韓国でZ世代を中心に話題となったミステリーホラー 『怪速急行■■行き』(2026年7月31日公開 配給:ショウゲート)の本編冒頭映像が公開となった。

  • 韓国のミステリーホラー 『怪速急行■■行き』の本編冒頭映像が公開

    韓国のミステリーホラー 『怪速急行■■行き』の本編冒頭映像が公開

『怪速急行■■行き』は、「人が消える」駅の真相に迫ろうとする万バズを狙う動画クリエイターの姿を追ったミステリーホラー。邦題の「■■」は「ピーー」と読むそうだ。「駅」という慣れ親しんだ空間を舞台に、電車、広告、自動販売機、吊革など見慣れているはずの物が突如として不気味なものに見えてくる。ありふれた日常にある潜在的恐怖を想起させ、他のホラー作品とは一線を画す世界観を構築したのは、新進気鋭のタク・セウン監督。

主人公の動画クリエイター/ダギョン役には、注目の若手俳優チュ・ヒョニョン。本作が長編映画デビューとなった彼女は、再起のために苦悩する動画クリエイターの情熱的な姿から、恋する女性の純真な姿、「人が消える」駅の謎へと傾倒していく危うい姿まで、幅広い姿を披露し鑑賞者の共感を誘う。そのダギョンに駅の奇妙な噂を聞かせてくれる駅長役には、チョン・ベスがキャスティングされた。近所に住むおじさんのような親しみやすい印象と、曖昧で不穏な雰囲気とのバランスで、作品にぞっとする緊張感を与えている。そしてダギョンが所属するコンテンツ製作会社のプロデューサー/ウジンを演じるのは、Golden Childのメンバーとしても活躍中するチェ・ボミン。

今回、物語の始まりを告げる編冒頭映像が公開となった。舞台は深夜の地下鉄「光臨駅」近くの構内。「ジェゴル、見つかったか?」という無線の声に「誰もいません」と答える駅員の男。「もっと奥を捜してみろ。確かに見た」と指示を受け、「はい」面倒くさそうな声で答えながら、線路内を懐中電灯であたりを照らすが誰もいない。しかも途中で懐中電灯がついたり消えたり。「なんてこった」と困惑の様子が伝わる。しかも指示をしていた無線の声が途切れ途切れになり、一瞬明かりが照らした先に何かが。必死に目を凝らしながら「誰かいますか?」というが答えはない。すると、誰かがゆっくり歩いている音だけが響き渡り、慌てて振り返る。が、背後から電車の警笛音とともに赤い光が駅員の男に迫る。これは単なる事故なのか、それとも、何かに導かれた悪夢の始まりなのか。駅の暗闇に潜む何かを捜して、目を凝らすこと間違いなしのシーンとなっている。

本作の没入感と容赦ない恐怖体験のキモとなるのが、舞台となる「光臨駅」だ。タク・セウン監督は「光臨駅」を単なる「怖い」空間に設定したのではなく、「光臨駅」自体が記憶を持ち、人々を飲み込む 「生きた存在」として設定したとのことで、そのため、光臨駅を設計する際に最も重要視したのは「どこかに存在していそうだが、おそらく存在しないと感じられる、絶妙なバランスを実現すること」という。光臨駅は実在の地下鉄の駅をモデルにしているが、「本物のようだが、偽物のような空間」という二面性を強調するため、狭いカメラアングルを選択し、駅が持つ閉鎖感を極大化させた。タク監督は観客に「この駅を初めて見たとき、ソウルの地下鉄のようだけど何かがおかしい、と感じてもらいたかった」と語る。 その結果、唯一無二の「見知らぬ、でもどこか馴染みのある」空間が誕生し、観客にとって馴染みのある空間からホラーの舞台として豹変した「駅」は、日常に隠された強烈な恐怖を呼び起こすだろう。

■ストーリー
再生数に伸び悩むホラー系動画クリエイターのダギョン(チュ・ヒョニョン)は起死回生を賭けて、国内で最も行方不明者が発生すると噂される地下鉄「光臨駅」の都市伝説を動画配信サイトに公開。するとその動画はたちまち万バズし、一夜にしてランキング上位へと躍り出る。さらに再生数への飽くなき欲望が止まらない彼女は、「人が消える」駅の真相を求めて、戻れない闇へと足を踏み入れていく。

■出演者
ダギョン:チュ・ヒョニョン
駅長:チョン・ベス
ウジン:チェ・ボミン

■スタッフ
監督:タク・セウン
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