し

配管の接続部分に亀裂やすき間が生じた場合に、水漏れが起きることがあります。
その際は、シールテープのまき直しをおこないましょう。
まき直しの手順は以下の通りです。

まき直しの手順
  1. 水栓レンチを使い、水栓本体を壁から取り外す
  2. テープを外し、きれいに掃除する
  3. 先端から二つ目のネジ山の位置を確認する
  4. 確認した位置にシールテープを4.5回巻く
  5. シールテープをなじませる
  6. 蛇口を取り付ける

原因4.蛇口本体の故障

蛇口本体の故障に多いのが、スパウトの故障や凍結で起こる亀裂による水漏れです。

スパウトの水漏れの原因は、締め付け部分の劣化や蛇口本体とスパウト接続部位の劣化です。

修理の手順は以下の通りです。

対処法1.スパウト単体が原因の水漏れの修理交換

修理の手順
  1. モンキーレンチを使って、スパウトと蛇口本体を接続している部分のナットを緩めて外す
  2. スパウトをつかんで下方向に引き抜く
  3. パッキンやスパウトを新しいものと交換する
    ※古いパッキンをピンセットなどで取り外す時に蛇口本体を傷つけないように注意してください。
  4. 逆の手順で蛇口を組み立て直す
  5. 止水栓を開けて、水がちゃんと出るかや水漏れがないかどうかを確認する

対処法2.蛇口本体のスパウト接続部位劣化による水漏れの修理交換

修理の手順
  1. 止水栓を閉める
  2. シンク下にある給水管・給湯管と蛇口のホースが繋がっているナットを、モンキーレンチを使って取り外す
  3. 蛇口本体をつかんで上に引っ張り、蛇口とホースごと本体を引き抜く
  4. 交換用の蛇口を、取り外したときと反対の手順で取り付ける
  5. 蛇口を取り付けたら止水栓を開け、水やお湯が出るかどうかや、水漏れしていないかなどを確認する

対処法3.水道管や給水栓が凍結しているときの修理・解凍

凍結した場合は以下のように解凍しましょう。

手順
  1. 露出している水道管や給水栓が凍結した場合
    50度くらいのお湯を数回かける
  2. 凍結した場所が露出していない場合
    日中に自然解凍するのを待つ

修理方法や解凍方法をご紹介しましたが、難しい作業が多いです。

無理して行うと、今以上の修理が必要になる可能性もありますので、業者に依頼することをおすすめします。

>関連記事:水道修理業者おすすめ5選!詐欺トラブルに遭わないための信頼できる業者の選び方

【場所別】蛇口の水漏れを自分で修理する方法

水漏れの原因のほとんどが、摩耗品や消耗品の劣化だと言われています。

場所別に水漏れの原因と修理方法を解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。もしかすると、DIYに慣れている方は自分で交換できるかもしれません。

ハンドル・レバーからチョロチョロと水漏れ

水漏れの中で一番多いのが、ハンドル・レバーからの水漏れです。

ハンドル・レバーは水を出し止めする時に必ず操作しますよね。そのため、一番摩耗しやすい部分なのです。

ハンドル・レバーからの水漏れの原因は、ナットやボルトなどのゆるみ、パッキンやバルブカートリッジの摩耗・劣化だと言われています。
では、それを修理するにはどうすればいいのでしょうか。

ナットが緩んでいる場合

〇〇
  1. ①キャップナットを締めなおす
  2. ②止水栓または元栓を閉める
  3. ③色ビズをプライヤーで左(反時計まわり)にまわして外し、ハンドルを上に引き抜く
  4. ④キャップナットをモンキーレンチで左にまわして外し、キャップナットの内側の三角パッキンを新しいものに交換する
  5. ④止水栓または元栓を開ける

バルブカートリッジが摩耗・劣化している場合

〇〇
  1. ①止水栓を閉める
  2. ②レバーハンドルを外す
  3. ③本体が回らないように注意しながら、モーターレンチなどの工具で回してから、バルブカートリッジの入っている胴体カバーを外す
  4. ④バルブカートリッジを交換する
  5. ⑤逆の手順で組み立てる
  6. ⑥止水栓を開けて、水漏れをしていないか確認する

蛇口の吐水口・パイプ先端からポタポタ水漏れ

蛇口の吐水口やパイプの先端から水漏れをする場合があります。

特に吐水口からの水漏れは、常にポタポタと水の音がするので、非常に気になってしまいますよね。

吐水口の接続部分から水漏れしている原因は、主にパッキンの経年劣化や本体の緩みです。
パイプの先端から水漏れをしている原因は、バルブカートリッジが劣化している可能性が高いです。
では、どのように修理すればいいのでしょうか。

吐水口から水漏れしている場合

〇〇
  1. ①止水栓を閉める
  2. ②レバーハンドルを外す
  3. ③本体が回らないように注意しながら、モーターレンチなどの工具で回してから、バルブカートリッジの入っている胴体カバーを外す
  4. ④バルブカートリッジを交換する
  5. ⑤逆の手順で組み立てる
  6. ⑥止水栓を開けて、水漏れをしていないか確認する

パイプの先端から水漏れしている場合(単水栓・ツーハンドル水栓)

〇〇
  1. ①モンキーレンチを使ってハンドルの下についているナットを外す
  2. ②ピンセットなどを使ってコマパッキンを外す
  3. ③コマが古くなっている場合は、パッキンだけでなくコマも交換する
  4. ④パッキンを交換する

パイプの先端から水漏れしている場合(シングルレバー混合水栓)

〇〇
  1. ①水を止める
  2. ②レバーを取り外す
  3. ③六角レンチなどでキャップを緩める
  4. ④ブッシングを取り外す
  5. ⑤古いカートリッジを外し、新しいカートリッジを入れる
  6. ⑥ブッシングとレバーをもとの位置に戻す

蛇口の設置部分クランク・壁際の水漏れ

キッチンやトイレ、洗面所、お風呂などの給水蛇口は、壁と蛇口が隣接しているタイプのものがあります。

そういった壁と蛇口が隣接しているタイプの場合は、壁と蛇口の間から水漏れをする可能性があります。

その原因はシールテープの劣化。では、どう修理すればいいのでしょうか。

〇〇
  1. ①水栓レンチを使い、水栓本体を壁から取り外す
  2. ②テープを外し、きれいに掃除する
  3. ③先端から二つ目のネジ山の位置を確認する
  4. ④確認した位置にシールテープを4.5回巻く
  5. ⑤シールテープをなじませる
  6. ⑥蛇口を取り付ける

シャワー水栓の水漏れ

お風呂ではよくサーモスタットタイプの混合水栓が使われています。シャワーホース付きであったり、サーモスタットの部品も多いため、水漏れしやすい場所になります。

シャワーの水漏れ原因を調べる場合、どんな症状かを確認してから調べるのがおすすめです。

〇〇
  • シャワーヘッドからの水漏れ
  • シャワーヘッドとホースの付け根からの水漏れ
  • シャワー水栓の吐水口からの水漏れ
  • シャワーと壁の隙間からの水漏れ

まず、シャワーヘッドからの水漏れの場合は、以下のような原因が考えられます。

〇〇
  1. シャワーヘッド内に水が残っているだけ
  2. コマパッキンの劣化や損傷
  3. バルブカートリッジの損傷
  4. 切り替え弁の損傷
  5. サーモスタットハンドル内の部品の損傷

シャワーヘッドのパッキン(リング)の交換方法

修理方法は以下の通りです。

シャワーヘッドOリングの場合
  1. マイナスドライバーで止水栓を止める
  2. シャワーヘッドとシャワーホースのつなぎ目の部分を反時計回りに回して、シャワーヘッドを分解する
  3. シャワーヘッドに取り付けられているOリングを取り外し、新しいものと交換する
  4. 止水栓を開けて水を出し、水漏れがないか確認する
シャワーヘッドUリングの場合
  1. マイナスドライバーで止水栓を止める
  2. シャワーヘッドとシャワーホースのつなぎ目の部分を下に下げて、Uパッキンを確認する
  3. Uパッキンの下にマイナスドライバーを差し込んで、Uパッキンを取り外す
  4. 新しいUパッキンを取り付ける
  5. つなぎ目部分を上にあげて、シャワーヘッドを取り付ける
  6. 止水栓を開けて水を出し、水漏れがないか確認する

次に、シャワーヘッドとホースの付け根からの水漏れの原因は、OリングやUパッキンの劣化が原因だと言われています。

コマパッキン(ケレップ)の交換方法

また、シャワー水栓の吐水口からの水漏れの原因は、コマパッキン(ケレップ)の劣化や損傷、バルブカートリッジの損傷、切り替え弁の損傷、サーモスタットハンドル内の切り替え弁の損傷でしょう。

修理方法は以下の通りです。

修理方法
  1. 元栓を閉める
  2. ハンドルのキャップを取り外し、下にあるネジをドライバーでゆるめてから外す
  3. ハンドルを反時計回りに回して取り外す
  4. キャップナットをプライヤーでゆるめて取り外す
  5. 三角パッキンを取り外す
    ※手で外せないときは、隙間にマイナスドライバーなどを差し込んで抜き取る
  6. スピンドル上部のネジをプライヤーでゆるめる
  7. 水栓本体から、座金とスピンドルを取り外す
  8. 本体の中に入っているコマパッキンを取り外し、新しいものを入れる
  9. 逆の手順で取り付ける

バルブカートレッジの交換方法

バルブカートレッジの交換方法
  1. 止水栓を閉める
  2. レバーハンドルを外す
  3. 本体が回らないように注意しながら、モーターレンチなどの工具で回してから、バルブカートリッジの入っている胴体カバーを外す
  4. バルブカートリッジを交換する
  5. 逆の手順で組み立てる
  6. 止水栓を開けて、水漏れをしていないか確認する

切り替え弁の交換方法

切り替え弁の交換方法
  1. 元栓を閉める
  2. 切り替えレバーの中心にあるネジを、プラスドライバーでゆるめて取り外す
  3. 切り替えレバーを水栓本体から取り外す
  4. 水栓本体についているナットをゆるめて、本体内部に入っている切り替え弁を取り外す
  5. 新しい切り替え弁を水栓本体に差し込み、ナットを締めて固定する
  6. 逆の手順で固定する
  7. 止水栓を開けて、水漏れがないか確認する

サーモスタットハンドル内の切り替え弁の交換方法

サーモスタットハンドル内の切り替え弁の交換方法
  1. 左右の止水栓を、マイナスドライバーを使って閉める
  2. マイナスドライバーを隙間に差し込み、ノブを外し、シャワーとカランの切替表示がついている部品も取り外す
  3. ナットを手で回して取り外す
    ※手で外せない場合はプライヤーなどを使う
  4. スペーサーを引き抜く
  5. 開閉バルブを取り外す
    ※固い場合はプライヤーで挟んで引き抜く
  6. 新しい開閉バルブとスペーサーをくっつけて、本体に差し込む
  7. ①~③を逆の手順で行う
  8. 水漏れがないか確認する

シールテープのまき直し方法

最後に、シャワーと壁の隙間からの水漏れはクランクのシールテープ・クランクパッキンの劣化だと言われています。
修理方法は以下の通りです。

シールテープのまき直し方法
  1. 水栓レンチを使い、水栓本体を壁から取り外す
  2. テープを外し、きれいに掃除する
  3. 先端から二つ目のネジ山の位置を確認する
  4. 確認した位置にシールテープを4.5回巻く
  5. シールテープをなじませる
  6. 蛇口を取り付ける

クランクパッキンの交換方法

クランクパッキンの交換方法
  1. 元栓を閉める
  2. 水栓本体とクランク管をつないでいるナットを、レンチでゆるめる
  3. 水栓本体を手前に引き抜いて取り外す
  4. クランク管に入っているクランクパッキンを取り外す
  5. 新しいクランクパッキンを、クランク管の中に入れる
  6. 水栓本体を取り付けて、レンチでナットを締めクランク管と接続させる
  7. 止水栓を開けて、水漏れがないかを確認する

パッキン・ケレップを変えても水漏れする場合の対処法

パッキン・ケレップを交換しても水漏れが止まらないと、焦ってしまいますよね。水漏れが止まらない理由は、主に3つあります。

水漏れが止まらない理由
  • パッキン・ケレップのサイズが合っていない
  • パッキン・ケレップの下に汚れがある
  • ネジやナットに緩みがある

では、詳しく見ていきましょう。

1.パッキン・ケレップのサイズが合っていない

パッキンやケレップは、メーカーや製品の種類によって、サイズが異なります。

そのため、適切なサイズのパッキン・ケレップを設置しなければ、隙間が空き、水漏れしてしまうのです。メーカーに問い合わせれば、蛇口に合うパッキン・ケレップを教えてくれ、購入することができますよ。

2.パッキン・ケレップの下に汚れがある

パッキン・ケレップの下に錆びなどのゴミが溜まっている場合にも水漏れが起きてしまいます。パッキン・ケレップを交換する際には、錆びなどのゴミがないかを必ず確認しましょう。

汚れている場合は、歯ブラシに重曹をつけ、掃除を行いましょう。

3.ネジやナットに緩みがある

女性や高齢者など、力の弱い方がパッキン・ケレップの交換をした場合には、ネジ締め付けが弱くないか、ナットに緩みはないかを確認しましょう。締め付けを強くすることで、水漏れが直ることがあります。
しかし、強く締め付けすぎると、部品が壊れる可能性もありますので、注意が必要です。

対処するのが難しい、または修理しても水漏れが直らない場合は、水道蛇口修理業者に依頼するようにしましょう。蛇口修理のプロであるため、安心して任せられると言えます。

蛇口修理・交換の際に知っておきたい業者の選び方

水道蛇口修理・交換を業者に依頼したことのない方にとっては、業者選びは難しいものです。

なぜなら、水道蛇口・交換業者は数え切れないほど存在するからです。GoogleやYahoo!JAPANなどの検索エンジンで、『お住まいの地域名+水道蛇口修理業者』を検索してみてください。きっと多くの業者がヒットすることでしょう。

その中で、優良な水道蛇口修理・交換業者を選ぶためには、主に3つのポイントをチェックする必要があります。

ポイント
  • お住まいの市区町村の水道局指定業者かどうか
  • 事前に料金見積もりができる
  • 実際の水道修理の口コミ評判・実績が多数

上記3つに当てはまる業者であれば、安心して依頼できると言えます。
それでは、詳しく説明しますので、参考にしてみてください。

お住まいの市区町村の水道局指定業者かどうか

水道局指定業者とは、法律・法令に定められた基準で適切に施工できると認められた業者のことを言います。給水管や水栓を新たに設置する新設工事や給水管の種類変更や経路・水栓の増設などの改造工事、給水管や水栓を他の管や分岐から取り外す撤去・修繕工事などの難しい工事は、指定業者でなければできません。非指定業者は、蛇口の交換・パッキンの交換のみ対応が可能です。

修理・交換を依頼する際には、必ず水道局指定業者であるかを確認しましょう。水道局指定業者ではない業者に依頼してはいけないわけではありません。中には信頼できる業者もいるため、以下で紹介する2つのポイントも参考にしましょう。

事前に料金見積もりができる

事前に料金見積もりができるかどうかも、業者を選ぶポイントのひとつです。事前に見積もりができる業者の中から、最低3社以上の業者から相見積もりを行いましょう。相見積もりをすることで、悪徳業者かどうかを判別することができます。

相見積もりを取った際には、料金と作業内容を確認しましょう。作業内容を理解するのは難しい場合が多いため、しっかりと説明してくれる業者が優良業者だと言えます。料金は地域によって異なりますが、おおよその相場があります。以下の記事で相場を紹介していますので、参考にしてみてください。

実際の水道修理の口コミ評判・実績が多数

水道蛇口修理を依頼する機会はなかなかないですよね。そのため、信頼できる業者を知っている方は少ないはずです。そこで、判断基準のひとつにあげられるのが、口コミ評判・実績です。業者の中には、ホームページ上に実績が記載されている場合があります。どのような修理・交換をしているのか、費用はどの程度かかっているのかを確認してみましょう。実績がしっかり記載されている業者は、信頼できる業者である可能性が高いです。

また、口コミ・評判サイトに掲載されている口コミには注意が必要です。サクラがいる可能性もあるため、過度に信じすぎない方がよいでしょう。友人や近隣の住民の方で、業者に依頼した経験のある方がいれば、その方に聞くのはよいかもしれません。

まとめ

摩耗品や消耗品の劣化による水漏れは、仕方がないですよね。

しかし、そうはいっても早く修理して、通常通り使用したいもの。
自分で修理できればもちろん良いですが、工具を使用したり、細かい部分を修理したりなど、素人には難しく感じる部分が多くあります。
そこで、おすすめするのが専門家への依頼。専門家である水道業者に依頼すれば、素早く修理をしてくれるので安心です。

水まわりのレスキューガイドでは、多くの水道業者を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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