中国向け越境ECおよび、 中国を主軸とした海外プロモーション・インバウンド支援を行うインタセクト・コミュニケーションズは7月14日、京都中央信用金庫と共に京都がテーマの越境ECモール「京都優品跨境商城」(きょうとゆうひんこきょうしょうじょう、和訳:京都の優れたモノを集めた越境ECモール)を、中国最大のECセール商戦に合わせて6月中旬に本格的にスタートしたことを発表した。

同ECモールは、京都中央信用金庫の取引先企業に対する支援事業としてスタートしたもの。2020年5月末より試験的にオープンし、参加企業が出品した食品、酒類、雑貨、日用品、工芸品などがモール内に掲載されている。7月1日時点で、参加企業は67社、取扱商品数は426SKUに上る。

  • 越境ECモール「京都優品跨境商城」のイメージ

今回のプロジェクトにおいて、京都中央信用金庫が資金を拠出し、メッセージアプリの「WeChat」上のアプリであるミニプログラム内にインタセクト・コミュニケーションズが越境ECサイトを構築した。

またサイトを構築に加えて、インタセクト・コミュニケーションズは商品説明の翻訳、広告、中国のインフルエンサーであるKOL(Key Opinion Leader)を起用した動画配信「ライブコマース」も展開。今回のECモールの本格スタートにおいては、中国国内のショッピングイベントである「618商戦」直前に行ったKOLによる動画配信が、モールの知名度を向上させ販売に対しても寄与した。

インタセクト・コミュニケーションズによれば、コストの高さや競合の激しさなどから、中小企業単体での中国ECマーケットへの進出は困難だという。そうした現状を踏まえ、同社は専用のECモールを構築し、企業の商品を取りまとめた「地域ブランド」として売り出すことで、多くの中小企業が中国ECマーケットへの進出を低コストで実現できるとしている。