2025年ロカルノ国際映画祭批評家週間でグランプリを受賞した、アイルランドの過去と現在の姿をミュージシャンや市井の人々の視点から捉えたドキュメンタリー映画『ケルト・ユートピア』(2026年8月22日公開 配給:ユーロスペース)の本編映像とイベント情報が公開となった。あわせて、コラボドリンクの販売も発表になっている。
『ケルト・ユートピア』はアイルランドの音楽シーンと、この島のひとつの側面を捉えたドキュメンタリー。人びとの心に響く豊かな音楽に、ポストコロニアル時代のアーカイブ映像を交え、歴史の傷跡に向いあうアイルランドの現在を浮かび上がらせる。
今回公開となったのは、『ケルト・ユートピア』撮影初日の場面。ダブリンを拠点に活動するバンド、ザ・デッドリアンズのフロントマンを務めるショーン・フィッツジェラルドが橋の上で弾き語りを始めると、横に並び絡み始めたのは酔っ払いの男性。気がつくと服を脱ぎ始め、ショーンは川に飛び込むのでは?と危険を察知。「酔ってるだろ 溺れるぞ」というショーンの警告に対し男性は「泳げる」と豪語する。心配する撮影一行をよそに男性は川へと大胆ダイブする。よろよろと泳ぎ、ハシゴを上り、橋へと戻ってくると見せかけて……またもダイブ。大きな水飛沫を上げるのだった。本作では、「演奏と観客との間にある隔たりを限りなくなくす」ことを軸にした監督の意図が生かされており、屋外での演奏はアーティストとそれを取り巻く人々の環境までもをそのまま捉えている。ライブハウスやステージではなく、彼らの生活する家や街などで演奏するシーンをぜひスクリーンで確かめていただきたい。
また、公開あわせて、本作の監督、デニス・ハーヴェイとラース・ローヴェンが来日することとなり、上映劇場であるユーロスペースでの登壇イベントが決定した。さらに、SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(SPBS)ではファッションブランド「DEPT」を主宰し、デザイナーとして活動する一方、環境問題や人権、社会課題についても積極的に発信を続けるeriとの対談を予定している。実施イベントは以下の通り。
■ 会場:渋谷ユーロスペース
■2026年8月22日
■12:00の回上映後
トークショー:デニス・ハーヴェイ監督、ラース・ローヴェン監督
■14:15の回上映後
Q&A:デニス・ハーヴェイ監督、ラース・ローヴェン監督
■2026年8月23日
■14:25の回上映後
Q&A:デニス・ハーヴェイ監督、ラース・ローヴェン監督
■2026年8月24日
■18:50の回上映後
生演奏付き舞台挨拶:Pinch of Snuff、デニス・ハーヴェイ監督、ラース・ローヴェン監督
■SPBS本店イベント
映画『ケルト・ユートピア』が映す、文化と社会――eriと考える、音楽と小さな革命
■ 日時:2026年8月23日18:00〜19:30(受付:17:45~)
■ 会場:SPBS本店(東京都渋谷区神山町17-3テラス神山1F/オンライン
■ 登壇:eri、デニス・ハーヴェイ、ラース・ローヴェン(『ケルト・ユートピア』監督)
■ 参加費:会場参加2,200円 オンライン視聴1,650円
SPBSでのイベント参加申込みはこちらから。当日は通訳を交えながらトークを進行する。また、チケット購入者は、1か月間アーカイブ配信を視聴できる。
加えて、ユーロスペースが入るKINOHAUS1階のカフェ「Café 9」にて『ケルト・ユートピア』とのコラボドリンクが販売される運びとなった。販売期間は2026年8月22日~9月11日。コラボドリンクは以下の通り。
・ジェムソン アイスアイリッシュコーヒー(800円)
・ジェムソン ジンジャー&ライム(700円)
・ギネスビール(瓶/900円)
・アイリッシュブレックファスト リーフティー(HOT/500円)
なお、公開初日にユーロスペースで鑑賞すると、アイルランドを代表するウィスキー「ジェムソン」のハイボールをロビーにて1杯無料で楽しめる。実施日時は8月22日の13:30〜14:30と15:45〜17:00で、1人1杯のみ、なくなり次第終了となる。劇場内で飲むのも可能。
■出演者
ザ・メリー・ワロパーズ
ランクム
ザ・デッドリアンズ
■スタッフ
監督:デニス・ハーヴェイ、ラース・ローヴェン
© MDEMC & SVERIGES TELEVISION SVT 2025

