リスクモンスターは8月25日、第8回「金持ち企業ランキング」調査結果を発表した。同ランキングは、決算書の記載に基づき算出したNetCashを比較したもの。

今回、第1位になったのは「任天堂」(NetCash8,904億円)だった。これに、第2位の「信越化学工業」(同8,130億円)、第3位の「SMC」が(同5,367億円)が続いている。上位の常連のキーエンスは第4位、ファナックは第5位だった。

前回順位との比較においては、「日揮ホールディングス」(前回42位→15位)と「オムロン」(前回39位→19位)が大幅にランクアップし、前回上位20社圏外からの上位進出となった。両社は営業キャッシュフロー増加によって現預金を蓄積し、NetCashを増加させているという。

「セブン&アイ・ホールディングス」(前回19位→6位)は、高水準の営業キャッシュフローを維持して現預金を蓄積しつつ、同時に総借入を減少することでNetCashを増加させているという。

メモリ事業の売却によって多額のCashを獲得して前回1位となった「東芝」は、今回NetCashが489億円、営業キャッシュフローが1,421億円のマイナスとなり、2,647位に大幅ランクダウンした。

  • 第8回「金持ち企業ランキング」ベスト100 資料:リスクモンスター