生まれてからずっと一緒にいるはずなのに自分の肛門を肉眼で見る機会は少ない。
それと同じで、初期装備かというぐらいスマホを手放さない現代人だが、己の手に縫い付けられているが如く手放さないスマホの性能や契約のことは意外と理解していないものだ。
ちなみに私は、去年末に猛烈に肛門が腫れたので鏡で見た、カヌレみたいになっていた。
しかし、肛門は確認したのに惰性で使っているiPhoneのことはよく知らないままである、確かその時最新のものを買い、何年かの分割で支払うという、典型的なカモ買いをしたはずだ。
確か2年経った時に返却すればいいという話だったが、それを無視して使っている、その場合どうなるのか、いきなり残額を一括で支払えと言われても困る。
そんなわけで肛門から遅れること9か月、やっと自分のiPhoneがどうなっているのかを調べてみることにした。 まず、自分の情報を見るために、My auが体感にして4回ほど二段階認証を求め、アプリとWebサイトを8往復ぐらいしたような気がする。
セキュリティがしっかりされているようで何よりだが、人間はイラつくと最初は慎重に入力していた電話番号やパスワード、時にはクレカ番号を無呼吸連打で入力しだすので、このタイミングでフィッシング詐欺メールなどが奇跡のカットインをしてきたらひとたまりもない。
厳重なのは良いことだが、人間の苛立ちほどセキュリティを脆弱にさせるものはないので、快適なUIも心がけていただけると幸いだ。
調べてみたところ私はiPhone15を残価設定型の分割払いで契約しており、現在37か月目だ。
「24回で返却」が何だったのかというと、24回まで分割費を安く抑えることができ、それ以降は値上がりする、だがその時にiPhoneを返却すれば残債はチャラになるという契約だ。
しかしiPhoneを返却した後、ノースマホで野山を駆け巡る生活が訪れるかというとそんなわけもなく、また新しいスマホ、おそらくiPhoneを購入しまた同じような契約をすることになるのだろう。
つまり、残クレアルファードに爆笑していた奴が、知らない内に残クレiPhone状態になっていたということだ。彼らは自分のアルファードが残クレだと理解しているだけまだ賢い。
もちろん悪いシステムでもなく、この方法だと比較的少ない支払いで2年ごとに新しいiPhoneを使用することもできる。
もし残クレ状態から脱したければ、払い切るしかない、そうすれば以降このiPhoneは自分のものとなり、機種代金はかからなくなる。
37か月も払ったならもう払い切った方が良いだろう。
ちなみにこのプランであれば24か月までは機種代金1500円、それ以降は4,500円など、24か月で返却した方が得な設定をしているはずだ。
だが私は24か月以降もほぼ均等割りの設定をしてしまっている。
実質残クレなのに残クレの恩恵をほぼ享受していない「変態割」を自分に課していたため、本当に解約する意味がない。
何故このような設定にしたのか謎だが、おそらく何かにイラついていたのだろう、イラついている人間はセキュリティも甘くなっている上に判断力も低くなっている。
iPhoneの値上げで乗り換え意欲も減退
それに、新しいiPhoneはまた高いし、既存のiPhoneもまた値上がりをしたため、今のiPhoneに不満がなければ余計買い換える意味が薄い。
先日発売されたiPhone 18 Proは219,800円~、Maxは239,800円~である、もはやスマホの価格ではなくなりつつある。
しかも今回はProとMaxが先に発売され無印18は後に発売するらしい。漫画で言えば特装版が先に発売されるようなものであり、特典アクスタなどが不要であれば今買うべきではない。
そしてついに「折りたためるiPhone」である。iPhone Duoの発売も控えており、こいつに至っては344,800円~である。
いくら開けば小型タブレットのように使えると言われても値段を聞いたら、貧乏人はクソでかiPadを引きずって歩きますとい言うほかない。
しかし、これだけ値上がりしてもスマホはiPhoneと思っている人は多く、特に若年層はそうらしい。
今年夏に、親戚の集まりでリアル高校生に会ったが、やはりクラスでもスマホと言えばiPhoneであり、その他のスマホだと「ああ」という雰囲気になるらしい。
今の高校生は厳しいが、その高校生の親も厳しい。
ここは「iPhoneなんてみんな持っているし」といって、誰も知らない安価スマホ、もしくはスマホを持たない逆張りグループに所属してほしいところだ。
だがそういうグループに入ると「予後が悪い」のも事実である。
子どもにiPhoneをねだられるのは悩みの種だろうが、同時に「メジャー寄りに育っている」と思って欲しい。
