東北福祉会、日本ユニシス、ユカイ工学、東北電力の4者は6月28日、コミュニケーションロボット「BOCCO(ボッコ)」を活用した介護福祉施設向け新サービスの開発に向けて、7月1日より実証を開始することを発表した。

  • BOCCOを活用した「コミュニケーションサポート」

    BOCCOを活用した「コミュニケーションサポート」

今回の実証では、東北福祉会が運営する介護福祉施設「せんだんの里」において、施設利用者の個室にコミュニケーションロボット「BOCCO」を設置し、新たに開発した3者間のコミュニケーション機能を活用して、 施設利用者とその家族、介護スタッフ間のコミュニケーションが円滑となるようにサポートするという。

また、BOCCOを介護福祉施設の共用スペースに設置し、コミュニケーション機能を活用した施設利用者への声かけやセンサによるお知らせ機能による施設利用者の行動把握、定時発話機能の業務連絡への活用など、 介護スタッフの業務効率化のサポートが可能かどうか検証を行うということだ、。

実証期間は7月1日〜9月末までの3カ月間で、実証で得られた知見やノウハウを活用し、介護福祉施設向けの新たなサービスの開発・充実に取り組むということだ。