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お風呂の蛇口から水が止まらない!蛇口の種類別に原因・修理方法を解説
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【緊急時に役立つ】お風呂の蛇口から水が止まらない時の原因・修理方法とは?

2024.09.27
2022.08.18
お風呂の蛇口から水が止まらない!蛇口の種類別に原因・修理方法を解説
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お風呂の蛇口から水が止まらなくなると水道代が高くなりそうなので、できるだけ早く修理したいですね。

水が止まらない原因は蛇口の種類によって異なります。比較的簡単に修理できる場合もありますので、DIYが得意な方は自分で修理してみてはいかがでしょうか。

この記事では、お風呂の蛇口から水が止まらない原因や修理方法を解説します。
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寺田 有志
監修者

水道設備業者 水道水栓設備主任

寺田 有志 (株式会社プログレス)

株式会社プログレス 入社平成23年5月 暮らしの中で必要なレスキューサービスを提供する株式会社プログレスにて水道水栓設備主任を担当。水回り業務に7年従事し、累計2000件以上の水道水栓関連のトラブルを解決。多くのお客様に信頼される「水道水栓」のスペシャリスト。

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お風呂の蛇口の水が止まらないときにできる応急処置

お風呂の蛇口の水が止まらないまま放置していると水道代が高くなってしまいます。

自分で修理する場合も業者に依頼する場合も、応急処置をしておきましょう。

止水栓を閉める

まずは水を止めるために止水栓を閉めましょう。壁付きの蛇口は左右の脚部についていることが多いです。台付きの蛇口は台の側面のカバーを外すと止水栓があります。止水栓は時計回りに回すと閉まります

止水栓が見当たらないときは元栓を閉める

止水栓がどこにあるかわからないときは、水道の元栓を閉めましょう。

元栓は室外についていることが多く、集合住宅の場合は玄関のドアを開けてすぐのボックス内、戸建ては水道メーターの隣に設置されているのが一般的です。

止水栓と同じように時計回りに回すと閉まりますが、元栓の場合は家全体の水を止めてしまうので、できるだけ止水栓を見つけて閉めた方がよいでしょう。

ネジやナットが緩んでいないか確認する

蛇口の水が止まらない場合、ネジやナットの緩みが原因というケースもあります。ドライバーやモンキーレンチを使ってネジやナットの緩みがないか確認してみましょう。

締め直すだけで問題が解決する場合もあります。

ただし、頻繁に水が止まらないトラブルを繰り返す場合、部品の劣化が考えられるので、交換を検討した方がよいでしょう。また、蛇口から変な音や異音が聞こえる際には下記の記事を読んでみてください。

お風呂の蛇口から水が止まらない原因

お風呂の蛇口から水が止まらない主な原因は以下の4つです。1つずつ詳しく確認していきましょう。

パッキンの劣化

蛇口から水が止まらなくなるトラブルで、最も多いのがパッキンの劣化です。パッキンは金属の部品の接合部分に挟むゴム製の部品です。

弾性があるため、隙間を埋めて水が漏れないようにする役割があります。

しかしパッキンは消耗品なので、長く使っていると劣化して固くなってしまいます。

劣化すると隙間を埋める役目を果たせなくなるため、蛇口の水が止まらなくなる原因になるのです。

バルブカートリッジの故障

お風呂の蛇口の主流は、シャワーとカランが切り替えられるサーモスタット混合水栓です。

サーモスタット混合水栓の蛇口から水が止まらない場合、バルブカートリッジの故障が原因の可能性が高いです。

サーモスタット混合水栓には水量や湯温を調節するバルブカートリッジが入っています。

バルブカートリッジが故障すると水量を調節できなくなるため、水が止まらないというトラブルの原因になるのです。

蛇口本体の部品の故障

蛇口本体の破損や故障により、水が止まらなくなることもあります。
本体にヒビがあるなど故障や、ハンドルや切替弁が空回りして閉めることができずに水がでない・水が止まらない場合は、蛇口本体を交換することになります。

同じ種類の蛇口を購入して自分で交換すれば安くつきますが、不安な方は業者に依頼するのがよいでしょう。

給水管の不具合

壁に取り付けられた蛇口の根元部分から水が止まらないときや、壁の中で水が流れている音がするときは、給水管の不具合が原因と考えられます。

給水管の修理が必要なときは、業者に依頼しましょう。

お風呂の蛇口の種類・設置場所

お風呂で使われる蛇口は主に3種類あります。蛇口の修理をする前に、それぞれの特徴を確認しておきましょう。

サーモスタット混合水栓

近年、お風呂の蛇口の主流になっているのがサーモスタット混合水栓です。

サーモスタット混合水栓には、お湯の温度を調節できる温調ハンドルと、水を出したり止めたりできる開閉ハンドルがついています。

温調ハンドルで湯温を設定すれば、内蔵されているカートリッジが自動的にお湯と水の量を調節します。

サーモスタット混合水栓の蛇口から水が止まらない場合、パッキンの劣化かカートリッジの故障が原因です

吐水口から水が止まらない場合は内部のバルブカートリッジの故障が原因と考えられます。

一方、スパウトの根元やクランクなどから水が漏れている場合は、その部分のパッキンの劣化が原因と考えられます

パッキンが原因の場合、ホームセンターなどで同じものを購入して自分で取り換えれば、比較的安く修理可能です。

しかし、カートリッジは構造が複雑なので、自分で交換するのが難しい場合は業者に依頼した方がよいでしょう。

ツーハンドル混合水栓

ツーハンドル混合水栓は、水用とお湯用のハンドルを回して手動で湯温を調節するタイプです。

蛇口の水が止まらない原因のほとんどはパッキンの劣化によるもので、ハンドル下や吐水口から水が止まらなくなります。

ツーハンドル混合水栓は比較的シンプルな構造なので、劣化したパッキンと同じものをホームセンターやネット通販で購入すれば、安価な費用で修理できます。

シングルレバー混合水栓

シングルレバー混合水栓は1つのレバーで湯温や水量を調節できるタイプです。キッチンや洗面台に多いタイプですが、浴室に使われることもあります。

吐水口から水が止まらない原因は、バルブカートリッジの故障が原因と考えられます。

また、パーツの連結部分からの水漏れが止まらない場合はパッキンの劣化が原因の可能性が高いです。

お風呂の蛇口の設置場所

お風呂の蛇口の設置場所は次の2ヵ所があり、設置場所によって修理方法が異なります。

設置タイプ 構造
壁付き 壁付きタイプはサーモスタット混合水栓に多いタイプです。給水管が壁の中にあり、水平に伸びる管に蛇口が結合されています。
台付き ツーハンドル混合水栓やシングルレバー混合水栓は、浴槽のフチに設置されることがあります。台の下側から垂直に伸びる給水管に蛇口が結合されています。

【蛇口の種類別】お風呂の蛇口の水が止まらないときの修理方法

ここからは、蛇口の水が止まらないときに自分でできる修理方法を解説します。

自分で修理したい方は参考にしてください。

サーモスタット混合水栓

サーモスタット混合水栓の蛇口の水が止まらない場合、バルブカートリッジの故障かパッキンの劣化が原因と考えられます。

吐水口の先端から水が止まらないとき

ハンドルを閉めているのに吐水口から水が止まらないときは、バルブカートリッジの故障と考えられます。

吐水口の先端から水が止まらないときの修理には、以下の4つの道具が必要です。

必要な道具
  • モンキーレンチ
  • ウォーターポンププライヤー
  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー

修理の手順は以下の通りです。

修理手順
  1. マイナスドライバーで左右の止水栓を閉め、水が止まっているか確認します
  2. 開閉ハンドルを取り外します
  3. インデックスを外します
  4. ナットをプライヤーで外します
  5. スペーサーを引き抜きます
  6. バルブカートリッジを引き抜きます
  7. 新しいバルブカートリッジとスペーサーを結合させて差し込みます
  8. ナットを取り付けます
  9. インデックスを取り付けます
  10. 開閉ハンドルを取り付けます
  11. 止水栓を開いて水が止まるか確認します

開閉ハンドルは、はめ込み式とネジ止め式があります。はめ込み式は手で外せますが、固いときは溝に沿ってマイナスドライバーを差し込むと外しやすいです。

ネジ止め式は、ハンドル側面のキャップを外してからプラスドライバーでネジを緩めると外せます。

スパウトの根元から水が止まらないとき

スパウトの根元から水が漏れ出て止まらないときは、パッキンの劣化が原因と考えられます。

パッキンを新しいものと取り替えることで修理できますが、パッキンには複数の種類がありますので、現在使われているものと同じタイプのものを用意しましょう。

スパウトの根元には上側が開いた「Uパッキン」が使われています。

パッキン交換には以下の3つの道具が必要です。

必要な道具
  • モンキーレンチ
  • マイナスドライバー

パッキン交換の手順は以下の通りです。

修理手順
  1. マイナスドライバーで左右の止水栓を閉めます
  2. スパウトの付け根のナットをモンキーレンチで緩めます
  3. スパウトを引き抜きます
  4. Uパッキンを取り外します。
  5. Uパッキンがついていた場所を布で拭きます
  6. 新しいUパッキンを濡らして本体に取り付けます
  7. スパウトを取り付けてナットを締めます
  8. 止水栓を開いて水が止まるか確認します

ツーハンドル混合水栓

ツーハンドル混合水栓から水が止まらない場合、原因はパッキンの劣化と考えられます。

ツーハンドル混合水栓はシンプルな構造なので、比較的修理しやすいです。

吐水口の先端やハンドル周辺から水が止まらないとき

吐水口の先端やハンドル周辺から水が止まらないときは、ハンドルの中のコマパッキン(ケレップ)またはスピンドルを交換することで修理できる可能性があります。

コマパッキンとスピンドルの交換には以下の3つの道具が必要です。

必要な道具
  • モンキーレンチ
  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー

コマパッキンとスピンドルの交換手順は以下の通りです。

修理手順
  1. 止水栓を閉めます
  2. ハンドル上部のキャップをマイナスドライバーで取り外します
  3. キャップの下のネジをプラスドライバーで緩めます
  4. ハンドルを取り外します
  5. カバーナットをモンキーレンチで緩めて取り外します
  6. 三角パッキンを取り外します
  7. スピンドルを座金と一緒に取り外します
  8. コマパッキンを取り外します
  9. 新しいコマパッキンを取り付けます
  10. 新しいスピンドルと座金を取り付けます
  11. 三角パッキンを取り付けます
  12. カバーナットを取り付けます
  13. ハンドルを取り付けます
  14. ハンドルのネジをプラスドライバーで締めます
  15. ハンドル上部のキャップを取り付けます
  16. 止水栓を開いて水が止まるか確認します

スパウトの根元から水が止まらないとき

スパウトの根元から水が止まらないときは、接続部分のパッキンを交換することで修理できる可能性があります。

蛇口全体を分解しなくてもスパウトを取り外すだけでパッキンを交換できます。

【必要な道具】

スパウトの根元のパッキン交換にはモンキーレンチを用意しておきましょう。

スパウトの根元のパッキンを交換する手順は以下の通りです。

修理手順
  1. スパウトの根元のナットを緩めます
  2. スパウトを引き抜きます
  3. パッキンを外して新しいパッキンを取り付けます
  4. スパウトを差し込み、ナットを締めます
  5. 蛇口を開いて動作確認をおこないます

壁とつなぐクランクナットから水が止まらないとき

壁付きタイプの場合、クランクナットから水が止まらなくなることがあります。

その場合もパッキンが原因と考えられるので、新しいものと交換することで修理できる可能性があります。

【必要な道具】

クランクナットのパッキン交換にはモンキーレンチを用意しておきましょう。

クランクナットのパッキン交換方法は以下の通りです。

修理手順
  1. 止水栓を閉めます
  2. 蛇口とクランク管を接続している左右のナットをモンキーレンチで交互に少しずつ緩めます
  3. ナットの中に入っているパッキンを取り外し、新しいパッキンを濡らして取り付けます
  4. ナットに蛇口本体を取り付け、手で軽くナットを閉めます
  5. モンキーレンチで左右のナットを交互に閉めます
  6. 止水栓を開いて水が止まるか確認します

シングルレバー混合水栓

シングルレバー混合水栓から水が止まらないときは、カートリッジの故障かパッキンの劣化が原因と考えられます。

吐水口の先端やハンドル下から水が止まらないとき

シングルレバー混合水栓の吐水口の先端やハンドル下から水が止まらないときは、カートリッジの故障が原因と考えられます。

カートリッジの交換には以下の道具が必要です。

必要な道具
  • モンキーレンチ
  • ドライバー
  • 本体固定専用工具
  • タオル(蛇口本体を傷つけないため)

カートリッジを交換する手順は以下の通りです。

修理手順
  1. 止水栓を閉めます
  2. レバーハンドルを固定しているネジを外してレバーを取り外します
  3. 蛇口本体にタオルを巻いて専用工具で固定し、レンチでカートリッジカバーを回します
  4. カートリッジを取り外し、新しいカートリッジと交換します
  5. 取り外したときと逆の順番で部品を元に戻します
  6. 止水栓を開いて水が止まるか確認します

蛇口本体の根元から水が止まらないとき

蛇口本体の根元から水が止まらない場合は、パッキンを交換することで修理できる可能性があります。

蛇口本体の根元のパッキン交換には以下の道具が必要です。

必要な道具
  • モンキーレンチ
  • ドライバー
  • 本体固定専用工具
  • タオル

蛇口本体の根元のパッキンを交換する手順は以下の通りです。

修理手順
  1. 止水栓を閉めます
  2. レバーハンドルを固定しているネジを外してレバーを取り外します
  3. 蛇口本体にタオルを巻いて専用工具で固定し、レンチでカートリッジカバーを回します
  4. カートリッジとスパウトを取り外します
  5. 古いパッキンを取り外し、向きに注意してパッキンを交換します
  6. 取り外したときと逆の手順で部品を取り付けます
  7. 止水栓を開いて水が止まるか確認します

壁と蛇口の設置面から水が止まらないとき

壁付きの蛇口は壁の中の水道管と接続しています。接続部分は金属の部品なので、隙間からの水漏れを防ぐためにシールテープを巻いています。

しかし、蛇口を長く使っているとシールテープが劣化してくるため、隙間を埋められなくなり、水が漏れ出してしまうことがあります。その場合は蛇口を取り外し、次の手順でシールテープを巻き直しましょう。

シールテープの巻き直し手順
  1. 止水栓を閉めます
  2. 蛇口とクランク(偏心管)をつなぐナットをレンチで緩めます
  3. 蛇口を取り外します
  4. クランクを手で回して取り外します
  5. クランクや壁側に付いている古いシールテープを剥がします
  6. タオルで汚れや油を拭き取ります
  7. 壁の取り付け穴にクランクをはめ、何回転回るのか確認しておきます(後で必要なので覚えておきます)
  8. クランクの接続部分にシールテープを時計回りに6〜7回巻きます
  9. 指で押さえてなじませます
  10. クランクを取り付け穴に入れて、先ほど数えた回数より1回転少なく時計回りに回します
  11. 蛇口を取り付けます
  12. ナットをレンチでしめて蛇口を固定します
  13. 止水栓を開いて動作確認します

クランクは時計回りに回します。逆回転させるとシールテープを巻き直すことになりますので、反対に回さないように注意しましょう。

まとめ

お風呂の蛇口の種類別に水が止まらないときの原因や修理方法をご紹介しました。

蛇口から水が止まらなくなったときは、まず止水栓を閉めて応急処置しておきましょう。

水が止まらない原因はパッキンの劣化やカートリッジの故障が原因の場合が多いため、自分で交換すれば費用を安く抑えられます。

しかし、自力で修理するのが難しいと判断したときは、無理せず水道業者に依頼しましょう。

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