『Mr.ノーバディ』(2021)で世界中を沸かせたボブ・オデンカークと、『ジョン・ウィック』シリーズ(2015〜2023)の生みの親である脚本家デレク・コルスタッドが再タッグを組んだ『NORMAL/ノーマル』(2026年12月11日公開 配給:KADOKAWA)の主人公ユリシーズがあらゆる武器を駆使して町⺠を躊躇なく手にかける保安官の闘いの一部を捉えた場面写真6点が公開となった。
『NORMAL/ノーマル』は、アメリカの田舎町<ミネソタ州ノーマル>を舞台に、町で起きた銀行強盗をきっかけに、住民たちに急襲された臨時保安官の隠れた戦闘能力が顕在化していく様を描いたバイオレンス・アクション。
主演であり、原案、プロデューサーも務めるのが、『ブレイキング・バッド』(2008〜13/米・AMC)、『ベター・コール・ソウル』(2015〜22/米・AMC)で圧倒的な存在感を放ち、『Mr.ノーバディ』でアクション俳優として新境地を切り開いたボブ・オデンカーク。過去のトラウマを抱え、穏やかな暮らしを求めて着任したワケあり臨時保安官・ユリシーズを演じる。また、脚本は、オデンカークとともに原案・プロデューサーも務める『ジョン・ウィック』シリーズのデレク・コルスタッドが担当。初タッグを組んだ『Mr.ノーバディ』では<冴えない平凡な中年男が、実は最強の凄腕>という表と裏の顔を持つ男を描いたが、本作では一見真面目で控えめでありながら、隠されていた高い戦闘能力を発揮して襲いかかる町民たちを次々と返り討ちにしていく、新たな痛快おじさんヒーロー映画を誕生させた。中年アクションスターの地位を確立したオデンカークが、前作とはまた一味違う狂気と魅力を放つ。
メガホンを取るのは、『フリー・ファイヤー』(2017)『MEG ザ・モンスターズ2』(2023)などで刺激的なバイオレンスとアクション描写に定評のある鬼才ベン・ウィートリー。共演には、劇中でユリシーズと対立し町を陰で牛耳る町長役で、『バリー』(2018〜23/米・HBO)でエミー賞を受賞をするなど、長年ハリウッドの第一線で活躍するレジェンド俳優ヘンリー・ウィンクラー。ユリシーズが唯一心を許す孤独でタフなバーテンダー役に、世界的大ヒットシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』(2011~19/米・HBO)で強烈なインパクトを残したレナ・ヘディ。さらに、町の巨大な闇を暴く引き金となる銀行強盗犯キースを演じるのが、『レヴェナント: 蘇えりし者』(2016)などで存在感を見せた実力派のブレンダン・フレッチャー。1人の臨時保安官と町ぐるみの狂気が激突する凄絶な死闘が、ハリウッドの豪華キャスト・スタッフ陣によってここに開幕する。
ユリシーズが臨時保安官として着任したのは、雪に囲まれた田舎町<ノーマル>。優しい同僚や親切な町民と過ごす、穏やかな時間が流れている町。だが、保安官事務所には大量の武器、毛糸屋にはなぜか警察無線、小さな町なのに裕福な資産。そして、前任者の謎の死。そんな町に違和感を抱くユリシーズ。そんな矢先、突然、事務所の警報が鳴り響く。平和なはずの町で発生した重大事件<銀行強盗>。保安官としての職務を全うすべく、現場に急行するユリシーズ。しかし、その現場で、突如として同僚から銃撃を受ける。訳も分からず応戦するユリシーズだったが、実はこの町の秘密に触れてしまったことが原因だった。そして、始まった全町民との命がけの闘い。しかし、町民たちが「普通」の保安官と思っていた男は、危険な戦闘能力を持つ「普通」ではない男だった——。
この度、ボブ・オデンカークの俳優としての魅力が凝縮された、「オデンカークの表情9変化」を捉えた場面写真が一挙公開となった。相手を鋭い眼光で威圧する<凄み>、指先を添えてクールにキメる<ニヒル>、思わぬ事態に焦りを見せる<動揺>、相手を必死に説得する<真剣>、激しい攻防の真っただ中で放つ<気迫>、どこか哀愁を漂わせる<憂い>、無防備な姿を見せる<寝起き>、腹をくくった眼差しが印象的な<決意>、そして予想外の出来事に慌てふためく<パニック>といったオデンカークの表情カット、全9点。
穏やかな笑顔から、鬼気迫る顔、思わず笑ってしまうコミカルな顔つき、さらには胸の内に秘めた悲しみまで、まさに喜怒哀楽を超えた表情のオンパレードとなっている。一見「普通」の保安官でありながら、実は危険な戦闘能力を秘め、過去に深い傷を抱えるユリシーズという複雑な人物を、ボブはその表情ひとつで鮮やかに体現している。
そんなボブの演技について、ベン・ウィートリー監督はこう評する。「ボブがユリシーズにもたらしているのは、揺るぎない感情のリアリティです。言葉で説明するのは難しいですが、ラッシュ(試写映像)で彼の瞳を見つめると、セリフ以上の深い意味と感情がそこに宿っているのが分かります。だからこそ観客は彼という人間を信じ、彼が抱える痛みや迷い、そして自らの行動に対する道徳的な葛藤に深く共鳴できるのです」と、観客を物語へと引き込むボブの演技の奥深さに言及。さらに、「彼がこれほど優れた俳優である理由は、脚本を読み込み、シーンの解像度を上げていく過程で、セリフを付け足すのではなく“削っていく”ところにあります。セリフで説明するくらいなら、視線やウインク、首の傾げ方、あるいはフッと浮かべる不敵な笑みで語ってもらいたい。彼は重厚感(グラヴィタス)をもたらし、自ら救済を求めたことのない男が『贖罪』を得ていくプロセスを見事に体現してくれます。救済を強制的に突きつけられ、それを静かに受け入れる——ボブはこの手のキャラクターに圧倒的な説得力を与えてくれる最高の役者です」と、セリフに頼らず、表情や仕草だけでキャラクターに深みを与えるボブの卓越した表現力を絶賛する。
『ブレイキング・バッド』『ベター・コール・ソウル』で、ユーモアの裏に孤独や葛藤をにじませるソウル・グッドマンを演じきったボブだからこそ、本作でも「普通」ではない保安官の複雑な心情に圧倒的な説得力を与えている。
また、ボブ自身も「『NORMAL/ノーマル』は古典的な名作映画のような趣があります。『Mr.ノーバディ』がそうであったように、良い意味でどこか懐かしい味わいがある。キャラクターの魅力や作品の醸し出すムードへと観客を引き込み、その期待に完璧に応えて魅力を最大限に引き出してくれる。私自身、その世界観に完全に魅了されました」と、キャラクターの魅力が思う存分引き出された本作の見どころを語っている。
■ストーリー
ミネソタ州の白雪に包まれたのどかな田舎町<ノーマル>。臨時保安官として赴任したユリシーズは、住民たちの温かさに触れ、平穏な日々を過ごしていた。しかしある日、事務所の奥で長年眠っていた警報機が、突如として激しく鳴り響く。平和な町で起きた銀行強盗——駆けつけたその現場で、ユリシーズは町に隠された重大な秘密を知ってしまう。直後、信頼していた同僚や親切だった住民たちの態度が一変。狂気の牙を剥き、一斉に彼へと襲い掛かる!全町民<1,890人>が敵となり、孤立無援の絶体絶命に追い込まれたユリシーズ。逃げ場のない極限状態の中、明らかになったのはこの男に秘められていた凄絶な戦闘能力だった——!
■出演者(役名:俳優名)
ユリシーズ:ボブ・オデンカーク
町長:ヘンリー・ウィンクラー
バーテンダー:レナ・ヘディ
副保安官ブレイン:ライアン・アレン
副保安官マイク:ビリー・マクレラン
キース:ブレンダン・フレッチャー
■スタッフ
監督:ベン・ウィートリー
脚本:デレク・コルスタッド
原案:ボブ・オデンカーク、デレク・コルスタッド
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