9月10日、Appleの特別イベントで新しいiPhoneが発表されました。新モデルには目を引くフィーチャーが山盛りですが、やはり気になるのはその値段。iPhone Duoは36万4800円〜、iPhone 18 Proは21万9800円〜、iPhone 18 Pro MAXは23万9800円〜と、かなりの水準です。こうなると、勢いで購入を決断するのは難しくなってきますよね。
そんなとき、iPadがiPhoneの代わりになるのでは? と考える人は少なくないはず。特にiPad mini(第7世代)の8.3インチというサイズは、Pro Max(6.9インチ)より大柄だけれど持ち歩けるレベルで、セルラーモデルを選べば移動中のデータ通信もOK、SoCにA17 Proを搭載するからApple Intelligenceにも対応します。肝心の価格も新品で10万円以下と懐に優しく、これでiPhone代わりに使えるなら御の字といえそうです。
しかし、iPadセルラーモデルとiPhoneには、決定的な違いがいくつかあります。
1つは「電話番号を使った通話とSMSに対応しない」こと。音声通話はFaceTimeやSNSアプリを使えばiPadでも可能ですが、携帯番号で連絡してくる相手とはコミュニケーションが取りにくくなります。SMSに対応しないことも、2段階認証でSMSを使うサービスが多い現状を考えると、大きなデメリットといえるでしょう。
現行iPadにはNFC/FeliCaチップ搭載モデルが存在しないことも、大きな違いです。電車やバスで移動するとき、コンビニで買い物するときなど、端末をかざすだけで決済できることはiPhoneの強みです。
ほかにも、カメラ性能の違い、アプリの非互換性(セルラー通信依存のアプリ)など、実用面での差は無視できないレベルで存在します。予算の都合でiPadを選ぶ場合、1台ですべてを賄おうとせず、電話と「おさいふケータイ」は他のスマートフォンに任せてしまう、といった方法で解決することが現実的なのかもしれませんよ。
